ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)とグラナダ・ホームズを語る
グラナダ(NHK)版ホームズの鑑賞日記とホームズ役ジェレミー・ブレットに関する情報を発信していきます
 



みなさんご存じの通り、今日はジェレミーの命日にあたります。
ジェレミーが、この世界からいなくなって、もう21年。
彼を失ってから、赤ちゃんが成人になるほどの時間を過ごしてしまったのですね・・。

ただ、作品の中では永遠に生き続けますし、クラパムコモンのジェレミーの木も年々成長しているようですし(*^_^*)
(今年のクラパムの様子をレポート頂き、有り難うございました、きょきょさん!)
何より彼の作品を布教していくことが、ジェレミー亡き後のファンの使命だとも思えます。

そんな訳で、今日はジェレミーが晩年を捧げ、命を吹き込んだグラナダ・ホームズから「美しき自転車乗り」を見ますね!
画像いっぱいで、軽快なノリでお送りします♪





冒頭の自転車に乗ってくるシーン。
自転車を電車に乗せて運搬する人は、いまだにイギリスでは結構いるんです。
そしてイギリス人がよく乗る、折りたたみ自転車のブロンプトン(←リンク飛びます)!折りたたみ出来るので、電車の中でも乗せやすいし、ともかくロンドンでよく見かけます。
日本では高いですが、イギリス気分に浸りたい方にはオススメです!(もちろんうちにも一台あります)





のわー、ジェレミーの実検シーンです!
ともかく、いつも通り、輝く超美形ハンサム顔!
もう初登場シーンから、心臓鷲づかみ、ジェレミーの出演シーンは彼しか見つめられない病のスタートです!(笑)







この床屋のシーンも何度見ても最高ですよね♪
内装もほんとにブリテッシュで素敵!こんな床屋さん、もうロンドンにも残ってないかな、いや1,2軒なら残っているかな?






これでもかと言うほどのダメだしを行うホームズ。
なに全て、ほんとのことを言わなくても良いんだよ、ホームズ。たまにはワトスンの気持ちも慮って!
しかし、ホームズは真実こそが全てを思ってるだろうなぁ・・(^_^;)






ホームズファンじゃ無くても、知ってる人が多い「紳士はストレートだ!」のシーン。
今のボクシングからはちょっと離れていますが、「ビクトリア朝のボクシングはこうであったんだろうな」と思わせるジェレミーの独特の動きとステップ♪
ジェレミーにはとっても珍しい格闘シーンで、ホームズの中でも名シーンの一つですよね。






ウッドリーに勝った後、一度は帰りかけていたが、拍手喝采されて、また戻ってきて、力強い頷きをする(「みんな有り難う」的な)
こういう茶目っ気に溢れるところが何度見ても可愛いんですよね~。






ワトスン、まさに、ケンカしてきた子供を癒やしているお母さんの図(笑)
本当に面倒見の良いワトスンが居てくれて良かったね、ホームズ。






「しまった、早めに出たが、間に合わない!そんな時には・・」






「走る!」
もうちょっとしっかりしてよ、ホームズとツッコミを入れたくなるほどのコミカルな二人のやり取り。
真面目な顔で演技してるんですが、これ絶対面白い、笑えるシーンだと思うんです。

そしてここから、怒濤のコミカルなシーンの始まりです(笑)






自分では危ないから馬車は止めない。
でもワトスンには、「止めろ」と命令をするワガママホームズ(笑)






でも、手綱は自分で握ります(笑)






このシーンでも、「ワトスン、ピストルを拾え」とか、もう命令し放題の暴君状態でしたよね。
ほんとに、よくついて行ってくれています、ワトスン、有り難う。あなた無しでは、ホームズ物語はなし得ない・・。






事件も解決し、一件落着。
そしてここでもホームズから、茶目っ気ある冗談が。
「刑期が分かったのは、早刷りの新聞のお陰さ。」
ほんとに、この作品は、人間的な魅力いっぱいの、可愛らしいジェレミー・ホームズが沢山見れました\(^O^)/

部屋でガウンを着た時は、髪の毛もゆるりと崩していて最高にセクシーなんですよね(≧∇≦*)
黒いフロックコートの時は、髪の毛もびしっとしているんですが、部屋では色気があって困ります!

余談ですが、このシーンでウエディングケーキのかけらっぽいモノが贈られていましたが、ビクトリア朝のウエディングケーキって固形だったんですかね。
こうして、贈ることが出来るなんて。どうせなら、箱で無くて、中身も見せて欲しかったですね。


もうこの作品は、ジェレミーの魅力がぎゅっと詰まった、素敵作品でしたねー♪
ほんと見ているだけで、全身の細胞が「ジェレミー好き♡」って活性化するのが分かる(笑)
私も、いい加減いい歳なんですけど、もうジェレミーに関してはいつまで経っても愛しくて愛しくて仕方ないです(*^_^*)

では、みなさんもジェレミーを想いながら一日お過ごし下さい。



りえ


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コメント
 
 
 
命日に想いを馳せます (よりしろ)
2016-09-12 21:29:41
こんばんは!
拙いコメント(^^;)にレスありがとうございました。
その時本当にたまたま自転車乗りを観ていました。改めて完成度高く精魂込めて作りこんだ感がありますね。(私が一番好きなシーンはネチネチと続くしつこいダメ出しです笑)(部屋着姿の少し砕けたお姿はシリーズを通して大好き笑)
ファンの方々が布教を続けて下さるから一般の者も更なる魅力に気付けると思います。Dancing in the ML は私としては最も心打たれたフレーズです。病気になるくらい芸術的な人ってなにかそんな存在の深淵にいるような気がします。
そのタイトルの本を訳して頂いて嬉しい限りです。本当にありがとうございます。(^0^)/
 
 
 
>よりしろさんへ (りえ)
2016-09-12 23:14:36
コメント有り難うございます!

ちょうど自転車見て下さっていましたか♪
仰るとおり、あの執拗なダメだし、どうなんだ!?って感じですよね(笑)
しかし、ああいう子供っぽいところもホームズらしくて可愛いんですよねぇ♡
部屋着姿は、ほんとにいつ見てもセクシーでクラクラします!乱れる前髪がね、前髪がもう!!(笑)

私なんかは実務系なんで、ジェレミーのような芸術家肌の人の心は分からなくて、想像力を働かせてもなかなか分からなくて。
でもこうしてちょっとづつ努力して訳してたら、少しづつはジェレミーに近づけるといいなぁと思ってます(*^_^*)

またお話しましょう~♪
 
 
 
命日 (きょきょ)
2016-09-14 21:31:20
りえさん♪こんばんは
まだ私の脳はクラパム滞在中です。
あの公園の、草でモコモコの地面を歩いてるような、並木道からまっすぐの所のジェレミーのおうちを見上げてるような。私の魂、まだ帰国してません。
今年の命日は、今までより一層、ジェレミー会いたい病が重いんです。

この、紳士はストレートだ、の時の動作、高校時代に友人とよく真似していました!殴られている時も上品だと盛り上がりました(^^)こんな前髪パラリガウン見ちゃいましたから、どんなイケメンの先輩でも霞んで見えました。
本当に、この回のワトスンはお母さんですね。
ここまで言われてキレないなんてありえない!
学校で何かあった子供がお母さんにイライラをぶつけてる、みたいに見えてきます。そう、今まさにわが娘がその状態ですけどね……ワトスンになりきり、色々聞いてあげようと思います。
 
 
 
>きょきょさんへ (りえ)
2016-09-27 10:23:30
すみませんー。だいぶお返事が遅れてしまいました(>_<)

コメント有り難うございました、きょきょさん♪

いまだに脳は、クラパム滞在中ですか!
分かる気がします。私もイギリスから帰国しても、すぐ飛んで帰りたい・・・。
もう5年以上イギリスには行ってないんですが、それでも目を閉じれば思い出す、イギリスの空気・・。

恋しいですよねぇ、私は一年も住めて幸運でしたが、それでももっと居たい、また来たいってなります。
ぜひまた行きましょうよ、死ぬまでに何度でも(*^_^*)
行く度に成長するクラパムの木を見つづけて、ジェレミーを想えたらいいですね♪
ちなみに、今度はマンチェスターとかジェレミーの生家あたりもオススメです!

お嬢さん、思春期まっさかりで反抗してるんですかね(^_^;
うちはまだ思春期ではないのですが、その頃は相当スゴイと聞きますよね・・・。
(でも、うちの息子は生まれたときから今までずっと反抗期だったので、あまり変わりが無いかもしれない(笑))
私は父親と先生には反抗したけれど、母には従順でした。
どこかでは、反抗するものなのでしょうね(^_^;
きょきょさん、色々大変ですが、思春期を乗り越えたら、基本的に母娘は良い関係ですよ♪
仲良く旅行行ったりお茶したり買い物したり、お友達感覚で楽しい相手になります。ジェレミーなど見つつ今を乗り越えて下さいませ(*^_^*)
 
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