助手席はムスコ

運転の自信が全く無い私。
助手席にムスコを乗せて、自分の車で公道を初めて走った。

雨がポツポツ降っている。
ワイパーのまわし方がわからん！
ムスコ「母ちゃん！それはライトだ！」
ムスコ「母ちゃん！後ろのワイパーが回ってるよ。」
ムスコ「母ちゃん！今度は洗剤（ウォッシャー液）が出てるよ！」

手動で一回っきりしかフロントワイパーが動かない。
雨もポツポツだし・・必要に応じて、ワイパーを手動で動かすことに。
私「時間もないし、手動で回すから、いこか。」
ムスコ「雨がざーざー降ってきたらどうすんの！？父ちゃんに聞いてよ～大丈夫かなあ～」

とりあえず、発進。
自分ちの駐車場の出口へ出ようと向きを変えると、
ムスコ「母ちゃん！出口反対だよ！何やってんの！」
おっと、そうだった。

自転車で下見しておいた、確実な道を回って、30分位してぐったりして帰る。
途中で幅寄せして止まったら、ドア擦りそうだった（汗）。でも大丈夫、車両保険も入ってるし。・・って、違うか。

さて、問題は駐車場の車庫入れだ。両隣の車もいるから、気をつけないと。
とりあえず、勘でバックから入れてみる。
ムスコ「母ちゃん！このままだとぶつかる！」
え？マジ？ドアを開けて見ると、大回り過ぎて、確かにぶつかる。
ムスコ「ほら、父ちゃんみたいに、ハンドルを逆に切って、前に一旦出て！」
え？どっち？そのままじゃダメ？

よく考えると、確かに教習所の教官に言われたっけ。
ムスコの言うままやってみると・・
おぉぉ、ぴったり。
やるじゃん、私。
ムスコ「いつもさあ、車の中で寝てばっかりいるからわかんないんだよ。ボクはいつも助手席で見てるからわかるんだ。」

あっそう。

車を降りて
ムスコ「母ちゃんのせいで、気分が悪くなった・・・」