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小忙しさに負けず、下町歩きやジョギング中の風景を楽しんでいます。

大人のESL開始。

2010-04-09 22:37:48 | USA(生活)
「渡米するなら、英語をちょっとはマトモにしゃべれるようになりたい」というのが当初の目標だった。
子供の学校適応に翻弄されていたのと、家の中は完全日本語なので、ほとんど英語を使う機会が無い。勇気を振り絞って学校の集まりに出てみるも、ネイティブのお母さん達のおしゃべりは全然わからなくて、凹む日々。

「母ちゃんは英語しゃべんなくて、お気楽でいいよねえ。」と言われ続けたけど、私もやっと念願のESL(English as a second language: 第二言語としての英語)を始める事ができた。3月から始まったマンツーマンのレッスンに加えて、今週から隣町のコミュニティーがやっているESLクラスも週2で始まり、いきなりとっても忙しくなった。

まず、街のCommunityがやっているESLは、とっても明るいボランティアのおばさまから、マンツーマンで、発音の言い間違いや言い回しのチェックを中心に見てもらっている。
この1週間の出来事の話にはじまり、プリントを使ったり、新聞のarticleを声に出して読んで発音のチェックをしてもらったり、難しい言い回しやアメリカの文化的な説明をしてもらったり、日本との違いを説明したりと、すごく盛りだくさんで、2時間があっという間にすぎる。「英会話教室独特のメソッド」とかは無いけど、アメリカについての話題や身近な話題をたくさん扱ってくれるので、すごく楽しいし、有意義だ。
おばさまも楽しんでいるよと言ってくれているけど、こんなにすばらしいマンツーマンが無料だなんて申し訳ない。
public libraryで2時間レッスンをしてもらった後は、Boston grobe(ボストンの地元紙)をのんびり読んでから、帰って来ることにしている。

4月からは、グループの「Basic Grammarクラス」と「Advanced&intermidiate communicationクラス」が週2の16回コース(2ヶ月コース)として始まった。クラスメンバーは、ロシア/ブラジル/コロンビア/台湾/中国/韓国、と全員外国人なので、外国でレッスン受けてる!という気分になるし、クラスの合間の時間も必然的に英語でのおしゃべりになって、楽しい。こちらはもちろん有料コースだけど、日本に比べると破格の安さなのが嬉しい。
ちょうど同じ日に、同じ場所で行われ、子供を学校へ送った後の9時からお昼過ぎまでで、主婦には都合がいい。
何より、一番いいのが、クラスが行われるのは、Tutorの自宅だったということ。これがまた、ものすごい大邸宅で、お手伝いさんが居て、部屋の掃除をしたり、おやつを出したり、いつも熱いコーヒーをわかしてくれていて、アメリカのお金持ちの家という感じ。
家の中を大型犬(猟犬)が闊歩していて、授業中に猫がテーブルの上に飛び乗ってくるし、鳥かごの中ではインコが騒がしく鳴いている。こういうアットホームな環境で、リラックスして、授業を受けられるなんて、サイコーだ。(動物アレルギーのある人は絶対無理だけど)
Tutorは、Teacherを退職したシャキッとしたおばあちゃんで、Advanced&intermediate Communicationクラスを取っている15人の生徒は、半分以上がリピーターで、何年もアメリカに住んでいる人も多くて流暢な英語を話す。ESLレベルは卒業しても、Tutorの人柄に引かれて、皆このクラスにお金を払って通っているのだそうだ。
Basic Grammarクラスに通う生徒は、本当に英語がヘタくそだ。このコースの前提として、「Beginnerコースを卒業していること」だけど、発音めちゃくちゃだし、文章もマトモに読めない人が多い。内容は中学校英語。日本の学校英語はグラマー中心だったから、内容的にはすごく簡単だ。それでも、先生の説明は聞く価値がある。英語にできるだけ触れる機会を作りたかったから、このコースも私には価値がある。
しかし、英語が全くダメなロシアの男性に、別のロシアのおばあちゃんがロシア語で翻訳をしようとするので、毎回Tutorに「English Only!」と注意されている。。。一方では、英語が全く聞き取れないビギナーに、ちょっとは解る生徒がゴニョゴニョと説明していて、ちょっとうるさい時も多い。互助精神なんだろうけど、ちょっと勘弁してほしいと思ったりもする。

ESLクラスを取り始めて思ったこと。
「ESLって、やっぱりわかりやすい。」
皆、語彙力が無くて、限られたベーシックな単語と言い回しを駆使しているので、理解しやすい。
参加者のレベルは違うけど、アメリカ現地で英語で困っていて、ちゃんと英語を話したいという真剣な人たちばかりだから、モラルも高い。
そして、皆へたくそと自負しているから、自分のヘタな英語も一生懸命聞いてくれるし、躊躇なく話せるのがいいのかもしれない。グループもマンツーマンも両方楽しい。ESLクラスでは解ったフリをしなくてもいいし、自分のヘタな英語が通じた、というのが自信につながる。

帰国まであと2ヶ月。スタートは遅すぎることは無い、よね。きっと。
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