好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。シティーハンターとADV全般の話題が主。※只今、家族の介護問題が発生中です。あしからず。

EP23 手塚明美編(JC第12・13巻)、考察。

2021-05-31 | 『シティーハンター』原作考察
出逢って恋して占って

前回の結城礼子編で、言わば黄金の方程式が得られた事により、ストーリーは一段と洗練されていく。

手塚姉弟ら、複数のゲストキャラの思惑が複雑に絡まる内容が、テンポ良く描かれていく。
意外な展開に驚かされる、ミステリ的側面が強まった。

特に、明美の成長ぶりには注目すべき。
彼女は、大人たちに流される進路を払い除け、占いに流される自分の考えを改める。

また、この回で初登場する殺し屋、銀狐は『シティーハンター』全体を語る上での最重要キャラの一人。
断じて忘れてはならない。

因みに、アニメ版で明美を演じているのは当時のアイドル、国生さゆり氏。
このエピソードは、アニメの話題作りのために芸能人を起用する走りでもあったのだ。

それでは。また次回。

月蝕のもたらした、ある世界線の物語。

2021-05-30 | 物語全般
映画『おとなの事情』のDVDを見る。

本家本元、イタリア版を購入してじっくり見た。
序盤は、幕版洋画の恒例、「登場人物の名前が頭に入らない現象」で少し手こずる。
そのため、一旦ビデオを止めて自分なりにメモを書き留めて再挑戦。

見終えて実感。
このキャラやシナリオの設定はイタリアこそ似合う。せめて欧米じゃないと合わない。

子供の頃からの幼馴染みの男性4人が、自分らの家族ぐるみで開くホームパーティ。
酔った勢いと話の盛り上がりから、何となく始まったスマホ開示ゲーム。
はじめは笑えるレベルだったのが、やがては参加者の心の闇や、家族問題、ゆるすぎる下半身などが暴露されていき、最終的に全員の関係が瓦解してしまう。

が……それは、あくまで月蝕の夜がもたらす狂った夢。
彼らは、開示ゲームを「しなかった」。
謎は謎のままに閉じられる。

ただし、ラストのこの解釈は私の個人的な物。
見る人によっては混乱してしまってるようで。
その人なりに想像するのが、この映画の楽しみ方ではないかと思う。

それでは。また次回。

ジャンプ(25号)私的雑感。

2021-05-29 | ジャンプ
積み重ねた時間と努力の先にある、皆で迎える幸福な結末。



★覚えた台詞、三本勝負。

1.(無理だってわかってる。
でも、俺はいくらでも限界を超えられる)
(『夜桜さんちの大作戦』)

2.「幼子でも教えれば出来ることは沢山ある」
(『逃げ上手の若君』)

3.(もうだいぶ慣れました)
(『高校生家族』)


※補記

読切『Bad Tripper』(by踊場ゆう)、
読切『すたーと・おーばー』(by吉野マト)掲載。

それでは。また次回。

緊急事態は終わらない。

2021-05-28 | 日常
金曜になれば、記者会見の動画を見ながら、まだトンネルの先が見えない事にため息をつくのが、もはや恒例。
たまった仕事を片づけて、一息つきながら晩酌して、細かい不安を振りきろうと抵抗してる今。
もともと予想も覚悟もしていた事ではあるが、実際に突きつけられると、やはりヘコむ。

もっとも、私の地域では、公共施設は無事に動いてるから、そこまで苦しいわけではない。
映画館にも図書館にも通ってるし、美術館にも先日行ってる。
飲食店にも行かせてもらってる。
ただし、危険を感じた店には近づかないように気をつけている。
集団(8人)・パーティション無し・マスク無し・大声で笑ってる、の役満の店とかも見ちゃったし。

毎度同じように事を繰り返し書いてるかもしれないが、結局は食事や睡眠に気を払って生きるしかない。
私の周りの知人(高齢者)も、ぼちぼちワクチン1回目を受けたと聞いたから、その希望も持っておく。こっちまで早く回って来い。
ともあれ、自分なりに気をつけて生きていこう。

それでは。また次回。

田舎の森の早朝任務。

2021-05-27 | 出来事
今夜も早めに寝ます。

以下、事情説明。

昨夜は本来、家の思い出話でも少し書こうかという予定だったが。
突如、精米機が故障したのが、くたびれた直接の理由。
修理手続きを進めたいのは山々ながら、一旦あきらめたのは、翌朝(つまり今朝)、大仕事が待っていたから。
朝5時に家を飛び出し、外を一回り。
知人からの頼まれ事を2件こなすため。

一つは、半ば野生化した桑の実を拾い集める事。
自然の木なら小指爪くらいの実が、私の知るその木だと親指先くらいデカイ。
朝一番なら、熟しきって落ちたばかりの最大に甘いのが手に入る。

もう一つは、森にはびこる、ツル性植物を調べる事。
細工物に使えそうな、ある程度太く丈夫なツルを探しては写真に撮り、剪定バサミでサンプル採取。

歩き回る内に雨足が強まってきて焦るものの、何とか無事に終えて帰宅。
で、それから朝食と弁当作って身繕いして、精米機の問い合わせして、あれやこれやで、一日過ぎた。
桑の実も、ツル草のサンプルも、渡したら喜んでもらえて安堵。
なお、ツル草については後日、改めて種類を絞って採取し直す予定。

もう一踏ん張りすれば、休息が待ってる。
のんびり自分一人の時間めざそう。

それでは。また次回。

キャパオーバ

2021-05-26 | 出来事
一日中時間に追われ、用事はまだ残り、寝る前に少しだけ欲を出したらミスして、やらなきゃいけない事が更に増えた。
取りあえず寝ます。

『語咄し編(2)』雑感。(その7)

2021-05-25 | ひぐらしのなく頃に
胡蝶の夢 ─Endless Nightmare─』

現実は非情である。というお話。

『祭囃し編』を経て真っ当な時間を進み始めた梨花が、その来歴を否定されたのが『賽殺し編』だった。

その『賽殺し編』を経て、真っ当な時間線に辿り着いた梨花が、またもその来歴を否定される。
しかも今度は『賽殺し編』と異なり、何一つ救いはない。
登場人物たちは誰も、向上心も後悔もなく死に絶え、梨花は無意味に殺され続けている世界が繰り返される。

カケラ達にはあらゆる可能性があるとは言え、ひたすら反転した事情が連なるばかりなのを読むのは苦しかった。
後それから。読み返すには挿し絵がネック。
個人的に、ラストの“綿流し”のグロ画像は見るに耐えず。
私はホラーは嫌いじゃないがスプラッタは無理。微妙だが大事なライン。
忘れがたいが忘れたい、何とも言えない話だった。

それでは。また次回。

ホテルは私の避難所です。

2021-05-24 | 出来事
突発(イレギュラー)の用事が重なりすぎて、限界越えてた昨夜。
スマホの充電減ってて焦りながら、一番安いビジホ調べて、コンビニで弁当を買ってからチェックイン。
後は食事して風呂入って寝るだけ……と思いたいのに、うまくいかない。

ホテルにはコンセントはあったが、充電コードがない→100円ショップへ行って戻ってくる。
弁当食べようとしたら箸もらうのを忘れてた→別のコンビニへ買い足しして戻ってくる
風呂の温度設定間違える→お湯入れ直し

何度もミスやりながら、とにかく寝る。
が、帰宅した時には、体は再び汗ばんでる。
シャワーして、溜まってる洗濯して、食事して、寝る→今。

そもそも食欲もやや鈍化してる。
糖分とカフェインと香辛料でないと受け付けない。
アルコールだけは抑えようと理性に言い聞かせてる。

趣味の時間は取れてない。
ネットもほぼ遮断、ツイッター閲覧もあきらめた。
あと、ジャンプまだ買ってないと今気づいた。

今夜までは、敢えてぼんやりする。
というのも、明日からまた1週間後まで、私としては予定びっしり。
次の週末も外泊したい。家では回復できない。
ただ、今の時勢だと、ホテル利用もいつまで出来るのか。
私にとっての避難所、どうか休業しませんように。

それでは。また次回。

ジャンプ(24号)私的雑感。

2021-05-23 | ジャンプ
『Dr. STONE』のスイカ。マスコットキャラ、卒業。



★覚えた台詞、三本勝負。

1.「分からない」ことが怖かった。
でもさ、分からないからこそ人は繋がり合うんだよね。
(『No one knows』(読切))

2.(──なんで気づいちゃうんだよ。
名前の呼び方一つであんなに悩んでたのに、俺の行動を見ててくれたってだけで、嬉しさで、そんなのどうでもよくなるじゃん)
(『アオのハコ』)

3.「『仲直りはその日のうちに』!
今のシンの家族の家訓ネ!」
(『SAKAMOTO DAYS』)


※補記
読切『No one knows』(by片岡誉晴)、
読切『愛と力』(by轍平)、
読切『Jean the Just』(by高畑悠)、掲載。

それでは。また次回。

『うみねこのなく頃に咲』プレイ記録。 (その1)

2021-05-22 | うみねこのなく頃に
(プレイ時間:約5時間)

この時点で既に情報量が多すぎて、メモの収拾が付かなくなりそうになってきた。

つまるところ、このEP1ってのは、
安田紗代が戦人の視点で、そして真里亞の名義で書いた、絵羽と秀吉を買収して殺人事件を起こす推理小説風のボトルメール、
を八城十八(フェザリーヌ?)が膨らませた再現ドラマでありゲーム盤、
でいいんだろうか。
……我ながら何言ってるか分からない。

というわけで、今の時点で残しておきたい事柄を記していく。
今後はこうした、数時間ごとのプレイ記録になるかもしれない。

・難読の人名。会話文で全て発音されてしまうため、少々勿体ない。
・戦人の言動がやや幼いのは、紗代の覚えている彼が12歳で止まってるから?
・秀吉のエセ関西弁がホントに中途半端なアクセントで恐ろしい。
こんな喋り方を身につけちゃったら、普通の言語つかえなくなりそう。
・真里亞の、うーうーの台詞がうますぎて怖い。
言語化能力の低い子のあいまい音そのもの。
・熊沢のさぼり癖は、九羽鳥庵ベアトの世話をしてた事からか。
・金蔵の部屋の匂いは防腐剤?
南條が屋敷にいるのは、この処理のためか。
・戦人らが去った後の嘉音は三人称描写。
「僕だって……」右代宮一族なんだ(← 一例)
・「名ばかり女房」「下衆女」
端女や下女は削除されてる。
・海岸で戦人、碑文の「の郷」を読み間違えてる。まさにミスリード。