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ジェレミー・ブレット(Jeremy Brett)とグラナダ・ホームズを語る
グラナダ(NHK)版ホームズの鑑賞日記とホームズ役ジェレミー・ブレットに関する情報を発信していきます
 



今日は、久しぶりにグラナダ鑑賞日記です。
ロンドンにいた間は、一度もしていないので、実に1年ぶり以上ですね!

ちなみにロンドンから戻って、初めてのホームズ。
自分自身、どう感じるか楽しみです♪

今回のチョイスは、「ショスコム荘」。










ベーカー街でくつろぐ2人。

グラナダ・ホームズでは紅茶のシーンが本当に多いですよね。
そういうホームズとワトスンを見る度に、私も飲みたくなってしまいます。







物語は、競走馬プリンス号とお屋敷ショスコム荘のお話。

ベーカー街をショスコム荘の調教師が訪れます。
屋敷の地下室で人骨が見つかったこと、失踪している金貸しのブルーワー、屋敷のオーナー姉弟の仲が不審な行動について相談を持ちかけられます。

久しぶりのデジタル・リマスターでのジェレミー・ホームズ!
萌えます!!!
ハンサムすぎ
グレーの瞳に、吸い込まれてしまいそうです。








早速、ショスコム荘へ向かうホームズとワトスン。
屋敷の従業員に、「近くの納骨堂で男性の不気味な泣き声がした」との情報を得ます。

デジタル・リマスターになって、お洋服の質感までばっちりわかるようになりましたね。
ワトスンの洋服にもちゃんと地模様がついていて、高級感がありますね。
もちろん主役のジェレミーは、いつも質感の良い生地です♪








屋敷で飼っていた犬を、散歩中のレディ・ビアトリスにけしかけます。
飼い主だったというのに、犬は彼女に反応しません。
誰かが、レディ・ビアトリスに変装していることがわかります。

デジタル・リマスターになると、森の雰囲気もよく伝わってきますね。
こういうのを見ていると、イギリスの森を思い出しちゃいます。
秋なので、芝生の色もくすんでいますが、夏なら青々とした芝生が美しいはずです。
ああ、帰りたい、イギリスに!!

それにしても、ジェレミーの走り姿は、とってもセクシー!








宿屋に戻ると、「さっきは、ひき殺されるところだった」と怒るワトスンに、
「実験は成功だったんだ」と気にしないホームズ。
生死の問題なのに、本当にホームズってば・・・

ロンドンでは、ほとんどホームズを見ていなかったので、久々のジェレミーが私の心に染み込んでいくのが、分かります。
乾いた土に水がしみこむように、私の心がジェレミーを吸収していくのを感じます。
やっぱりジェレミーは、私の心の栄養です

こういう表情も素敵!!

ちなみに、この時のディナーに、ホームズとワトスンが絶句だったのには、「くすっ」となります。
私もイギリスにいたから分かるんですが、地方に行くと本当に食事の選択肢がなくなり、
不味いものしかなくても、それを食べざるえないんですよね。
「わざとハズして作っているに違いない!」と思いたくなるイギリス料理。ああ、恐ろしや・・・・。








屋敷に調査に行くホームズとワトスン。
調教師に屋敷の中の様子を聞いています。

このジェレミーの笑顔、たまりませんー
大好きな馬が近くにいるからでしょうか、爽やか王子様スマイル。
うっとりしちゃいますね♪♪








ワトスンが執事を引きつけている間に、ホームズは屋敷の地下室やレディ・ビアトリスの寝室で調査中。

きゃぁあ、なんでしょう、この角度から見るとすごくドキドキしてしまいます!
正面や横顔、後ろって見慣れているんですが、この角度はあまりなくて。
それが、デジタル・リマスターですから、ジェレミーの後ろ髪とか耳の様子とか鮮明に分かって、
なんだか「初めて見る、私の知らないジェレミーの一面」という感じで、妙にドキドキです。








納骨堂に調査に来た2人。
棺桶を開けて、レディ・ビアトリスを発見します。
直後に、弟のサー・ロバートが来て、全てが明らかになったことを知ります。

今までの映像だと、納骨堂もそんなに鮮明ではなく、怖さもあまりなかったんですが、
今回は、古びた棺桶の様子が、リアルすぎて恐怖でした!
こんなところで、しかも棺桶を開ける2人の神経は、異常です








レディ・ビアトリスに変装していたのは、事件の数日前、求職しに来た若者でした。

もちろん、皆さんご存じのジュード・ロウ。
去年は、映画版「シャーロック・ホームズ」でワトスン役でしたね。
まさか将来、彼がワトスンを演じるなんて、本人も思いもよらなかったでしょうね。
ジュード・ロウは、共演のジェレミーについてどう思ったんでしょうか、知りたいところです。







プリンス号の優勝を伝える新聞を読むワトスン。
ワトスンもしっかり賭けていて、20シリング勝ちました。








勝ったのは、ワトスンだけではありませんでした。
ハドスン夫人も10シリング勝ち、お祝いのシャンペンを持ってきてくれたのです。
これを聞いたホームズの呆れた表情、とってもキュートですよね!


今回は、ホームズとワトスンの捜査もあり、事件らしい事件で、楽しめるエピソードでした。
ハドスン夫人とのシーンも仲の良さを感じます。
ショスコム荘の内装も、デジタル・リマスターで美しくなり、豪華さがよく分かります。

そういえば、ロンドンにいる間に、私もすっかりシャンペン文化を吸収してきました♪
最初は、「どうしてアフタヌーン・ティーにシャンペンなの?」と思っていましたが、これが飲み慣れると、もうシャンペンが大好きになってしまって。
もともとジェレミーがシャンペン好きと知っていて興味はあったのですが、なかなか日本ではシャンペンを楽しむシチュエーションがありませんでした。

でもロンドンに行くと、シャンペンが欠かせない文化。
アフタヌーン・ティーにも、まずはシャンペンで乾杯。
劇場に行っても、シャンペンを飲んで、ほろ酔い気分で楽しく鑑賞。
ランチもディナーもシャンペンから始まり、競馬場でももちろんシャンペン。
そう、ロンドンではどこへ行っても、シャンペンが売っていて、それがないと始まらないのです!

実際に飲んでみると、あまり飲めない私でも、口当たりが良いし料も少ないので飲みやすいです。
そして上品に酔えるし、飲むと楽しくなれて、気分が上がるんです。
楽しい場所にシャンペンが一緒だと、倍に楽しくなれます。
日本ではビールが売っているようなシーンで、ロンドンではシャンペンが売ってます。
(ただ地方に行くと、グラスでのサービスはあまりしていないし、安いシャンペンになりますね)
だから気軽に飲めるし、身近なお酒なんですよね。もちろん値段は高いですが。
皆さんも、ロンドンに行ったらぜひシャンペンを、ロンドンに似合うお酒です♪


いやー、久しぶりに、本当に久しぶりに見たのですが、やはりジェレミー・ホームズは良いですね!
ロンドンに住んだ後で見ると、少しはイギリスの雰囲気が分かっていますので、より楽しめます♪
日本に来た直後は、ロンドンを離れた寂しさと悲しさで、ジェレミーのことを見るのもつらかったですが、
2ヶ月半経って、ようやく心が回復しつつあるのを感じます。
皆さんのおかげです、有り難うございます。
ロンドン・ブログも来週あたりからまた復活しようと思います。
ロンドンの事も、いろいろ皆さんにお伝えしたいことがありますし。

引っ越ししてから、2ヶ月半ほど経ちますが、未だ荷物は処理できていません・・。
というのも、うちの家のキャパシティーを超えた荷物量なので、置いておくスペースがないんですよね
毎日、ちょっとづつ物を捨てては、スペースを確保しています。
未だ、重要な物が見つからず焦りますが(ベーカー街で買ったお土産物やBerkswellで頂いた住所を書いたメモがないのです!!)、どこかで発掘できることを祈っています。

では、また来週♪

りえ



RMさんのところで行っている「ジェレミーにBAFTA賞を」という活動を、もちろん当ブログも応援しています。
一度も、ホームズでは賞を取れなかったジェレミーにぜひ!
私は既に署名しています。
賛同して頂ける方は、RMさんのブログの「ジェレミーにBAFTA賞を!」をぜひご覧下さい♪


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コメント(10/1 コメント投稿終了予定)
 
 
 
この話、大好きなので^^ (ちび)
2010-11-07 22:38:31
わ~!この話大好きなんです☆
お誕生日のコメントをつける前に、一足飛びでゴメンなさい。でも、りえさんが、つにジェレミーのDVDを観るまでに回復されたこともお祝いしたくて、書いてしまいます。これからも、気分のゆれ戻しはあると思いますので、ホントに無理しないで、気がむいた時に、愚痴でもなんでも・・・^^

>萌えます!!!
ハンサムすぎ
グレーの瞳に、吸い込まれてしまいそうです。

そうそう、もう、これですよね~♪ 色々と思い悩んでも、最後はこれだ~みたいな特効薬です。
久しぶりにご一緒に萌えますね~♪

ユーモアにあふれる作品ですよね! ホームズ物語の最後の作品がこんなに面白い話として映像化(原作も気持ちよく改変)とても嬉しいです。

・我侭でもどこか憎めないサー・ロバート
・犬を追って礼拝堂に近づき、不気味な泣き声を聞いて逃げ出す若者の表情も最高です(音楽は、プライマリ・スクールの教会音楽ですね)
・お姉さまの部屋で正に「嗅ぎまわる」ジェレミーに笑いつつ、早く早く!ばれちゃうよ~とこちらまで焦り・・・

グラナダホームズは最高ですね☆
・・・コメントというか、興奮してスミマセン。

物を捨てて場所を確保・・・私も何十回も経験しました^^; 気持ちの整理ができ、一方で寂しくもなることがあると思います。心は自分しだい、という、ものすごい難しいですが真理であると(古今東西の賢人がみな言ってますね^^)つくづく感じるこの頃です。りえさんの心が楽しくなるように祈ってます。
 
 
 
>ちびさんへ (りえ)
2010-11-09 10:28:23
ショスコム荘、良いですよね!
ジェレミー・ホームズに会ったのは、久しぶりでしたが、
やはりジェレミーのハンサム度に魅了されっぱなしでした。
なんで、ジェレミーはこんなに美しいんでしょうね、やはり内面の輝きでしょうか。
あー、こうしてジェレミーは、映像の中で永遠の命を得て、私のように落ち込んでいる人に明るい兆しを与えられるんですよね。
本当にすごい俳優だと思います。

サー・ロバートは、俳優さんも上手な方で、ちびさんが仰るように「憎めないキャラ」ですよね。
男性として魅力ありながら、危険な香りもしつつ、お姉さんのことで泣く姿は情に溢れていて素敵な男性です。
借金で首も回らないような状況でも、貴族としての威厳も忘れず、良い感じですよね。

お姉さんの部屋を捜索中のホームズには、「きゃぁ-、帰って来ちゃったよ、ホームズ!!」とこちらが焦りますよね(笑)

それにしても、ちびさんと久しぶりに一緒に萌えれて嬉しいです(笑)
 
 
 
萌えます・・・ (そーなの)
2010-11-09 19:11:58
いい言葉ですね・・・うふふ・・・

私はちょうど、ミステリーチャンネルで、リマスターされていない方を見ていたところです。ミステリーチャンネルでは、「11月はホームズ三昧!!」という企画をしていて(何故だかわかりませんが)、毎週土曜日に連続放映しています。デジタルリマスターとは日本語訳が違うので、時々見るんですが、暗いんですよねー。ジェレミーの素敵な表情が、もったいない!

それで気がついたんです。グラナダは、こんなに画像の悪い時代に、こんなに細部までこだわっていたなんて、すごいなあって。デジタルでは細かく止めてはチェックしてるんですが、その時代からそうなる事がわかっていたわけではあるまいし、本当に小さな物まできちんと準備していますよね。

ライヘンバッハのシーンでは命綱が見えたり、「第二の血痕」では胸に刺さる刃が無かったりしているようですが、それは仕方がないですよねえ。壁の絵や、じゅうたん、壁紙、コーヒーカップ、ボタン・・・全部すごいこだわり!ジェレミーも合わせてこだわっていたんですよね。デジタルになって、そのすごさがはっきり分かりました。

「ショスコム荘」では、ジェレミーの大好きな犬や馬が現れて、心なしかジェレミーも穏やかな表情をしているように感じます。そして、ジュード・ロウ!はじめ彼と知らないで見た登場シーンから、すごく印象的でした。若くてチョイ役なのに、きらりと輝いていました。あとで知った時、やっぱり何かもっている俳優さんって違うんだなあって思いました。

ところで、ショスコム・スパニエルって本当にいるんでしょうか・・・?
 
 
 
>そーなのさんへ (りえ)
2010-11-26 00:20:43
ミステリーチャンネルでは、本当にいつもジェレミー・ホームズが見れて良いですよねー♪
で、ミステリーチャンネルでは、日本語訳がDVD版と違うんですね!しかも、良い訳じゃないなんて・・・。
一つの作品に、そんなに何種類もの字幕付けなくても

グラナダの細部のこだわりは、本当に感心させられますよね。
デジタルになった甲斐がありました。
アナログ時代では分からない俳優の細部の演技・表情、そして屋敷の豪華さなど、デジタル様様!です。

ジュード・ロウは、私はデジタルになってから、その良さを発見できたように思います。
アナログ時代、あんまり印象がなかったので。
そーなのさんが仰るとおり、確かに何か光るものがありますよね。

ショスコム・スパニエルは、本物の犬種じゃないんですか?いままでそうだと思っていました
ロンドンでもあんな感じのわんこ、結構いましたよ。
 
 
 
Unknown ( )
2015-05-06 14:35:03
イギリスというとすぐに食事のことを言う人がいますが、、、、、

イギリスのどこにいようと

それなりの料金を出してそれなりの場所へ行けば美味しいです

 
 
 
基準が難しいかもしれません (りえ)
2015-05-08 02:31:53
まず食事が美味しい、という基準をどこで設定するか、かもしれません。
日本のように、庶民レベルの値段(1000円など)で美味しい物が食べれるかどうか。
そして世界的に見てロンドンのレベルはどうなのか。
そもそも日本人の味覚に合わないだけか、など。

オランダに数年住んでロンドンに来た駐在妻の方からは、「オランダから比べたら、ロンドンはすごく美味しいです♪」と表現していました。
私の実体験からすると、20年前には見た目と味が乖離した料理が多かったのですが、今はほぼ見た目通りの味が楽しめるようになった、と思います。
イギリスの高級店は、もちろん世界トップレベルで美味しいと思いますし、ホテルのアフタヌーンティーは最高です。

ただ一般的な価格でのレストランは、いまだ日本の方が美味しい、と思います。
スーパーでの食材の点でも、野菜は豊富ですが、魚は数少ないし、高級スーパーでは鮮度も良いですが、テスコなどでは、日本では考えられない鮮度のものが売っています。肉は、ハロッズでも和牛が確か一番高い値段でした。牛肉の質は日本の方が、美味しいかもしれません。その代わり、イギリスは羊の肉は豊富で美味しいですし。
スイーツは、圧倒的に日本に軍配が上がると思います。

ロンドンにいたとき、幼稚園の先生が「バカンスはフランスに行く」と言うので、何をするのか聞いてみたら、「観光も楽しみだけど、やっぱり食べ物よ。なんでも美味しいわー」と言っておられました。
本当に味覚だけは、人それぞれで基準が難しいですね。

でもそういう日本との差異、全てが新鮮で楽しいです。
イギリスの食生活、ジェレミーが食してきた物だから、すごく関心がありますし、食文化って人間を作るものだから、より知りたいですしね。
 
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