goo blog サービス終了のお知らせ 
ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)とグラナダ・ホームズを語る
グラナダ(NHK)版ホームズの鑑賞日記とホームズ役ジェレミー・ブレットに関する情報を発信していきます
 



今日は、グラナダ鑑賞日記します。
本当は、訳の回なんですが、昨日DVD BOOKが発売されたばかりなので、
もう、これは鑑賞日記をするしかないですよね♪

今回は、何回見てもかわいそうな「曲がった男」です。
インドの話しが泣けますよねー。
ジェレミーの出番は少ないのですが、こちらで行きます♪

では、早速。






ワトスンの紹介で軍の駐屯地に呼ばれるホームズ。
颯爽と登場するホームズ。
今回は、軍が絡んでるとあって、いつも以上にワトスンが乗り気です。












部屋に入った当初、なかなか事件の真相を話さないマーフィ少佐に、ホームズが焦れて、
「Tell me the facts!(すべての真実を)」と、怒るホームズ。
少佐が、話し始めると満足して、聞き入ります。









こんな風に、急接近して身を乗り出し、話しを聞くホームズ。

今回は、ワトスンが乗り気なのにつられてか、ホームズのテンションも高めですよね。
ここで真相を聞いている間も、何か嬉しそうなのです!









今回の依頼は、バークレ大佐が突然死した真相を探って欲しいとのことでした。
夫の遺体の傍らで気絶していた妻のナンシー夫人。
しかも、大佐が亡くなる直前には、二人が口論していたのです。
口論の内容は?そして夫人が殺害したのでしょうか?

ご覧下さい、今回のホームズはかなりやる気なんですよね。
本当に、楽しそうに事件の話しを聞いています。








殺された大佐の屋敷を見るために馬車を走らせる二人。

この時の会話が、なんとも楽しくて笑ってしまいます。
「マーフィ少佐が怪しくないか、出征先では、浮気も珍しくないんだよ」というワトスンに、
「軍のモラルを教えてくれて、ありがとう」と返すホームズ。
この時のホームズの「Thank you, Watso, for educating me in military morality」と話すジェレミーがなんとも言えません!(笑)









大佐の屋敷に到着し、一人一人に事件の夜について尋ねるホームズ。
メイドから、殺された大佐と夫人が言い争っているときに、「デービット」という名前を耳にしたと聞きます。









「大佐の横に落ちていたこん棒を見たことがあるかね?」

こういうジェレミー・ホームズの全身像、立っているところって萌えませんか?
ただ火かき棒を振り回してるんですが、それが格好いいこと
何気なく見えるシーンでも、ジェレミーはすごく考えて動いて、ポーズをとっていたんでしょうね。
背筋の伸ばし方から、顔のもって行き方から、視線から、もうすべてが素敵!!








このポーズにして、この笑顔
おおぅ、やーらーれーまーしーたー
私的に、この回いちばんの悩殺画像かも!(笑)









話を総合すると、どうも現場には、3人目の人物がいたらしい。
その3人目が、大佐を殺したのだろうか。その正体とは?

本当に、デジタルリマスターになってから、アップがより鮮明に!
ジェレミーの鋭い眼光もクリアーになってますね!









3人目の足跡を探し、外へ出るホームズ。
「こっちは、別人の足跡だ!」

どう考えても、塗れている石の上に、足跡が残っているようには見えないのですが、そんな事は些末な事です!(笑)
ジェレミー・ホームズがあると言えばあるのです!
それぐらい可能にしてしまいそうな、ジェレミー・ホームズには信頼感がありますね。









第三者の足跡を追って、庭を駆けます。

宝島社のDVD BOOKは、北原尚彦さんというホームズで著書の多い方が執筆されています。
その中でこのシーンを、「こんなシーンもブレット=ホームズファンにはたまらない」と仰ってます。
普段、一糸乱れぬホームズの揺れる髪は、魅力があります。
男性なのに、こういう女性心理をよく理解されているなぁ、と思いました。
でも、欲を言えば、前髪ぱらりのジェレミー・ホームズが一番セクシーだと思います!
って、こんな私的見解はいらなかったですか?(笑)









部屋に戻り、大佐の死亡現場に、第三者が動物を連れていたことを推理するホームズ。

乱れた髪の毛を直すジェレミーが、とても素敵なシーンですよね!









大佐が亡くなる前、夫婦で口論していました。
その口論の内容を推理し、犯人に行き着きます。









大佐が死亡したとき、誰がそこにいたか突き止めたホームズ。
その人物を追って、酒場に行きます。

グラナダって、こういう世俗なシーンもちゃんと描いていて、ビクトリア朝にリアリティーを持たせている気がします。
酒場では他にも、「犯人は二人」で、フレンチカンカンをするシーンがあったり、
今回のように艶めかしい酒場の女性が出たり。









とうとう死亡の現場にいた第三者ヘンリーに会い、事件の真相とインドでの辛い日々の事を聞きます。

このインドでのお話は、本当に酷いですよね。
こんな卑劣な事をする大佐に騙されて、長年結婚していたら、奥さんも激昂しますよ。

ヘンリーの役者さんの話し方には、引き込まれますね!
インドでの話、そしてヘンリーの演技が素晴らしいので、短編ではなく長編をみているかのような詰め込んだ回になっています。
さすがイギリス人俳優は、演技がすごい!









事件も一件落着。
大佐が口論しているときに、夫人が発した「デービット」という名について、聖書からの引用であることを話す二人。
ホームズは、聖書のダビデ王の箇所を元から知っていたかのように振る舞いますが、本当は今し方、聖書を調べたのでした。

この時の二人の会話が、なんとも可愛いんですよねー
夕飯のレシートを聖書に挟んでいたホームズに、「初歩的なことだよ」と応えるワトスン。
今回は、ワトスンとホームズの仲が本当に良くて、見ているこちらも楽しくなります。
インドの話でストーリーの半分は持って行かれましたが、ホームズが始終ワトスンに微笑んでいたので、二人の存在感は抜群でした♪










事件も終わり、夜も更けていきます・・・



今回も素敵なお話でしたねー
何度も言いますが、素晴らしいです、デジタルリマスター!
見ていない方は、ぜひご覧下さいませ♪


来週は、訳に戻ります♪
いよいよ最終章です。

では、また金曜日深夜に。


りえ(rie_002@goo.jp)



コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする


« 今日発売!デ... 微笑んで別れ... »
 
コメント(10/1 コメント投稿終了予定)
 
 
 
あぁ、りえさん、絶妙すぎます (きこ)
2009-06-14 20:53:27
りえさん、ジェレミーの魅力的な表情の切り取りかたが絶妙過ぎて・・・はぁ~~(失神)
>前髪パラリ・・・ 分かります~(感涙)
 
 
 
>きこさんへ (りえ)
2009-06-15 14:22:42
いつもコメント有難うございますー♪

いやー、ジェレミーはどのシーンでキャプチャーしても、本当にきまってますよ
「360度どの角度から見ても、いつもホームズなんだから」と、見ながら私が悦に入ってます(笑)

そういえば、もうすぐ前髪ぱらりの「最後の事件」もデジタルリマスターですね!
格好よさも倍増で想像しただけで、気絶しちゃいそうです(笑)
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。