Renaissancejapan

哲学と宗教、財閥、国際政治、金融、科学技術、心霊現象など幅広いジャンルについて投稿しています

【重要拡散希望】“都内などで脅迫や暴行受けた”中国の民主活動家が独自証言 “中国の秘密警察”日本で活動か その実態は?【news23】

2023-06-20 15:55:38 | 日本・天皇・神道・文化・思想・地理・歴史・伝承

皆さん、気を付けてください。
「何事も失敗の原因の本質は、根拠なき楽観」

「気を付けよう、甘い言葉と暗い道」

 

都内などで脅迫や暴行受けた”中国の民主活動家が独自証言 “中国の秘密警察”日本で活動か その実態は?【news23】
https://www.youtube.com/watch?v=jmTkvbeWEWg


トランプはDSと戦っていて、暗殺・戦争をしない?冗談もほどほどに

2023-06-20 14:02:31 | 国際政治・財閥

ネット界では、トランプはDSと戦っており、暗殺・戦争をしない平和主義者と信者は言っているようですが、以下の事実はどうでしょうか。説明してみなさい。

DSと呼ばれる勢力から巨額の資金援助を受け大統領に当選したトランプ

2016年の大統領選挙では、ドナルド・トランプ候補が集めたお金は、公開情報で、9億5760万ドル。 1ドル110円換算で1,053億円。 もちろん民主党のクリントンもそのくらいは集めています。

そのお金は、みなさんがDSと呼んでいる国際金融機関 (ロスチャイルド財閥、ユダヤ系ゴールドマンサックス、ロックフェラー財閥、モルガン財閥)などです。 

特に、近年はユダヤ系金融機関のゴールドマンサックスが「ガバメントサックス」ともいわれており、大統領選挙では、共和党と民主党の双方に、巨額の寄付をしています。

そして政権に入り込み、裏からコントロールしているのは有名な話です。


トランプが指名した、トランプ政権での第77代財務長官が、ゴールドマン・サックス出身の、スティーブ・ムニューシン

トランプ政権経済政策・司令塔、となるアメリカ合衆国国家経済会議(NEC)委員長。 経済担当大統領補佐官が、ゴールドマンサックス出身のゲーリー・コーン

トランプ政権の首席戦略官(上級顧問)がゴールドマン・サックスのM&A部門で投資銀行業務に携わっていた、スティーブン・バノン

トランプ大統領補佐官兼上級顧問(経済イニシャチブ担当)が、ゴールドマンサックスのグローバル・コーポレート・エンゲイジメント社長を務めていた、ディナ・ハビコフ・パウエル

トランプ政権で第39代商務長官を務めたのが、N・M・ロスチャイルド出身の、ウィルバー・ルイス・ロス・ジュニア


トランプ元大統領はロスチャイルドのヒットマンだった? 林千勝
https://www.nicovideo.jp/watch/sm41761230
トランプ前大統領がワクチン追加接種 支持者からはブーイング
https://www.nicovideo.jp/watch/sm41698640
【“統一教会”が大規模集会】韓国でトランプ大統領など各国要人が出席 安倍元首相の“追悼”も
https://www.nicovideo.jp/watch/sm41564152
ソロスvsトランプと米中対立を煽る存在の正体。2つのNWO計画
https://www.nicovideo.jp/watch/sm41611921
5Gとワクチン推進してたトランプ大統領
https://www.nicovideo.jp/watch/sm41698545?playlist=eyJ0eXBlIjoic2VyaWVzIiwiY29udGV4dCI6eyJzZXJpZXNJZCI6Mzc4Nzg0fX0&ref=series&transition_type=series&transition_id=378784


トランプは、選挙でお世話になった国際金融機関を批判し、TVスターらしく、正義の味方のふりして、国民の人気を得ようとしたので、アメリカを実際に動かしている国際金融機関から制裁を受けているのです。

 


トランプは戦争も暗殺もしない平和主義者? 冗談もほどほどに。

トランプ政権下の2020年1月3日、イランのソレイマニ司令官は、車列でバグダード国際空港そばを走行中に米軍人攻撃機MQ-9 リーパーによる攻撃を受け、カターイブ・ヒズボッラーの最高指導者であり、PMFの副司令官でもあったアブー・マフディー・アル=ムハンディスを含む4人とともに死亡しました

彼の遺体は原形をとどめないほどにひどく焼かれたものの、本人照合は彼が常日頃身に着けていた指輪により特定された。wiki

トランプ政権によって暗殺されたイランの将軍ですが、当然イランは激しくトランプを非難。 そして今も戦争状態です。 ただ軍事力では圧倒的な差があるので、イランはアメリカに軍事攻撃はできないので、中露について反アメリカ活動を行っています。




北朝鮮と蜜月のトランプ

国連から、核ミサイル開発で非難決議を受け、経済制裁が北朝鮮に行われているなか、何故か北朝鮮のTop金正恩と蜜月のトランプ。 当時も北は核を搭載した大陸弾道弾の開発をやっており、国際社会は早期に辞めさせるべく非難していましたが、トランプは北朝鮮と蜜月で、開発を止めませんでした。北朝鮮はトランプのおかげで開発を続け、今日(2023年6月)段階では、アメリカにまで届く、核を積んだ大陸弾道弾の開発に成功。

だから、脅しの意味も含めて、ミサイル実験を異常な頻度で行っているのです。


北朝鮮訪問中、軍人に敬礼した目立ちたがりのお馬鹿トランプ。 金正恩や軍人たちも目が点。
国威社会から多くの非難を浴びました。

金正恩氏の目の前で北朝鮮の将軍に敬礼、トランプ大統領に非難
://www.afpbb.com/articles/-/3178604

 

金正恩氏の目の前で北朝鮮の将軍に敬礼、トランプ大統領に非難 018.6.15
https://www.afpbb.com/articles/-/3178604
【6月15日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un朝鮮労働党委員長の目の前で、北朝鮮の将軍に敬礼する動画が公開され、トランプ大統領が非難されている。 この動画は今週、トランプ大統領が金委員長との首脳会談のためにシンガポールを訪問した際に撮影されたもので、北朝鮮の国営テレビが14日に放送した。

トランプ氏、思い付きで北朝鮮に譲歩姿勢 ボルトン氏の回顧本 2020.06.25
https://www.tokyo-np.co.jp/article/37656

【ワシントン=金杉貴雄】ボルトン前米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は23日、トランプ政権での回顧録を出版した。対北朝鮮外交では、トランプ大統領が3回にも及んだ首脳会談で、思い付きで譲歩の姿勢を示すなど危うい内実があらわになった。

北朝鮮拉致被害者の家族の方々はどのような思いで、トランプの敬礼を見ているのでしょうか?

 

 

 

 

DSの本丸は、アメリカの中央銀行FRBを設立し、その大株主となった国際金融機関

ご存じ、米民主党のバックにいるのが、ユダヤ系ロスチャイルド財閥。 共和党のバックにいるのがWASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント)のロックフェラー財閥とモルガン財閥。

ジキル島での秘密会議
FRBを設立するために集まったジキル島の秘密会議に出席したのが以下の7名です。

ポール・ウォーバーグ:クーンローブ商会の共同経営者
ヘンリー・デヴィソン:JPモルガン商会の共同経営者
フランク・ヴァンダーリップ:ロックフェラー系のナショナル・シティ・バンク・オブ・ニューヨークの頭取
チャールズ・ノートン:JPモルガン系のファースト・ナショナル・バンク・オブ・ニューヨークの頭取
ベンジャミン・ストロング:1914年に「ニューヨーク連邦準備銀行」初代総裁(モルガンとクーンローブの推薦)
ネルソン・オールドリッチ:共和党上院議員で院内幹事。 通貨委員会委員長、JPモルガンの投資パートナー
              ジョン・D・ロックフェラー・Jr.の義理父
エイブラハム・アンドリュー:連邦財務省次官。 通貨委員会特別補佐官。

むしろ、共和党、およびロックフェラー・モルガン系が多いのが分かりますね。

世界の最貧国の一つであった中国に巨額の資金援助・技術援助を行ったのが、共和党のバックにいるロックフェラー財閥。1970年当初、米ソ冷戦の真っただ中、中露分断を目的とし、ロックフェラー財閥の当主であるデイビッド・ロックフェラーが中国を同盟国並みに育てのです。 これは同じく共和党のキッシンジャーもそう言っています。

1972年2月、共和党のニクソン大統領が訪中し、ニクソンと毛沢東の首脳会談が行われ、その会談mの場でニクソンが毛沢東に巨額の資金援助と技術援助を約束したのが起点です。


 

ジキル島の秘密会議https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/3900d492b7661d431cb79fea2e7f343d

ロスチャイルド財閥ー60 連邦準備制度に全米で反対運動https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/c1d3cfb94baf6c38486dd4fb275b65c2

ロスチャイルド財閥ー64 オーウェン・グラス法https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/186b1def9e9f3ba821cff3935c4bdee0

ロスチャイルド財閥ー65 民間所有の中央銀行 「連邦準備制度銀行」の仕組https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/1f3ae7f7dc7ac6d2e9947a23988df229

ロスチャイルド財閥ー66 第一次世界大戦とFRB
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/99260d3cdc3e95499f401a27a53b1cd2

 

 

 

★世界一豊かだった大英帝国の国民、アメリカ国民、日本国民の中間層が貧困層に陥った理由

陰謀論の中心、DSによるFRB設立、そして第一世界大戦にアメリカ参戦し国際金融機関はぼろ儲け

何度も言いますが、アメリカ政府は巨額の戦争国債発行し、それをFRBが購入、またイギリスやフランスも購入。
FRBが支払うのはただの紙切れに印刷しただけのドル紙幣ベースの銀行にあるただの数字。 イギリス、フランスは満期になると利子をつけて米国政府に返却しなくてはなりません。 また、ロックフェラーやモルガンは軍需産業にも手を出し、ぼろ儲け。

こうして、借金漬けとなった戦勝国のイギリスやフランスは没落していき、世界覇権は大英帝国からアメリカに移り、アメリカは1920年代の黄金の時代を迎えます。日本も大正のバブル景気を迎えました。 敗戦国のドイツは天文学的数字の借金を背負わされました。


戦勝国である筈のアメリカ国民の中間層が貧困層に陥った理由は、中央銀行制度

1920年代はアメリカ国民は、富を満喫しました。 しかし戦後も何度も戦争、環境、アフリカや中東支援、中国・アジアに経済援助で国家は借金体質になります。 なんでこんな馬鹿げたことをするのか? 話は簡単です。FRBの大株主の国際金融機関(ロックフェラー・モルガン・クーンローブ・ロスチャイルドなど)が政治家と癒着し、そのような政治をさせているのです。 

ここであえて、ユダヤ人のロスチャイルドは表立って、目立つた動きはしません。 何故ならユダヤ人差別があり、アメリカの政治家を動かしているのがばれると、アメリカ国民からの反発にあって、事はうまくいかないからです。 

あくまでもWASPのロックフェラーとモルガンが中心です。 これによって両財閥は大躍進。 モルガンに至っては、GE・GM・ATT・USスチール・カーネギー・NY鉄道などを所有し、アメリカの影の政府と呼ばれるまでになりました。当然、これらの大企業に勤めていた一般の国民も当然、豊かな生活を送ることが出来ました。

しかし、上記のような(戦争、環境、貧困国への経済援助)援助を続けていくことにより、アメリカ政府は財政の負債が積み重なるようになります。 何故なら巨額の国債を発行するけれど、それはFRB(国際金融機関が大株主)に買い取ってもらいます。国際金融機関のコストは紙切れと印刷代。 

満期が来ると、アメリカ政府はFRB(大株主は国際金融機関)に利子をつけて返却しなければなりません。FRBがもらうのはリアルなお金(ドル)です。 だから、国際金融機関や政府と癒着した金融機関(ゴールドマンサックやモルガンなど)はぼろ儲けしますます資産が増えます。

ユダヤ系ゴールドマン・サックスが「ガバメント・サックス」と言われる所以です。

ちなみに、ゴールドマンサックスやモルガンなどの投資金銀行のボーナス知っていますか? ただのお一般社員で、多いときは、ワンボーナス1~10億円ですよ。元ゴールドマンサックスに勤めていた社員が著書に書いています。

一方、世界一豊かだった中間層の国民は? アメリカ政府がFRB(大株主は国際金融機関)に利子をつけて返却しなければなりませんが、その利子は国民の税金です。国債が巨額なので、利子も半端ない金額です。

よって、こんなこと何十年も続けていたら、中間層の国民は貧困層に陥って当然です。またアメリカ政府も今では巨額の債務を抱えています。数千億円の財政赤字ですから日本の国家予算の数倍です。だからこの1~2ケ月、アメリカが借金を返ず国家破綻するかも知れないと大騒ぎになりました。 過去何度もあり、法律で債務の上限を決めているので、その上限に近づくと法律を変更して上限の金額をあげて、その場しのぎをやっているわけです。

すなわち、勝ち組は国際金融機関と政府と癒着しゴ-ルドマンサックス、モルガン、またロックフェラーやロスチャイルドなど。 彼らは金を持っているので、政治家を使ってタックスヘイブンに金を逃避させています。

そして負け組はアメリカという国家。 そしてアメリカ国民なのです。毎年毎年、知らぬ間に税金という形で勝手に搾取され貧乏になって当たり前などです。 普通、政治家が増税しようとすると選挙の洗礼を浴びて落選します。 彼らとてサラリーマンみたいなもので、収入も一般企業の幹部社員の方が多い場合もあります。

政治家も家族を養わなければならないので、落選すると困る。 ところがこのFRBでは、金融マイアと呼ばれる一種の(詐欺の)天才が集まっていて、一般国民が太刀打ちできる頭脳ではありません。 

選挙の洗礼を浴びなくてもよいように、自動で国民から税金を巻き上げる方法を考え、政治家とつるんでいるのです。 だから中央銀行制度が出来てからは、子国債の利子分(税金)を自動的に国民から巻き上げる仕組みを作っているわけです。 

これが、世界一豊かだった大英帝国、アメリカ、日本国民の中間層が全員、貧困層に陥った原因です。  何年、いや何十年も前から欧米先進国では言われ続けてきたことです。

アメリカの中間層では、白人女性が黒人とのポルノビデオに出演しなければ生活を維持できなく、人によっては男女関係なくホームレスになってしまっているのが、今日の現実社会なのです。

 

 

★お馬鹿トランプは何をやっているんだ? 情けない。
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/5e11ad304089be40761427e98301b2b9



 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

哲学・宗教・思想 ここまでの投稿記事一覧https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/7da98797504886d8b9eaa2e5936655e6

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ロスチャイルド財閥 今まで投稿してきた記事リスト (1/3)https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/1f87a836a42cfdcf5bc18c8a5e212fe5
ロスチャイルド財閥 今まで投稿してきた記事リスト (2/3)https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/40a30f12de3651f13810a90405370238
ロスチャイルド財閥 今まで投稿してきた記事リスト (3/3)https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/47e334f8ba710639aefdcc8d7824f9fa

ロスチャイルド財閥-163  ロスチャイルド財閥について今まで投稿してきた記事一覧https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/fedeabe97fbe342e880f7195d00dabec

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

世界の財閥 ここまでの投稿記事リストhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/14d30c37bfae00d834c78d49da070029

 

日本の財閥 ここまでの投稿記事リストhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/6958fc72746302160416dd6dad039f68

 

 

ゴールドマン・サックス ここまでの投稿記事リストhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/0b4c5b8ba383a38e0af1df7b1a477ea3

 

Black Rock ここまでの投稿記事リストhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/93ef8de49c1ff9039ce7446f1f3fb0e8

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 


ディスプレイの祭典 in US 2023

2023-06-20 06:55:20 | エレクトロニクス・自動車・通信・半導体・電子部品・素材産業

以下、日経記事 2023.06.19から引用。

2023年5月21~26日、ディスプレー技術の学会・展示会「Society for Information Display(SID) Display Week 2023」が、米国ロサンゼルスコンベンションセンターで開催された。Display Weekは、ディスプレー技術の祭典と呼ぶべきもので、最新の技術発表とともに展示が行われ、現時点での最新技術を知る上で有益である。

今回からオンライン形式でのサービスが無くなってしまった。そのため、あらかじめ綿密に計画を立ててしっかり聴講しないと、重要な発表を聞き逃してしまう恐れがある。発表時間が重なってどうしても参加できなかった発表については、オーサーズインタビューで直接発表者に質問するしかない。そもそもこれが本来の形であり、会場の熱気も感じやすい。大事な発表を聞き逃さぬよう、適度な緊張感を持って会場を移動するのも楽しいものである。筆者はこの形態こそが学会の正しい姿だと思う。

 毎年5月に米国で開催されるDisplay Weekも、新型コロナウイルス禍で直近の3年間は論文数も参加者数も伸び悩んだ。しかし、今回の投稿論文数は2022年の526件に対して639件と21%の大幅増加で、展示会のブース数にいたっては131から186へと42%もの大幅増加となった。Display Week全体の参加者数も5000人を超えたそうだ。会場は熱気に包まれており、体感的にはほぼ新型コロナ禍前の水準並みに回復したように感じた。筆者が興味を持った展示について紹介する。

QD-OLEDを前面に押し出すSamsung

 4年前のDisplay Week 2019では韓国Samsung Displayの展示ブースが無くなったことに驚いたが、今回は韓国LG Displayと並んで会場正面の一番いい場所に大型のブースを構え、しかも大型の量子ドット有機EL(QD-OLED)パネルを何台も並べた派手な展示で存在感を示していた。QD-OLED技術でOLED TV市場でLGに真っ向勝負するのだという力強いメッセージを感じさせる展示であった。コスト競争では中国勢に勝てなくなりつつある中で、技術開発競争ではまだまだ先行者メリットを享受できる立ち位置にいるのだから、それを最大限活用してビジネスで勝つのだという戦略は正しいと思うが、問題はあと何年そのリードを維持できるかという点であろう(図1〜3)。

図1 Samsungのブース
図1 Samsungのブース
34型、49型、77型、65型の4種類のQD-OLEDを並べ、高画質(特に色再現範囲の広さ)をアピールしていた(写真:松枝洋二郎)
図2 34型と49型 QD-OLEDパネル
図2 34型と49型 QD-OLEDパネル
共にゲーム用途を強く意識した展示で、49型は32:9のウルトラワイド画面になっている。応答速度の速さはもちろん、目に優しいブルー光であるとうたっている。DisplayHDR TRUE BLACK 400の表記の意味は、最小ピーク輝度が400cd/m2のHDR対応表示ということであり、画素単位で黒を表示できるので「TRUE BLACK」表記となる(自発光素子のみが「TRUE BLACK」表記が可能)。コントラストが極めて高いので400cd/m2の輝度以上に白がまぶしく感じられる(写真:松枝洋二郎)
図3 77型のQD-OLEDパネル
図3 77型のQD-OLEDパネル
コントラスト比も高く色も素晴らしいのだが、よく見ると空の部分に画素ムラのようなものが若干見える。LGのパネルでは余り気にならないのでQD塗布プロセス起因の何らかのばらつき要素が見えているのかもしれない(写真:松枝洋二郎)
 

Samsungはモバイル用途でもさまざまなOLEDパネルを展示していた。例えば巻き取り型の12.4型のFHD(1920×1080画素)パネル(Rollable Flexで登録商標申請)や、開いたときにもう一段階横にスライドして広げられるスライド型10.5型(スライド時は12.4型)のFHDパネル(Flex Hybridで登録商標申請)、山折りと谷折りの両方に折り畳み可能な7.6型QXGA+(1812×2176画素)パネル(Flex In&Outで登録商標申請)などを展示していた。同様の形状のパネルは中国パネルメーカーもこぞって開発中であり、これらの技術ごとに登録商標を申請しているところにSamsungの苦労を垣間見ることができた(図4〜6)。

図4 巻き取り型12.4型のFHDパネル
図4 巻き取り型12.4型のFHDパネル
LGが2020年に発売した巻き取り型のOLEDパネルのモバイル版。ディスプレーを使用しない時には下の箱の中に巻き取られる。Samsungはこの技術を「Rollable Flex」という名称で登録商標申請済み(写真:松枝洋二郎)
図5 スライド延長折り畳み式OLEDパネル
図5 スライド延長折り畳み式OLEDパネル
スライドさせなければ10.5型(4:3)で、横に引き伸ばすと12.4型(16:10)になる。Samsungはこの技術を「Flex Hybrid」で登録商標申請済み(写真:松枝洋二郎)
図6 山折り・谷折り可能な折り畳み式OLEDパネル
図6 山折り・谷折り可能な折り畳み式OLEDパネル
7.6型のQXGA+(1812×2176画素)パネル。谷折りは半径1.5mmまで可能。山折りは半径5.1mmとなっているがこれはデザイン依存だと思われる。ニュートラルプレーン(曲げたときに物理的な応力がかからない面)をTFT素子部分に維持することが必要になる。Samsungはこの技術を「Flex In&Out」で登録商標申請済み(写真:松枝洋二郎)



LGはマイクロレンズアレー活用を前面に

 LGのブースでは、META Technologyという統一されたキーワードでLG製OLEDパネルの優位性をアピールしていた。META Technologyというのはマイクロレンズアレーを活用した光取り出し向上技術と、METAブースターと呼ばれる専用のアルゴリズムの組み合わせであり、高輝度化と低消費電力化を実現する地球に優しい技術であるとLGは主張している。中でも77型の8K OLED TVの画質は今回のすべての展示の中でもトップクラスを実現しており、OLED TV市場トップランナーならではの余裕を感じさせる展示であった(図7〜10)。

図7 LGのブース
図7 LGのブース
65型、77型、45型、27型の4種類のOLEDパネルを展示しており、META Technologyという統一されたキーワードでLG製OLEDパネルの優位性をアピールしていた(写真:松枝洋二郎)
図8 マイクロレンズアレーの効果
図8 マイクロレンズアレーの効果
光取り出し効率向上のために各画素に多数のマイクロレンズアレーが形成されている。カラーフィルターと一体形成することが可能なので偏光板レス構造との相性もいいが、発光強度の視野角依存性やモアレを生じるリスクもあり、光学設計の最適化が難しい(写真:松枝洋二郎)
図9 META ブースターアルゴリズムの効果
図9 META ブースターアルゴリズムの効果
マイクロレンズアレー採用OLEDパネル専用のアルゴリズムだそうだが、この写真で見る限り結果的に平均輝度が高くなる(γの値が小さくなる)調整をしているように見受けられ、HDRの要求輝度特性と合わない可能性が高い。だとすればSamsungのようにDisplayHDR規格をクリアするのは難しくなるのではないだろうか。ちなみに、今回のLG展示ブースにはDisplayHDR規格の記載はなかった(写真:松枝洋二郎)
図10 77型8K OLED TVの表示画像
図10 77型8K OLED TVの表示画像
今回のすべのて展示の中でもトップレベルの画質を誇るディスプレーである。ピーク輝度も十分出ており、色も均一性も申し分ない。唯一残念なのは展示会場の照明の反射光が映り込んでしまっていることである。Samsungの展示では反射光は映り込んでいなかったので、反射光対策はSamsungの方が優れているのかもしれない(写真:松枝洋二郎)


ーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
低迷するディスプレイ業界ですが、本来の新しい技術により活性化の方向が見えます。 中でも注目すべきは街の家電ショップでもみるQD(量子ドット)技術を使ったディスプレイでしょう。 恐らくまだ、PL(フォト・ルミネッセンス)モード:波長変換と思われます。 

PLモードとは、例えば、バックライトで青色LEDで、この量子ドット材料に光を当てれば白色光を発して、バックライトとするものです。
 
しかし、こういった量子ドット技術を開発する人が増えると、本来のEL(エレクトロ・ルミネッセンス)モードのディスプレイの実用化も始まるでしょう。 ELモードとは、量子ドット材料に、電圧や電流を与えると光を発するモードの事です。 それぞれ、RGB用の量子ドット材料がありますので、それをガラスの上に配置して置きディスプレイにするのです。
 
どんなメリットがあるかというと①消費電力 有機ELの1/5 ②高画質 実は有機EL材料の場合、赤色といっても波長スペクトルを取ると様々な色が混じっています。 G(緑)、B(青)も同様です。 それに対し、量子ドット材料の場合、RGBともに波長スペクトるをとると非常にシャープなそれぞれの色の光を発します。
 
 
また、QD(量子ドット)技術を使った他のアプリケーションとしては、太陽電池、レーザー、医療用など幅広く、城浦井の物より圧倒的な高性能が得られます。 ここでは詳しく述べませんが、Siを使った太陽電池の理論効率の最大は25%ですが、量子ドット(QD)太陽電池の場合は65%です。
 
QD(Qauntum Dot)を世界で最初に提唱したのが東京大学・生産技術研究所の荒川泰彦・教授で、世界的に評価されている先生で、私がJEITA(電子情報技術産業協会)の技術政策委員をしていたとき、組織のTopされていました。 https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/features/f_00079.html

JEITAとは、国内最大のエレクトロニクス業界の、経産省傘下の業界団体です。
https://www.jeita.or.jp/japanese/