「ソア橋のなぞ」

昨日の記事を読んで下さった方は、タイトルをみて「ああ、これかー」と納得していただけのでは？
そうです、ジェレミーの前妻アンナ・マッシーのお兄さんダニエル・マッシーが出演している回なのです。
で、役はニール・ギブソン！あの嫌みな金持ちおじさん（笑）
この俳優さんがジェレミーの義兄であった人なのです！
さすが、役者一家に生まれているだけあって、演技は冴えてますね。
しかし、こんなところで共演とは奇遇ですね。


さて、内容ですが・・・私、このお話大好きです。
今回は推理ものというより、恋愛に重きを置いていて、そのどろどろ具合が、なんか好きなんですよ（笑）

あのギブスンの奥さんが、情熱的な体型と仕草でなんか視聴者の同情を誘いますよねー。
パトリック・ゴワーズの音楽も悲しく狂気の愛を感じさせる良い出来ですし。

しかし、このお話ってなんか釈然としないお話ですよね。
いつもは善と悪があって、ホームズ側である善が勝って収まりが良いんですが、
今回は、奥さんが一方的に悪いのか？という疑問があって・・。

私は今は結婚している身なので、もちろんミセス・ギブスンの見方です（笑）
旦那もけしからんですが、あの若い家庭教師も相当したたかで許し難いですよ、妻の立場では。
それなのに、ワトソンにもミセス・ギブソンは、
「無実の者に罪をきせようとした」なんて言われて、とてもかわいそう。
しかも、将来的に二人は結婚するだろう、みたいな予測もありますし。
あんな旦那がのうのうとその後も生きていて良いんでしょうか。うーむ、納得がいきません。
しかし、私が奥さんの立場なら、自殺の前に旦那を始末するかな（笑）

さて、ジェレミーはというと、やはりこの回はアーチェリー・シーンですよね
小さいときから両親の影響でアーチェリーを始め、ジェレミー自身も大好きな趣味であるアーチェリー。
そんな普段のジェレミーをちょっと垣間見れる素敵なシーンです。
うーん、的を狙うそのお姿が格好いい、ジェレミー
有名な話ですが、このシーンでジェレミーは左で弓を打っています。なので、左利きです。

そして、橋の上での捜査シーン。
本当に橋の上に寝っ転がって捜査したり、欄干に上るジェレミーがとてもかわいいです

そう、ワトソンのリボルバーを使って検証するシーンも素敵でした。
実験を終えてリボルバーが川に沈むと、橋についたキズを見に行くホームズと警察官、
対してワトソンはレボルバーの行方を見に行きます。あの三人の対比が面白いですね。
そしてワトソンはホームズに文句を一言「マイ・リボルバー、ホームズ」（笑）

ワトソンとホームズの関係で言ったら、
冒頭のホームズが部屋をむだくシーンも良かったなぁ。
ワトソンの目が「ハドソン夫人いないのに、誰が掃除するんだ」と言わんばかりのあきれ顔が、
二人の関係を物語っていて、良いです。
ハードウィックのワトソンは落ち着いたお兄さん的存在で、いつもホームズを見守っている、そんな関係がとても良いですね♪

というわけで、今日は２週間ぶりにグラナダホームズを見ちゃいました。
（大阪に戻っていて見れなかったのです）
はー、やはり久々のジェレミーは良いですねー
これを励みに明日はしばらくぶりの仕事を頑張ってきます。

次の更新は土曜日の予定です。
たくさん、コメントを有り難うございました。明日、ゆっくりお返事させていただきますね


はるはるさんのブログに「戦争と平和」とジェレミーも出演した劇「キッチン」の情報がありました♪ご参考にリンクをはっておきますね。
ページ名「読書の方も＆ＫＩＣＨＥＮ」

はるはるさん、ご協力ありがとうございました♪


りえ（rie_002@goo.jp）