今日も「Bending the willow」の概略の続きです。
引き続き、冒険シリーズの「ボヘミアの醜聞」の撮影話です。39ページから41ページ上ぐらいまでです。
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監督のポール・アネットは、ジェレミーがとても細心の注意を払って、ホームズを演じたかを述べた。台本ではこのエピソードのエンディングで、ホームズがバイオリンをもの悲しく奏でることになっていた。ジェレミーがこの演技をすることに抵抗があり、アネットは当時を思い出して語った。
「ジェレミーは、こう言った『最初でドラッグを見せて、そして変装。これでもしバイオリンを最後に弾けば、僕はホームズの全てを一度にしてしまって、酷評されるとだろう』しかし、僕はジェレミーを説得してバイオリンを弾いてもらった。実際、彼はすごく上手くやってくれたよ」
グラナダホームズの音楽担当のパトリック・ゴワーズの娘、キャサリンがこのときバイオリンを弾いた。オープニングもまた彼女が演奏している。
イギリスの新聞、サンデー・タイムズはグラナダシリーズをこう書いている。
「ジェレミーとバークは、私の見た中で最高のホームズとワトソンだ。バークのワトソンは、捜査の時素晴らしいパートナーシップを見せている。有名なベイジル・ラスボーンのホームズの相手役のナイジェル・ブルース演じるワトソンが、おどけた風であるのだが、バークは違う。
プロデューサーのマイケル・コックスは経費を上手く割り当てた。内装もそうだが、田園のロケ地、べーカー街、そしてタバコをペルシャスリッパに入れるなどディテールも再現されている。
グラナダホームズの二つのエピソードは本当によく出来ていた。」
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今日は、思い切ってざくざく略して訳してます(笑)
ジェレミーが出てこない箇所は、だいたいそうなんですよね
訳してて、何が一番楽しいって、そりゃジェレミーのこと色々知ることも楽しいけれど、
やはりジェレミーの言葉を自分で訳す時ほど楽しいことはありません
私の脳内をジェレミーの言葉が通って、理解されて日本語になっていく・・。
その瞬間、ジェレミーを身近に感じます。だから一番楽しいのです♪
この機会に一度断っておきますが、私がご紹介しているのは概略なので
かなり略したり、自分流に解釈しちゃってますからね。(うそは言ってないつもりですが)
同人誌やファンクラブをしていたときは全訳してたんですが、さすがに時間かかるし、
分からないところがあればそこで詰まっちゃいますから、先に進まない・・。
だから今回は、概略ということでわかんないとこと、自分の興味ないことは、ばしばし飛ばしちゃってます(笑)
ホームズのバイオリンがパトリック・ゴワーズのお嬢さん、というのは有名な話ですね。
プロに頼むと、上手すぎる。
バイオリンとしてはアマチュアなホームズらしさが無くなってしまう。ということで彼女の起用と相成りました。
だからとても本物っぽく聞こえてますね。
次は、「美しき自転車乗り」のお話です♪
りえ(rie_002@goo.jp)
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