昨日快晴の中散歩をしていた私は、携帯を持っていないことを悔やんでいました。カメラも持ち歩く必要があると感じました・・・・。1羽のカラスがトンビよろしく弧を描いて旋回していたかと思うと、いきなり急降下して行くのです。「何を狙ったんだろう?」と私は興味津々で近づきます。誇らしげに田んぼにしっかりと2本足で立つカラスの口ばしには、どじょうがニュルニュルと身をよじっていました。私は、初めて見る光景に「朝から凄いの見たな!カラスがどじょうを捉えるなんて・・・・」とまるでテレビの『野生の王国』を見ているようでした。身近なところで繰り広げられる自然の掟の厳しさを改めて感じさせられました・・・・。
カラスが飛び去った後、あぜ道に廻りどじょうの姿を探す私でした。私は是非カメラに収めてみたいと思い、明日の撮影ポイントを探しまくるのでありました。私の中では「カメラは見た!身近な自然」というタイトルが出来上がっていました。田んぼの中を覗くと確かにいましたどじょうが・・・・。気がつかなかったなぁ~と頭をかきながら空を見上げます。代掻きの時に田んぼに水を引くのでその時に紛れ込むのかなぁ~と思いながら、もう1度見たくてついつい足を延ばして遠回りするのでした。電線に止まるカラスを見つけては足早に近づき期待に胸を膨らませますが、まったくの知らん振りであります・・・・。電線に止まるカラスは、柳の下のどじょうは2匹もいないよと言わんばかりでした・・・・。
散歩から戻った私は、一泊2日で自然体験授業に行く次男に、早速カラスの話をしたのです。そして彼に「色々と自然を体験して来い!しかし、マムシとかスズメバチには充分に注意するように」と念を押すのでありました。非日常的生活を体験することは、子供にとっていい経験になると思います。ナイトハイキングもあると言うことで怖がりな彼は今からナーバスになっていますが、「大丈夫だよ!楽しんできなさい。星が綺麗だよきっと・・・」と声をかけました。テントに宿泊すると言うことで、たぶん興奮して眠れないと思うのですが、それも大切な思い出の一つなので大切にして欲しいと願うのでありました。
どうだったのかなぁ~と、次男のことを思いながら散歩に出かけます。帰って来たらどんなお土産話が聞けるか楽しみです。私は携帯片手に身近な自然を探しに出かけるのですが、動いている被写体を携帯ではたして上手く撮ることが出来るのでしょうか??・・・・・。
今朝も5時30分起床、早起き5時台自己記録更新中!!