ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)とグラナダ・ホームズを語る
グラナダ(NHK)版ホームズの鑑賞日記とホームズ役ジェレミー・ブレットに関する情報を発信していきます
 



今日は、ジェレミーの写真が収蔵されているナショナル・ポートレート・ギャラリーに行ってきたので、レポしますね♪

こちらは、トラファルガー・スクエアのナショナル・ギャラリーのすぐ横にある美術館です。
ポートレート・ギャラリーは、イギリスで有名な人の肖像画を展示していある美術館。
世界史を勉強した時に、ヘンリー8世やエリザベス1世の肖像画を見ましたよね?
ああいう有名な肖像画が展示してあります。
見ていると、「世界史の教科書で見たことある絵だわ」というのが、沢山あります。
そして、現代ではポートレート写真の収蔵も行っています。
で、ジェレミーの写真もその中にあったんですよー♪♪

ちなみにロンドン在住のジェレミーファンのTさんに、教えていただきました。
過去にこの情報は、聞いたことがあったのですが、すっかり忘れいて、もしこれを忘れたまま帰国したら、悔し涙を流すとこでした!
しかも、ポートレート・ギャラリーには、二度ほど行っているのに、すっかり忘れていたなんて。
すいません、ジェレミーって感じです
本当に教えて頂いて、有難うございます、Tさん♪








こちらが、ナショナル・ポートレート・ギャラリーの正面玄関。
隣のナショナル・ギャラリーと比べると、小さい美術館です。










こちらの美術館の正面玄関から、ジェレミーの告別式のあったセント・マーティン・イン・ザ・フィールドまでは、もう目の前という感じです。
ジェレミーがホームズの舞台をしたウィンダムズ・シアターもすぐそこですし、
トラファルガー・スクエアの辺りは、ロンドンに来たジェレミーファンはぜひ訪れてほしい場所です!

美術館の中は、写真撮影が禁止されていますので、これよりの写真はありません。
美術館を正面玄関から入り、目の前に見える大きな階段の中二階に、パソコンが並んでいるスペースがあります。
そのパソコンで、この美術館収蔵のポートレートを調べることができます。
「Jeremy Brett」と検索すると、ジェレミーの写真が1枚ヒットします。
館内では白黒の写真が普通のプリンターで無料で印刷してもらえますし、
お金を払うと、もっと鮮明な写真で印刷してもらえます♪

パソコンが沢山置いてある場所に、カウンターがあるので、そこで受付のお姉さんに、写真を印刷したい旨、申し出てみました。
お姉さんは、私が使っていたパソコンに来て、ジェレミーの写真を見ました。
「あ、これはシャーロック・ホームズの人ね」と声をかけてくれました。
「ええ、彼が大好きで♪」
「写真は、どのサイズ?」
「A4を4枚ください。」
お姉さんは、メモ用紙にジェレミーの名前やら、番号を色々と書いて、それを私に渡しました。
「これを持って、ショップに行って、お金を払ってね。あ、ちょっと待って。こっちでもタダのを印刷してあげるわ!」
そういって、お姉さんは普通の用紙にも印刷してくれたジェレミーをくれました

受け取ったメモを持って、今度はショップに行き、メモを渡しました。
ショップには、エプソンのとても大きなプリンターが置いてあって、それで印刷します。
お金を払い、15分ほど待つと、ジェレミーの写真を手にできましたー♪









じゃん、これが印刷してもらったものです♪(光ってて、すいません)
ちゃんと厚紙入りの封筒付きでもらえますので、写真が傷つく心配もありません。

ちなみに、美術館のサイトは、こちらです。
こちらのトップページでも、一番上の検索ワードに「Jeremy Brett」と入れるとジェレミーの写真が見られますよ!
こちらからでも、写真の印刷の注文は可能です。










こちらが、アップにしたものです。
亡くなる3年前に撮ったようです。
この写真が、ジェレミーの写真として、この美術館にこの先ずっと収蔵されるんですね!
ジェレミー・ブレットとしての写真なので、「素」のままのジェレミーが写っていて良いですね♪
ジェレミーの一部、煙草もしっかりと写っています。
この小物類は、ジェレミーの私物でしょうか。お洒落な物が置いてありますね。
きちんと切りそろえられた髪、後ろ姿がとてもハンサムです


ロンドンにいらっしゃった際には、ぜひこちらの美術館で、ジェレミーの写真を注文してみてください♪
「ああ、ジェレミーの写真が、この美術館に収蔵されているのね!」と思うと、とても嬉しくなります。
それに受付のお姉さんも、ちゃんとジェレミーを知っていた事が、とても嬉しかったです♪



2月ですねー。
まだまだ寒い日が続きます。
ロンドンの冬は、本当に過酷ですね。
太陽は全然出ないし、天気は雨かみぞれ、そして灰色の曇り空。
うちは、小さい子供がいるので、ロンドンのひどい乾燥と初めての集団生活のダブルにやられ、年明けから風邪ひきっぱなしで、看病に辛いです
小さい子連れで、ロンドンの冬は辛いなぁと、今更ながら思います。
病院も日系病院まで連れていくのが、ちょっと大変ですし。
(ご近所のイギリスのお医者にかかると、スーパーでも買える「カルポール」という風邪薬しかだしてもらえないそうです。
酷い風邪の時に、3回行ってようやく抗生物質をもらえたとご近所ママさんが言っていました。)

でも、これが観光なら2週間ぐらいなら、行けると思います。
特に、春から夏には観光客が溢れるロンドン、冬は博物館や宮殿なども空いててゆっくり見れて良いですよ。
私は、秋からロンドンにいますが、11月下旬までは、観光客ですごい人でしたから!
12月、1月と観光客はだいぶ減りましたが、また2月になって戻ってきました。
どんどん街が混んでいっているのが、分かります。

イギリス人は、天気の話が好きと言いますが、その気持ちが住んでみるとよく分かります。
天気が悪い日が多いので、朝起きると「また雨?」と文句を言いたくなります。
だから、誰かにそれを話して、ストレス発散してるんです。
で、晴れたら、もうつかの間の晴れですから、嬉しくてたまらないんです。
「なんて素敵な天気なのかしら♪」とその嬉しさを誰かと分け合いたくて、また話をするんだと思います。

そういえば、雪の日、セント・ジェームズ・パークでこんな事がありました。
その日は、深々と雪が降っていて朝から積雪が凄い日でした。
私は、ロンドンの雪にはしゃいで嬉々として写真を撮りに出かけましたが、
公園には、出勤する人などがちらほらで、とても私のようにカメラを片手に喜んでいる人は見当たりません。
その時、むこうからお兄さんが、とても楽しそうな雰囲気でコーヒーを片手に雪を眺めつつやってくるじゃないですか。
私と同じ人種だー、と嬉しくなりました(笑)

ロンドンでは、全然知らない人からいきなり「Hi!」と挨拶されることも、結構あります。
このお兄さんも、絶対挨拶してくれる!と思って、私も準備していました。
すれ違いざまに、お兄さんは、素敵な笑顔で「Hi!」と行ってくれました。
私も、満面の笑みで「Hi!」と返しました。
他の言葉は交わしていないけれど、気持ちは、「ロンドンの雪って最高だよね!それにしても、私たちも物好きよね!」と通じ合っていました♪
ロンドン人は、人なつっこくて、本当に好きです!

では、では、また来週ー♪


りえ


コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする


« Philip Kingsl... DVD「フローレ... »
 
コメント
 
 
 
冬のロンドンもいいね! (bonchan)
2010-02-09 15:20:06
ナショナル・ポートレート・ギャラリーのサイトにも行ってきました。
とてもステキな美術館のようですね!
たくさん美術館やお城などがあって、本当に古いものを大切にしている国なんだなぁ~?と思います。
街もシックでお洒落ですよね~~~。しかも写真が白黒と言うのがまたいい!!ジェレミーのよさが、引き立つようです♪
ジェレミーのこと知っている人がいた!!っていうのは、本当に嬉しいものですよね!いっぱい、ジェレミーのこと話したくなっちゃう♪
りえさんが、これからもジェレミーのことを知ってる人とたくさん出逢えますように・・・

私も空を見上げてイギリスの空も今こんな感じかな?と思ったりしています。(時差があるけど気にしない 笑)だから、寒い日でも太陽の出ない日でも憂鬱にならないで、ここにこうして、りえさんに逢いに来る人みんな、りえさんのこと思っているから。

イギリス旅行難航中です・・・
ペットを預けるところが無い!
どうしよう!!って感じです(泣)
 
 
 
ドイツもそうですよ (千代)
2010-02-14 20:52:41
はじめまして りえさん

何時も楽しく拝見してます。
りえさんのサイトを拝見して、ジェレミーが再燃。思えば私が始めて英語という文化に興味を持ったのは間違いなく原作のホームズを読んだからで、子供ながら始めてグラナダ版を見たとき、「本物のシャーロックがいる・・・」って感動したのを思い出しました。ドイツ版のDVDセットを購入して(日本の金額が嘘のような価格でした:笑)、楽しんでます。始めはドイツ語で見たんですが、やっぱり英語の実際の彼の音声で見た方が数段いいですね。声も役者の一部だなあと改めて思ったりしています。
DVDのカバーがかっこよくて、惚れ直したのも事実。私にとって、紳士といえば、あのジェレミー@シャーロックです。

そんなこんなで海外に出かけるようになり、気付けば私もヨーロッパの真ん中で雪に降られてます。

ヨーロッパって石の建物が多いから、底冷えするように感じませんか?お子さんもおられるということで、慣れないことも多いでしょうが(私もドイツへ来た当初は保健のシステムとかが解らなくてなかなか病院にいけませんでした)、英国生活を楽しんでくださいね。

では、よい週末をお過ごしください。
乱文お目汚しでした。

千代 拝
 
 
 
Unknown (ちび)
2010-02-17 00:13:18
なんと素晴らしい博物館があるのですね☆
ジェレミーの写真・・・鏡を見るジェレミーでしたか☆☆
「後ろ~横顔が素、正面は鏡に映る」ジェレミーとは、さすがポートレート博物館。最も素の姿を映していると考えての選択だったのでしょうか^^;
正面~横のジェレミーに見慣てますが、後ろ~横姿にほっとしました。この角度からのジェレミーは、いつでも余りかわらないように思えて・・・(髪を切ってしまった時ですらも)
亡くなる3年前というと、未婚の貴族の撮影をしていた頃でしょうか?あの映像よりもずっとお元気そうで、嬉しいです。・・未婚の貴族、場面ごとにジェレミーの状態が全然違っているので、治療を繰り返しながらの撮影だったかと・・・この写真は健康に安心できた時なのかな、など妄想しています。
ホントはどういう時の写真だったのでしょう。

こちらは今日も大雪でした。仕事に行くのはイヤになりますが、コーヒー片手に公園に行けたら楽しいかも。週末に挑戦しようかしら^^
でもハイドパークのような公園はないですね。大通公園は長細いだけで風情がない、植物園は木が多すぎ人が見えない、北大は。。。遭難しそうです(爆)
 
 
 
コメントありがとうございます! (りえ)
2010-02-19 08:52:55
>bonchanさんへ

温かいメッセージを有難うございます♪
空を見上げて、私のことを考えて下さっているだなんて・・、ほろり
今週も、毎日雨で、一日しか晴れの日はなかったですが、ロンドンを楽しみたいと思います

ナショナル・ポートレート・ギャラリーのHPにも行って下さったんですね!
ポートレート・ギャラリーは、ナショナル・ギャラリーより規模も小さいので、観光客も割と少なめ。
結構、ゆっくり見れます♪
それに、ジェレミーの写真を収蔵しているなんて、本当にファンにとっては世界一の美術館ですよね

ロンドン・・というかイギリスは、地震もないし、古いものが壊されることなく、そのまま大事に使われています。
ただ修復が大変そうです。あちこちで、しょっちゅう補修工事してますよ。


>千代さんへ

はじめまして、千代さん♪

千代さんは、ドイツにお住みなんですね!
ドイツも、本当に寒いですよね。一度クリスマス・マーケットの時期に行ったのですが、寒さに吃驚でした!
ロンドンよりドイツの方が、寒さが厳しいですものね。
千代さんのように海外にお住まいの方からも、コメントが時々きて、本当に嬉しい限りです

私のブログで、ジェレミーが再燃とは、これもすごく嬉しいことです♪
ここでは、皆さんと楽しくジェレミー・コミュニティーしてますので、千代さんもぜひご参加くださいませ
ドイツからは、イギリスが近いですね。時々は、来られるのでしょうか?
来られたら、ジェレミーゆかりの地巡りも、楽しんでくださいね。
(今夏までならいますので、ご案内もできます!)
また、色々とお話できるのを、楽しみにしています。コメントお待ちしていますねー♪


>ちびさんへ

そうなんですよー、こんな素敵な美術館がありました!
ロンドンに来られる時は、近くのセント・マーティン・イン・ザ・フィールド教会とともにぜひご一緒しましょうね♪
写真が撮られた頃は、仰る通り「未婚の貴族」とか長編ものを撮影をしていた時ぐらいだと思うのですが。
鏡を通しての写真は、直接写るのではないので、もしかして「俳優」としての自分を表現したくて、敢えて鏡を通してなのかな、と思ったり。
鏡が、なんらかのフィルターの代わりのかなぁ、とか、私も、色々と想像しています♪

ちびさんのところは、ほんとに冬が大変ですね。
それから比べれば、まだロンドンは寒さがマシですね、文句を言わずに私も頑張らないと。
ロンドンは、コーヒーを持って歩いている人が多いですよ!
あと、歩きながらサンドイッチとか食べてたりとか、日本ではあまり見ないような光景もあります。
植物園、私も行きましたが、結構良いところだと思います。あそこならイギリスっぽいと思います♪
 
 
 
おひさしぶり! (Fumiko)
2010-04-08 12:53:56
おひさしぶり!
ようやく仕事に忙殺されていた日々が終わって、
すこし落ち着いてきました。。。
ポートレイトミュージアム!!
とっても行きたいところです。
普通にいけるなんていいなぁ★

でも、この「プリントアウトサービス」いいですね!
えいちゃんは毎日幼稚園で
どんな風に暮らしているのか不思議です。
やっぱり英語を覚えて行っているのでしょうか???

外国人は食べ歩く人多いよね~
(それで太るのか??)
食べ物のスタンドも、多いし。
でもヨーロッパって超寒くて、
真冬に町を歩いていると、突然体内のエネルギーが
ぱったり切れてしまうときがあって、
もうそういう時って急いで何かカロリーをとらないと、
芯から凍えてしまうよね。

そうそう、わたしは、もしイギリスに行くなら、
7月の17日に出発できるんじゃないか、などと
思っています~。
このころってまだ、イギリスにいますか??
 
 
 
>fumikoさんへ (りえ)
2010-04-19 08:52:39
こんにちは♪
お仕事、お疲れ様!
以前からポートレート・ミュージアムのレポをよろしくと言われてましたね。
お待たせでした!
イギリスを代表する人物のポートレートが集めてあるミュージアムですが、もしロンドンに来たらご一緒しますよ♪
お待ちしておりますー。

うちの息子は、ちょっとづつだけど、英語を覚えてます。
もちろん簡単な英語だけど、本場仕込みだから発音が良くて、羨ましいです(笑)
私も、こんな環境で育ちたかったよ。

イギリスでも食べ歩きは、普通です。
電車の中でもバスの中でも、結構食べてるよね。
でも食べ歩きって、結構難しいのに、みんなよく汚さず食べてます、それがスゴイ!(笑)
男性だけでなく女性も多いよね。
そして喫煙率が高いね!
女性の喫煙者が多いのに、ビックリです。

7月、ロンドンに来れるようならお待ちしていますよー
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。