今日は「The man who became Sherlock Holmes」の概略です。
引き続き、リューマチ熱のことです。ページは、27ページから29ページ真ん中ぐらいまでです。
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数ヶ月後、ジェレミーが起きるとベットの側に父が立っていた。
「サプライズプレゼントだよ、ジェレミー!」父はそう言ってモーターバイクを見せた。ジェレミーの為に3人の兄が苦労してこの重いプレゼントを、階段を上げ部屋まで運んだのだった。
数日後、ジェレミーは敷地内を走り回った。アクセルを踏み、コントロールを失い、木に衝突し骨折した。
「ジェレミー、またベットに逆戻りだね」父はギプスを見ながらそう言った。
ゆっくりとジェレミーは、体力を取り戻しつつあったが、以前のような力強さは感じなかった。8週間の鎮静剤での治療に加え、8ヶ月の寝たきり生活。その間に4インチ成長した。
病気と死と向き合った数週間で、ジェレミーは生きる喜び、人々の優しさに気づくようになった。全てが素晴らしく見えた。そして自分がどこにいるのか、何者なのか、なぜここにいるのか、そんなことが知りたくなった。死に向き合ったことで、優先順位が変わり、哲学に深い関心が出てきた。
リューマチ熱にかかったことで、俳優志望のジェレミーにとって転機が訪れた。ジェレミーが父の後を継いで軍人になるという可能性はなくなった。軍の医療試験を受けたが、落ちてしまったし、採用担当の士官も採用に反対した。
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せっかくリューマチ熱が治ったと思ったら、次はモーターバイクで骨折・・
うーん、イートン時代は受難続きですねー。
でもこうして、お父さんの後を継がずによくなったジェレミー。
これからは演劇の道へ。概略もやっと次の一回でニ章に入れます。
二章はいよいよ俳優の道、スタートです♪
ところで、訳では略しちゃいましたが、両親がジェレミーをベンジャミンと呼ぶ箇所があるのです。
なぜにベンジャミン!?だってジェレミーの愛称はJerryとかじゃないんでしょうか?
ベンジャミンとジェレミーの関係に心当たりのある方、教えて下さい。
どっかの映画にでてくるベンジャミンがジェレミーにそっくりなんでしょうか(笑)
明日はお仕事が忙しいので、次は火曜日に更新します♪
りえ(rie_002@goo.jp)
この本はジェレミーファンの間では、内容に偽りがあるなどとされ、評価の高い本ではありませんが、ジェレミーの一生涯の伝記はこの本が一番詳しいため、概略をご紹介しています。内容が一部事実と違うところもあるかも知れませんが、ご了解の上、お読み下さい。
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