吉祥寺観光の日。CHファンの“先輩"と。

9/29(日)。
ツイッターご縁の方と、カフェゼノン＆ゼノンサカバ(＆吉祥寺観光)へ行ってきました。
停電騒動終わったら会いたいと言って下さってた事、本当に嬉しかった当時。
なお、私よりCHファン歴の長い、いわば“先輩”で、会うのはこれで4回目。

お昼前の待ち合わせの前に。あえて新宿で途中下車。
前回のオフ会、ジャンプ酒場での会計で、宙に浮いて余った形の50円を、花園神社に奉納。
日曜開催の骨董市で、金のサソリと、翡翠玉を抱く龍と、飾りをお守りとして買ってみた。

吉祥寺駅で(私は)ウロウロ迷いながら、カフェゼノンで待ち合わせ。
11:00～13:00、ランチプレートを食べながら……
銃器談議や宝塚談議に花を咲かせる。
一つに留まらない広範囲のシュミ話を出来る幸せ。

13:00～15:00、主に古本屋さんを巡る。細かい活字時代の文庫に心が乱舞。
『コルト拳銃の謎』は、「タイトルだけで買ってみた。」

そして15:00以降は、ゼノンサカバで……何を話したかまとめたら本を出せる。
まさか自分の、本格的CH考察論を語れる場が、人生であるとは。リアルで。
相手の方は海外小説について教えて下さったり。
私は声優好きとして、バイノーラルCDは面白いですよーとか言ってた記憶。

そして結局、今回のゼノンサカバでもまた、会計で数百円が宙に浮いた。
個別会計で外税を考えた時、計算ミスと誤差が出てると思われ。
近いうちにまた、花園神社に納めてこよう。
カエサルのものはカエサルに。新宿のものは新宿に。

それでは。また次回。

創られた世界で、勇者は走る。

映画『レゴ　ムービー』のDVDを見る。

公開当時は、純然たる子供向けと思い、見過ごしていた。
が、メタ構造を巧く扱ってるという評を読み、それで見た。

結論を言えば。数ヶ月ぶりに映画で泣いた。歓喜でマジ泣きした。

最初の舞台は、レゴブロックで作られた街・ブロックシティ。
主人公は、マニュアルに沿って生きる一介の作業員・エメット。
彼はひょんな事から、「世界」を救う勇者として活躍する事になる。

カラフルなブロックによる遠大なジオラマや、
刻々とトランスフォームするアイテムを眺めるだけでも見る価値ある。
主人公とヒロインとの共闘による成長も、胸が温かくなる。

そして、ストーリーの核心は――上位世界にある。
エメット達の「世界」の概念を作る、私たち現実の「世界」だ。
「大人」も「子供」も、誰もが対等であると、本作は示してくれる。

なお、この映画は字幕と吹替と、両方で見るのを強くオススメする。
歌の場面が多いから、字幕版は外せない。
逆に吹替版は、声優さん達の超絶技巧を味わえる。
何せ、キャストはたった8名。メインもモブも兼ねまくり。
特に、沢城みゆき氏・山寺宏一氏・玄田哲章氏のファンは見てほしい。

この設定で、次作の舞台は宇宙に移るという噂。
いずれ見なければ、と覚書。

それでは。また次回。

『尚も生きる。手を取りて』第26話「朝の食卓」

ナオは、今し方の会話の意味に、考えを巡らせた。
スカル藻とやらは、皆目見当も付かないが、面白そうだと興味も湧いたし、
また、自分が変化しつつある直感もおぼえていた。

今の自分の感情は、ハイドやハニカスやナックラビーと会った時と、
とても同じとは思えない。これを「知恵」と呼ぶのだろうか。
そんな思考を続けている内に、意識は途切れた。

窓から差し込んでくる朝の光で、ナオは眠りから目覚めた。
いい匂いが漂ってくる。

（食事だ！）

起きて部屋を見渡すと、テーブルの上に、スープとパンの食卓が
用意されていた。
当惑しながら、スプーンを取って、怖々とスープを食べてみる。
温かく、身に染み入る味。具も多く、よく煮えている。
パンもやわらかく、香ばしい。

（おいしい……。これが「食事」だ。間違いない）
（これは、あの三姉妹さんが作ったのでしょうか）
（多分ね。こんなのを作れるなら、悪い人じゃないよ）

食べ終えて頭を下げて、満ち足りた気持ちで、建物を後にした。

アヒルと鴨は何が違う？

『アヒルと鴨のコインロッカー』(by伊坂幸太郎)、読了。

オススメのミステリとして紹介されているのを見かけてから、
何年も図書館で借りそびれ、結局古本屋で買った。
(『死神の精度』と同じ経緯)

実は、途中まで読んだところで暫くページを止めてしまっていた。

この物語は、現在の語り手である「椎名」と、
2年前の語り手である「琴美」とで、交互に進められていく。
この内の「琴美」の方で取り上げられる
ペット殺し事件があまりにもおぞましく。
直接描写はないものの、だからこそ想像力が刺激されて耐えがたく。

それでも何とか堪えて読み進めていく内に、
ネタバレだろう領域に入った時に、
なるほど確かにヒザを打った。
タイトルにある「アヒルと鴨」の意味を思い知った。
ただ、「コインロッカー」の方は未だによく分からない。
ラストシーンに出てはきたけど、もっと深い意味があったりするのかな。

それでは。また次回。

『ディスクウォーズ・アベンジャーズ』(第49話)雑感。

『ディスクから完全解放』

感無量に浸りつつ、DVD最終巻(VOL.13)を起動する。残り3話。

アカツキ博士の努力で、
正規のバイオコードがフューリーにインストールされ、
アベンジャーズは全員(15名)が戦線復帰となった。

が、そうやって年長組が自由になるのは即ち、
年少組との物理的なつながりが無くなる事を意味する。
しかも、年少組のバイオコードは副作用の危険がある上、
それを消去すれば、年少組は冒険の記憶を高確率で失うという。
その下りで、ついにヒカルが激情を父にぶつけた。
そうだよヒカル、君だって本音を叫んでいいんだよ！
で、そんなヒカルを諫めるアキラ、という逆転構造がまた感涙もの。

処理を施された年少組と離れたアベンジャーズに、しかしMARVEL市民は冷たく。
ドルマムゥに希望を絶たれたとは言え、演説するキャップに物ぶつける始末。
そのTV中継に突き動かされるように、記憶を失くした年少組が駆けつける。
彼らが触れ合ったのを境に、記憶は戻る。
ケーキを作ろうとして物体Xまみれになった事とか、
ワスプがゴスロリ服でポーズ決めてた事とかも全部(笑)。
フューリー＆マリアも、本気の覚悟を決めた。
これでシールドも味方についた。

さあ、誠意ある子供向け、真摯な王道を、目撃しよう。

それでは。また次回。

『尚も生きる。手を取りて』第25話「ドリー三姉妹の登場」

ナオは、古びた建物へ近寄った。
屋内から、人の会話らしい声が、耳に届いた。

「いよいよ今夜ね。私たち姉妹にとって」
「いつ頃に来るかなあ？」
「しっ。静かになさい。すぐ近くにいるわ」

ナオは会話が気になって、玄関扉を押し開けた。
部屋から、きゃあきゃあと賑やかな声が聞こえた。
それは恐怖による悲鳴ではなく、歓待する者の嬌声と呼ぶべきだった。

部屋には、三人の女性がいた。人間にしては小柄で、顔の区別をつけるのは
困難だった。年齢を推し量るのも、また難しかった。

「こんばんは。私たちは敵じゃないわ。あなたが来るのを待っていたの」
「その通り！　このドリー三姉妹は、あなたを助けてあげたいんだ」
「そう。私たちは、あなたが何者かを知っている。だから、あなたに
助言したいの。ただし、最終的にはあなたが決断するのだけれど」
「そうよ、あなたは、何で自分のような魔物が多くの知識を持ってるのか、
疑問に感じているんじゃない？」
「だけど、助言をする前に、あなたに一つ仕事をしてほしいんだよね」
「ともあれ、今夜はぐっすり眠りなさい。明日になったら、
スカル藻の根を探してきて。それを持って来られる程の力があるなら、
あなたの運命を教えてあげる」

代わる代わるに喋るドリー三姉妹。
ナオはもっと話を聞こうと近づいた。
すると、彼女たちは霧の如く失せてしまい、ナオは孤独に取り残された。

ジャンプ(43号)私的雑感。

今週から一応、通常のスパンで更新。

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★覚えた台詞、三番勝負。

1.「私も十本に一本くらいしか、面白い映画には出会えないよ。
でも、その一本に人生を変えられた事があるんだ」
(『チェンソーマン』)

2.「反省は言葉より行動で示せ」
(『夜桜さん家の大作戦』)

3.「私たちはそれ程、大そうなものではない。長い長い歴史のほんの一欠片。
私たちの才能を凌ぐ者が今この瞬間にも産声を上げている。
彼らがまた同じ場所まで辿り着くだろう」
(『鬼滅の刃』)

※補記
読切『ハケン侍』(by前田良平)、掲載。

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それでは。また次回。

ジャンプ&ゼノン&酒場&カフェ!

語れば長い。9/22(日)の出来事。ツイッターの縁での方と、3名でオフ会してきました。

その日の朝は、出来るだけ早く家を飛び出して、別件で前哨戦。
日野市の新選組のふるさと歴史館で、幕末当時のゲベール銃・スナイダー銃・
スミスアンドウェッソンをこの目で拝む。
お昼過ぎに新宿へ行き、待ち合わせまで、いつもの喫茶店で過ごす。
周年記念で、店員と客でじゃんけん大会が開かれていて、珍しく勝利。

本題開始。
第一幕、ジャンプ酒場は14:00回。
今回の本命は、コラボドリンクを制覇する事。

まず、北斗の拳のドリンク3種類。
ブルーマルガリータ＆エバーグリーン＆エルディアブロ。
かなり強めの本格派の上、(ショットでなく)ロンググラス。酒飲みのための味。

ブラックエンジェルのカクテルでは、
シロップ漬けのブルーベリー達が赤ワインにゆっくり入る……前に、
全員がグラスに飛び降りるハプニング。進んで死地に飛びこむ勇者を見た。

きまぐれオレンジ☆ロードのカクテルは、度数低めの
スクリュードライバーだと思われる。クッキーが4枚付く。

第二幕、ゼノンサカバに初体験。生まれて初めてホッピー飲んだ。
牛深ハイヤという熊本の踊りを知る事が出来たのも収穫。

そして第三幕、カフェゼノンにも初体験。
デザートを食べるならと、隣の店舗へも案内して下さったネット仲間さん達に敬礼。
これらゼノン系のお店には、一人で行く事は可能性はほぼ無かったと
思うから、実にいい体験でした。

停電騒動でくたびれた心身が癒された週末。
改めて気を奮い立たせよう！

それでは。また次回。

「gooブロガーさんへの50の質問」キャンペーン、という事なので。

【gooブロガーさんへの50の質問】

１． お名前は？
現在は「レッドへリング」を名乗ってます。

２． 名前の由来は？
「めくらまし」「囮」「偽の手がかり」などの意味。
現実の自分とは異なるネット上の自分。

３． 出身地は？
千葉の奥地。

４． 心の故郷は？
聖地って意味なら今は新宿。

５． 住みたい場所は？
もう少しだけ、交通の便のいい都会。

６． 今まで行った中で一番好きな場所は？
彼岸花シーズンの巾着田。

７． 一番好きな食べ物は？
コーヒー、だと飲み物だから、コーヒー味の菓子類。

８． 得意料理は？
炊飯器で作ったローストポークは評判良かった。

９． 苦手な食べ物は？
生のトマト。人前では普通に食べてるから誰も覚えてくれない。

１０． 趣味は？
知らない所(店とか)へ挑む事。

１１． 特技は？
小手先の手品を少しだけ。

１２． ブログを始めた理由は？
「毎日更新するホームページ」を見たい→自分で作ろう。

１３． どんなブログにしたい？
遠い将来も誰かの役に立ってるブログ。(ゲーム攻略とか)

１４． 誰に読んでもらいたい？
私の紹介してる作品たちをまだ知らない人。
読みたい、見たい、プレイしたいという気持ちを引き出したい。

１５． どんな人と仲良くなりたい？
私の文章へ、客観的かつ具体的に意見して下さる方。
建設的な会話が弾んだ方は今も覚えてます。

１６． このブログはいくつめ？
ここが2005年からの唯一です。

１７． もう一つブログを作るとしたら何をテーマにする？
写真を定期的にupする……と言いたいが、それならSNSの方がいいのかな。

１８． その理由は？
当ブログのテーマは、はじめから何でも有りだから、ブログを増やすメリットが無い。

１９． ブログを書くコツはある？
思った事を正直に書く。人としての礼儀さえ守れば大丈夫。

２０． インターネットを始めたのは何年前？
20年以上前。Win95で飛びついた。

２１． ブログはPCとスマートフォンどちらで書いてる？両方？
基本はPC。出先ならタブレット。緊急時はガラケー。

２２． ブログにコメントをすることがある？
今は、めっきりコメントしなくなった。

２３． 「いいね」や「応援」のリアクションがくると嬉しい？
嬉しくないはずがない、が、期待はしないようにしてる。

２４． ブログを読んでいる人に一言
今も見てくださっていてありがとうございます。

２５． 記憶に残っている自分の記事はどれ？
一つに絞れないが……。
筒井康隆氏の『残像に口紅を』のルールで書いた感想の小話。

２６． よく使うWEBサービスはなに？
SNSならツイッター。通販ならAMAZ○N。動画ならニコ動。

２７． 好きなブログは？
「今頃ソーサリー」さん。(gooブログでなくてすみません)

２８． 暇なときは何をする？
停電時は、トランプ取り出してクロンダイクやってた。
(PCやネットで「ソリティア」言われるアレ)

２９． 好きな天気は？
音の静かな雨が実は好き。

３０． その理由は？
雨で、余計な騒音が消されるから。少しなら濡れるのも好き。

３１． 暑いのと寒いの、どっちが好き？
たぶん寒いほう。

３２． 好きな季節は？
秋から冬にかけて。

３３． その理由は？
頭を動かすのも体を動かすのも一番はかどる時期だから。

３４． 秋といえば？
紅葉。

３５． この秋に食べたいものは？
梨が好きです。

３６． 一番好きな映画は？
『ニック・オブ・タイム』が実写の我がベスト。

３７． トラウマになった映画は？
具体名は伏せたい。
家族愛を掲げる作品は総じて苦手。
理由は色々あって話せば長い。

３８． 好きな本は？
小説は、ミステリSFファンタジーが守備範囲。

３９． 好きなマンガは？
このブログのカテゴリ見れば分かるでしょう。

４０． 好きな音楽は？
GARNET CROWの曲なら大半を歌える。

４１． あなた自身が思うあなたの性格を一言で！
理屈屋。

４２． ストレスの発散方法は？
限界近づいた時は、一人でカラオケボックス行って叫びまくる。

４３． 一番幸せを感じるのはどんな時？
誰もいない広い空間でぼーっと出来てる時。

４４． 好きな言葉は？
真摯。

４５． 今までで一番ハマったものは？
このブログの、今年の春以降を読めば分かりますから。

４６． 子どものころの性格は？
6歳頃から中二病。

４７． 一番尊敬している人は？
学生時代の、ゼミの先生。
文章の書き方も、夜明かしの酒も教えてもらった。

４８． 座右の銘はある？
「やればよかった」と思うよりも、「やらなければよかった」と思う方がいい。

４９． 100億円もらったら何がしたい？
地元の森全部買って間伐したい。いくら要るの？

５０． お疲れさまでした！最後に一言お願いします。
「100の質問」のバリエーション、懐かしかったです。

ジャンプ(42号)私的雑感。

今週ほどゆっくり一人で読んだジャンプは学生時代以来だ。

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★覚えた台詞、三番勝負。

1.「この先、絶対に、こんな気持ちになるものかと、刻みなさい。
どうしようもない事は起こるでしょう。その度に、注意深く、刻みなさい」
(『ハイキュー！！』)

2.(自分を肯定するために、いつもの自分を曲げちまった。
その時点で、負けていた)
(『呪術廻戦』)

3.「ずっと外面ばかり見栄はって……でもそんなオレの内面を
見てくれた人がいた。気づかせてくれた女(ひと)がいた。それが、ゆいだ」
(『神緒ゆいは髪を結い』)

※補記
「Jラブコメ祭り！」(読切6本)、掲載。

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それでは。また次回。