炎と水の物語 2013 Apprehensio ad Ignis et Aquarius.

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タンザニア・コンゴ国境に M6.8の地震

2005-12-06 | アフリカ

画像:USGS. 米地質調査所.

12月 5日、タンザニアとコンゴの国境付近のタンガニーカ湖で、M6.8の地震が発生しました。 震源の深さは10km。 数名の死者と多数の負傷者が出ているとの報道があります。被災地は、コンゴ内戦から逃れてきた人々の難民キャンプが多数あり、混乱が危惧されています。内戦は、2002年を境に下火になってはいるものの、散発的な戦闘が続いています。

震央 は、タンガニーカ湖中央部で、ハワイの津波警報センターによると、タンガニーカ湖での津波の発生の可能性もありうるとして注意を呼びかけています。なお、震央の北、150kmのタンザニア側の湖岸の都市Kigomaでは、津波の報告はない模様です。 ABC News 震源に近かったコンゴ側のKalemieでも、大きな津波は観測されなかった模様です。 BBC News

タンガニーカ湖付近では過去に、
2000年10月 2日に、M6.6.
2002年10月24日に、M6.3の地震がありました.

また、この十日ほどの間に、アフリカの周辺地域では、11月28日のペルシア湾、12月2日の紅海南部に、やや強い地震がありました. 上掲画像をご参照下さい.
また、9月24日には、エルタ アレ 火山が、地震をともなって噴火しています.




画像 USGS. 米地質調査所。

また、11月13日には、タンガニーカ湖の北 200kmのニイラゴンゴ火山(3470m)が、小規模な噴火をしていました.
ニイラゴンゴ火山は、2001年12月~2002年1月に,大きな噴火をしていす.
この付近は、アフリカ大地溝帯上に位置しています.

参考
・ アフリカでの違法な森林伐採 石弘之 ・>>>



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