さんぽみちクラブ 子育ては失敗・ほろ苦さ時々喜び

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アゲハチョウの幼虫の神秘的な能力

2020年11月08日 | 子育ての苦い経験・喜び
 アゲハチョウの幼虫の神秘的な能力

 10月にアゲハチョウの幼虫を3頭
 (チョウの単位は頭・とう だそうです)
 飼っていると書きました。
 外は寒いので動けなくなっているようなので
 部屋の中で飼っていましたが
 3頭とも無事にさなぎになってホットしました。


  

  

  
  
 10月30日には1頭が
 葉っぱから離れて動き出したので
 さなぎになる前兆を感じました。
 アゲハチョウの幼虫は十分成長するとさなぎになる時
 より安全な場所に移動してさなぎになる時が多いようで
 みかんの木から離れて動き出します。
 もう1頭も翌日さなぎの準備に入りました。
 少し成長の遅かった最後の1頭も無事にさなぎになり
 ホットしました。

  
  
 幼虫は幼い頃は糞などに擬態し白黒ですが
 大きくなると糞の擬態では不自然なので
 緑色になりみかんの葉の緑色に変化します。
 そしてさなぎになる場所の回りの色に同化して羽化を待ちます。
 ミカンの葉っぱがそばにあった2頭は
 さなぎの色が緑色になり
 もう1頭は少し離れた所で飼育箱のふたの色になりました。
 それでも卵から成虫になるまでの生存率は1%といいます。
 自然界は本当に厳しい世界です。


 初めて見たのですが、さなぎになっても敏感で
 飼育箱を動かしたときに
 ウニュウニュと動いたのでびっくりしました。
 もう少しだけ室内で様子を見て羽化したら困るので
 外に出して寒さの中で春を待つようにします。
 長い冬ですが命がけで春を待つさなぎたちを
 見守りたいと思います。


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