三億円事件犯人に至る道

三億円事件について考察いたします。

小平市の上下水道(2)

2016-11-24 04:03:00 | 日記
では、1959年、最初の水源を確保するまで、いったい、どうやっていたのだろうか。
おそらく、民間業者が、浅井戸を掘削して、対処していたのだろう。
そもそも、水道関連の業者の主要な業務は、このような、浅井戸の掘削による、水源の提供だったと思われる。
さらに、それが、進展していくと、地域の協同組合の運営となる。
個人で、水道事業者に浅井戸の掘削を発注するとなれば、相当な負担だっただろう。地域で発注し、地域で共同で使用、運営する方が、現実的だ。
ただ、それでも、市街化には、追いつかなくなる。
水道業者の整備する井戸は、浅井戸であり、たとえば、渇水期、あるいは、地域によっては、井戸水が枯れることもあるからだ。
ということで、1959年3月、水道事業は、小平町営へ移管される。
(2013年9月記)

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小平市の上下水道(1)

2016-11-24 04:01:40 | 日記
上水について。
小平市、に限らないが、たとえば、大きな河川、豊富な水源地がなければ、水の供給は、井戸の掘削以外、手段はなくなる。
また、農地、工場も、大量の水を、必要とする。
ということで、いまの都水道局小川浄水場のある場所、1959年12月18日、ようやく、第一水源を確保。水の供給を開始する。
その後、順次、市内各所において、水源地を、開設していく。
ただ、やはり、市街地化には、追いつけない。
1973年11月1日付、東京都水道局に統合される。
現状は、おそらく、適宜、東京都から分水を受ける、ということになっていると思う。
(2013年9月記)

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