mab's MemoBlog

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小忙しさに負けず、下町歩きやジョギング中の風景を楽しんでいます。

アメリカでは音楽漬け

2010-05-22 09:08:37 | USA(生活)
凹みがちな子供たちに、日本語を話せる環境を整えてあげることは結構重要な問題だった。趣味が同じで一緒に遊んだり、困ったことを相談するような友達ができたらいいな、と思っていた。

息子は、小学校の音楽クラブで少しやった(ドレミファソラシドがふける程度)トロンボーンを選択し、日本人生徒で構成されるJazz Bandに入れてもらい、毎週のように、練習の後には、一緒にご飯を食べたり泊まらせてもらっている。毎週合宿気分だ。
そして最近は現地校のjazz Bandにも入って、週二のクラブやどこぞへのコンサートやらで、結構楽しくやっている。
現地校のバンドに入るにはオーディションがあるから、ある程度音が出せる子達が入って来て、実は日本人バンドよりも少しレベルが高く、途中から入った息子にはキャッチアップは難しいようだ。日本の中学校みたいに長時間皆が一緒に基本からやるのではなく、自宅で個人練習し(家が広くて田舎だからうるさい楽器を弾く事が許される)、必要に応じて個人レッスンを受けたりして、学校での練習は全体練習が中心で、音を全体でそろえていく方式のようだ。
アメリカのクラブは、必死でやる部活じゃなくて、ゆるーい感じの、ヘタでも参加して楽しむことが重視されるので、息子はアメリカ式がとてもお気に入りのようだ。「アメリカはやっぱジャズだよねえ」なんてわかったようなことを言っている。

娘は、日本人Jazz Bandの他に、やはり小学校のバンドの週2の朝練で、フルートがふけるようになった。
「ドレミじゃわからないから、BフラットとかAとかCとかで呼んで。」とか、
「学校(現地校)のバンドはヘタすぎて、やる気にならない。皆練習しないし、日本人バンドの方がいいし楽しい。」と言っている。

そして、私も子供たちに混ざって、週末は一緒に練習したり、集まって来た子供たちの監督とかで、Teenagerの世界を垣間みている(若返ったような気がする!)し、お母さん方ともいろいろ話ができて、憩いの場となっている。

今週末は、この日本人バンドの、卒業コンサート。
日本への帰国や引っ越し、進学などで、バンドを離れる子達と一緒に演奏する最後の機会だ。
子供たちにとって、そして私にも、アメリカのいい思い出になるだろう。

息子には、月30ドルの数ヶ月のレンタル代よりも安い、中古のYAMAHAのトロンボーンを最初に買ってあげた。
アメリカ製のレンタル品と吹き比べてみて、「ぼろくても、自分のトロンボーンが欲しい。」と、おそらく20年は前の、メッキがはげているモデルを選んだ。「Swing Girlsみたいだよねえ」と、ボロくてかさ張るClassicalなケース(今のモデルはプラスチックの軽くて小さいケースが付いている)も、結構お気に入りのようだ。
「これで100ドル?すごい掘り出し物!十分!いいものを選んだね。」と言ってくれたので、まあ当たりだったんだろう。

娘は、小学校のバンドの申し込み時に、フルートもレンタルしたけど、実は音が鳴りづらかったり、トーンがずれている。
「私もお兄ちゃんみたいに、フルート買って。」
ぼろくてもいいなら、ね。。。
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