1968年の舞台劇「恋の骨折り損」前後の、ちょっとびっくりなジェレミーのライフスタイルのお話しです。
「The man who became Sherlock Holmes」の概略で、80ページ後半から81ページ前半までをご紹介します。
---------------------------
その頃、イギリスでは新しくエキサイティングな幕開けがあった。皆が平等であるという時代だ。「コロネーション・ストリート」という連続ドラマがTV界ではもっとも成功し、極端にリアリスティックな演技をしていた。また、ビートルズが若い人の心を捉えていた。
ジョン、ポール、ジョージ、リンゴは、アップル・ブティックというサイケデリックな店をロンドンのウエスト・エンドに立ち上げていた。ジェレミーもここを訪れたいという衝動に抵抗することは出来なかった。ジェレミーは、オランダのヒッピーのデザイナー、SimonとMarijkeの高価でエキゾチックな布地が大好きで、よくブライト・イエローや幅広のネクタイで外出していた。
全てが疑問視されるようになった。演劇界だけではない、平和、戦争、愛、政治、セックス、仕事、そして兵器。舞台を離れたジェレミーも、明るい色の服を身にまとうサイケデリックな世界、また精神的な愛にのめりこんだ。ジェレミーは、カーナビー通りのペイズリー柄のシャツやニュー・ディスコ「Whisky A-GO-GO」やジョージー・フェイムの曲でウエスト・エンドやコベント・ガーデンをぶらつくのにぴったりのかかとのあるブーツが大好きだった。
しかしジェレミーは、二人の性格を持つつようになった。一方は明るく陽気で派手なファッションに身を包む若者、もう一方は過去に縛られている俳優。ジェレミーは舞台では半ズボンを穿き、街では股上の浅いホワイトジーンズに身を包んでいた。この二つの世界を同時に持つことは無理だ、そう分かっていたが、ジェレミーの社交的で気前の良い生活の為、仕事は必要だった。
---------------------------
・・・今回の分は、本当に驚きでした。
ジェレミーとサイケって結びつかないんだもーん(笑)
テリー・マナーズ(=この本の作者)よ、本当のことだよね!?
私は、70年代生まれなのであまりピンとこないのですが、ヒッピーとかあの派手な服装の時代ですよね。
映画で言うなら、「オースティンパワーズ」とかああいう世界のことですよね?
(違ってたら教えてください!)
ジェレミーも色んなファッションしてますからねー。
一回、パンチパーマ風の髪型してて、えらい驚いたこともありました。
あれは役づくりだったのかは、いまだに不明ですが
(どなたかその写真ご覧になった方いますか?)
でもイギリスがああいうのの、元祖ですもんね。
やはり世間がそういう時代なので、ジェレミーも時代に染まっていったんだろうな。
しかし、あれだけの美形とスタイルを持つジェレミー、なんでも着こなせると思うので、サイケな格好も絶対似合っていたとはず。
幅広ネクタイや、ブライト・イエローのシャツ!ペイズリー柄のシャツ、そしてかかとのあるブーツ!
そういうジェレミーも一度見てみたかったです。
目指せ、連日アップ!で、明日も更新頑張ります♪
りえ(rie_002@goo.jp)
この本はジェレミーファンの間では、内容に偽りがあるなどとされ、評価の高い本ではありませんが、ジェレミーの一生涯の伝記はこの本が一番詳しいため、概略をご紹介しています。内容が一部事実と違うところもあるかも知れませんが、ご了解の上、お読み下さい。
| Trackback ( 0 )
|
|
いや確かに、同じイギリスなんですから、別におかしくないんですが・・ビートルズ中期以降の、あのサイケな雰囲気とジェレミーは確かに結びつきにくい~~!!
でも、りえさんの言うように、あのオシリ出そうなズボンとか、派手で露出っぽいシャツとかも・・きっとジェレミーなら着こなしていたんでしょうねえ^^
毛玉は父が熱狂的なビートルズ信者でしたんで、胎教はビートルズでした・・^^
>一回、パンチパーマ風の髪型してて、えらい驚いたこともありました
ぶーーーーー!!=3=3=3=3=3
そっ、ソレは・・(汗)お宝映像ですねえ・・!
見てみたい・・。。
こんにちはー、毛玉さん。いつも楽しいコメント有難うございます♪
そうですよねー、ビートルズとかサイケな感じとジェレミーって、あんまり結びつきませんでした。
でも考えてみるとそういう時代をジェレミーって生きていたんですよね。
この頃、色んな価値観が出てきて、まさに時代が変わっていってる、そんな激動の時代をジェレミーは生きていたんだなーって改めて思いました。
毛玉さん、ビートルズが胎教でしたか。きっとジェレミーもよく聞いていたと思います
パンチパーマ風の髪型・・・・お宝画像というのだろうか、あれ・・・
激しく似合っていないので、積極的に写真をアップという気になれないんですー、すいませんー(涙)
これが格好いいなら私もアップしたいんですが、
あれはさすがに美形のジェレミーもちょっと無理があるよ!って感じなんです(苦笑)