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中学時代から42年!同級生コンビのつぶやき

日々の生活の中での雑想文。時代の狭間に在するアラフィフの想い・・・。

赤ちゃんは前向きがお好き?

2009年01月15日 18時59分23秒 | 子ども
夕方電車に乗っていると、同じ車両から赤ちゃんの泣き声が

聞こえてきました。

どこかなぁ~と、キョロキョロ探していると、
ママに抱っこ紐で抱っこされた可愛い赤ちゃん発見。

よくみると、ママは赤ちゃんを前向きにして抱っこしていました。

最近の抱っこ紐は、抱っこをする時に、ママの方に顔を向けて
抱っこするかたちと、ママに背を向けて抱っこされるかたちの
両用2WAY、さらに3WAY(プラス横抱き)タイプのものが
多く出回っています。

背を向けて抱かれる前向きタイプは、たぶん欧米から流れてきた
ものかと思いますが

「周りの景色が見られ、好奇心旺盛の赤ちゃんはご機嫌!」

的なキャッチフレーズ。

が、しかし、

ふと、「本当にそうだろうか?」と疑問に思いました。

好奇心云々の前に、「安心感」という面では、
背中がママと密着しているのと、胸がママと密着しているのとでは、
全く違うのではないかと、思います。

現に私は抱っこをする側ですが、子どもを背中から抱きしめるのと、
向き合って抱きしめるのでは、向き合うかたちの方が、断然密着感が
あります。

背中からだと、子どもの表情も見られず、子どももママを抱きしめ返す
事ができないので、なんとなく物足りない感じがします。

胸と胸を突合せすという事で、とても安心し、甘える事ができるのです。

抱きしめられ、その胸に顔を埋める母と子の姿は、まさに母子一体感。
なんとも心あたたまる光景となります。


欧米では、子どもの自立を即す傾向があり、アメリカなどでは、生まれた
時から既に母子の部屋は別々。

赤ちゃん、子ども達は早い段階から自分の部屋を用意され、寝る時は、
一人で寝る。

日本でもベビーベッドの普及で、同じ布団で赤ちゃんと寝るというところは
少しづつ減ってきてはいますが、でも部屋は同じだったり、少し大きくなると、
ママと一緒に子どもが寝る事は必ず1度はありますね。

逆に欧米では、この日本式子育てスタイルが注目を浴びており、今までの
自立を即す子育てのかたちが、見直されています。

日本が欧米流を取り入れている間に、向こうはこちらの良さを逆評価して
くれているという事は、なんだか流れが交差しているようですね。

いづれにしても、赤ちゃんは話せないので、本当の気持ちはわかりませんが、
流行や、便利グッズに流されないで、その時々の状況や、赤ちゃん、子ども達
の気持ちをくみつつ、うまく活用していく事が大事ですね。