好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。シティーハンターとADV全般の話題が主。※只今、家族の介護問題が発生中です。あしからず。

シティーハンター in フランスの世界線。

2019-12-06 | シティーハンター(全般)

実写版『シティーハンター』を劇場へ見に行く。
より正確にはフランス版『シティーハンター』とも言うべきか。

予備知識として、『シティーハンター』は
フランスで「ニッキーラーソン」の名で昔から広く知られている。

主演のフィリップ・ラショー氏は脚本・制作・監督を兼任。
北条司氏に示し快諾されたほどのプロットを創り上げ、
髪も黒くし、身体も整え、役作りもカンペキ。

しかしながら、世間様では、漫画やアニメを基にした実写作品は大抵、
褒められた内容になりにくいのが常。
だから私も、期待半分不安半分の状態だった。

いざ見たら、実に楽しい「バカ映画」(←ほめ言葉)だった。

第一印象は、読切版(『XYZ』&『ダブルエッジ』)の設定で連載してたら
こうなってたんじゃないかな?と。
リョウ&カオリは出会って間もないが、或る程度仲の良い名コンビ。
そこに、ユニオン・テオーペに襲われる槇村のエピソードが加わった形。

オススメすべきは、リョウ&カオリの掛け合いが好きな人、槇村アニキを好きな人、
そして『デッドプール』辺りの映画が好きな人。
猥雑なのにスタイリッシュ、笑いまくれる黒いジョーク。
それでいて、熱く真摯な王道は外さない。
人が人を本当に愛してる証。その答えを、どうか見てみてほしい。

これから年末年始に入り、自分は劇場に通えるか未知数だが、ヒットしてほしいな。
(フォロワーさんと一緒でなかったら、行くのはもっともっと遅れてたはず)

それでは。また次回。


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