Renaissancejapan

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世界大戦の主原因は石油 シンクレアの悲劇

2023-06-23 18:23:59 | 麻薬・阿片・石油

ハリー・シンクレアがモスクワに滞在中、その使者はペルシャに現れていた。 折からペルシャでは北部地方の石油開発権をめぐって、英・米・ソおよびペルシャの四国間に紛争が続けられていたのである。 ペルシャは最初米国のスタンダードに対して開発権を賦与したのであるが、これに対して英国のアングロ・ペルシャン(英・イラン)石油は、同地方の利権はさきに旧ロシア人より譲渡を受けているとの理由で講義を申し込む。 

一方、アングロ・ペルシャン(英・イラン)石油はスタンダードを懐柔して、北部地方の石油開発については共同営業することを決定して、ペルシャ政府にあたった。 しかし、ソビエトの尻押し、いやゲーペーウーのアインホルンの尻押しでリザ・ハーンはこの英・米合作を拒否したのである。ここに北部ペルシャの開発は暗礁に乗り上げてしまった。

ちょうどその頃、ペルシャに登場したシンクレアの密使は、ペルシャ政界の要人間を泳ぎまわり、初代人に黄金の贈り物を呈してご機変を取り結び、北部地方の採掘権獲得に狂奔した。リザ・ハーンが英・米合作を拒否したのは、結局、英国のアングロ・ペルシャン(英・イラン)石油が絶対勢力を握るようになることを恐れたためであって、米国資本の侵入を喜ばないためではなかった。

そうした際に、シンクレアが登場したのであるから、リザ・ハーンは喜んでこれを迎えた。ペルシャ議会はスタンダード石油に対する開発権付与の契約を取り消し、改めてその権利をアインクレアに与えることを決定した。もちろん、そうなるまでには紆余曲折があったが、結局、一千万ドルをペルシャ政府に供与することによって、北部ペルシャの石油開発権はシンクレアに賦与されることになったのである。

しかし、シンクレアが事業を開発するの先立って、二つの不祥事件が勃発した。 その頃、テヘラン駐在の米国副領事はロバート・ウィットニー・イムブリという人物であった。 彼は米国の「ナショナル・ジオグラフィック・マガジン」という地理学雑誌の依頼を受け、ペルシャの名所をカメラに収めることとなった。

1924年のある日のことであるが、彼は友人のマルヴィン・セイモアを伴い、自動車を駆ってペルシャ人に尊敬されている「聖なる井戸」に向かった。 自動車を下りてかえっらを調整しているとき、突然暴徒の襲撃を受け、散々に殴られ、命からがら自動車にのって逃げた。

セイモアも同じく打撲傷を負って逃げ、二人はある病院に担ぎ込まれた。 しかも、暴徒は執拗に追いかけてきて、病院にまで侵入してきてイムブリ副領事を殺して引き揚げていったのである。 セイモアは辛くも身をもって逃げることが出来た。

この悲惨事は英国の通信員によって世界に広がった。英国通信員の報ずるところによれば、ペルシャの狂信的宗教団体はかねてより白人排斥の傾向を持っていたので、イムブリが宗的聖地を撮影しようとしているのを神に他する冒涜とし、この暴挙に出たというのであった。

しかし、ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン紙のパリ特派員が、久しく英国諜報部員として近東地方にあったハロルド・スペンサーのいうところによると、イムブリ副領事を殺した暴徒は、実はシンクレアのペルシャ進出をよしとしない英・米石油資本家にそそのかされたものであるというのだ。

そしてイムブリを殺したのは、実は、護衛に当たっていたペルシャ兵の一人であったというのである。 こうした報道がシンクレアを驚かしているうちに、米本国ではシンクレアの擁護者であるハーディング大統領が開始を遂げた。 そしてその死後、ん内務長官フォールをめぐるティポット・ドーム汚職事件が暴露し、シンクレアおよびドーニーの贈賄の事実が白日化にさらけ出された。

この事件のために、シンクレアの国際的信用は失墜し、せっかく契約が出来ていた彼のソビエト進出も契約破棄となり、ペルシャにおいてもシンクレアの27万5千ドルの贈賄の事実が発覚して、遂に彼に対する開発権も破棄されることとなったのである。

同地方の開発はペルシャ政府自ら行うことになったが、1937年春、米国資本のアミラニヤン石油会社に開発権を与えた。 しかし、この契約によると、経営に必要な要員はなるべくペルシャ人によって補充するように約定してあり、租借年限が切れる頃にはしばらくペルシャ人の手によって運営ができるように考慮してあることは、注目すべきことである。

 

続く。 次の投稿は「世界を動かす石油」を予定しています。

 

 

 


日本の古代史の謎 徳島、淡路島、愛媛、四国、そしてユダヤ

2023-06-23 16:24:44 | 日本神話・神道・古事記・日本史

 

どうも、日本の古代史は、淡路島、徳島、愛媛、四国、瀬戸内に謎が隠されているようですね。 あくまでも仮説ですが、科学技術も全く新しい発想の仮説を考えた天才が現れ、それを検証するため、計測機器の開発が進み、時間がたって証明されていった歴史があります。今後の研究に期待します。 ロマンがありますね。
ランダムに集めた動画ですが、暇な時にでも見てやってください。

忌部(いんべ)氏とダヴィデの星/剣山に登る01
https://www.youtube.com/watch?v=BZn4mUIKchg&t=454s
安徳天皇の神剣、アークの謎/剣山に登る02
https://www.youtube.com/watch?v=JkBLxCY2mFc&list=TLPQMjMwNjIwMjMjNHRrPn4Hcw&index=3

契約の箱・アークは剣山にアリ!地下に眠る100体のミイラの謎が明らかに
https://www.youtube.com/watch?v=-G_gnAApJ4I
古事記に四国が出てこないのは何故?知られざる古代阿波の痕跡と諸説
https://www.youtube.com/watch?v=TG9QkmV5HC0

神々の天文学/淡路島いざなぎ神宮の謎
https://www.youtube.com/watch?v=GjK_hTXIlKw

皇居で祀っていた神が四国山中に?/倭大國魂神社
https://www.youtube.com/watch?v=ZKptrz5bMPA
アマテラスの墓が徳島に!?/榊正志さんに聞く02
https://www.youtube.com/watch?v=hNM8zmYfp9o

①邪馬台国 曲解/歪曲 一切無し! ついに行程 完全解明!                                  阿波から日本が始まった!歴史が変わる
https://www.youtube.com/watch?v=HFzi-jvBc9U

【きー×ANYAチャンネル対談part4】阿波はなぜ隠されるのか?改ざんされている日本古代史の謎
https://www.youtube.com/watch?v=9TpodC0dbkY

日本神話でなぜか登場しない四国の謎に迫る|茂木誠×羽賀ヒカル
https://www.youtube.com/watch?v=0mnkbp82jDk&t=777s

【古代イスラエル?】大三島の御田植祭で4年ぶり「一人角力」【愛媛】https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/b212d169fee2cf46a7b3f272f08c629f

 

 

 

 


ロシア・ウクライナ情勢 2023.06.23

2023-06-23 06:42:18 | NATO・ウクライナ・ロシア・中国・中東情勢

クリミア北部の橋に攻撃 英国製巡航ミサイル使用か
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB227MW0S3A620C2000000/

クリミア結ぶ橋を爆破 “ウクライナ軍の攻撃”
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a9bb9465f1a9143340d21ee1e0a150d31c64c72

日米中印などウクライナ巡り協議へ 広島サミット踏まえ対ロシア制裁の非参加国に呼びかけ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA22D7L0S3A620C2000000/

「戦争保険、選択肢に」 ウクライナ復興会議が閉幕
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR2294E0S3A620C2000000/

英国防相「次期NATO事務総長、自分でない」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB220LG0S3A620C2000000/


【古代イスラエル?】大三島の御田植祭で4年ぶり「一人角力」【愛媛】

2023-06-23 04:18:57 | 日本・天皇・神道・文化・思想・地理・歴史・伝承

4年振りに一人角力<NEWS CH.4> - YouTube
取り組み相手は稲の精霊 4年ぶり神事「一人角力」 愛媛・今治
https://www.youtube.com/watch?v=wQ2FvxPAYYI

世界でも珍しい、恐らく日本だけと思われる、精霊と相撲をとる神事。 応神天皇の時代に初期ネトリウス教=原始キリスト教(景教)の秦氏一族が大量に日本にやってきた(日本書記に記されている)ときに、古代イスラエルの話が伝わったとされています。

天皇家の聖徳太子が馬小屋で生まれたという伝説も、どう考えてもキリスト教の影響でしょう。ちなみに聖徳太子に仕えていたのが、有名な日本最強の渡来人の秦氏一族の秦河勝。

愛媛県・今治市・大三島にある大山祇神社(おおやまずみじんじゃ)は古事記・日本書記にもでてくる、日本で最も権威ある古い神社の一つです。  https://oomishimagu.jp/

天孫瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の皇妃として迎えられた木花開耶姫命(このはなさくやひめ)の父に当たる大山積大神は、皇室第一の外戚として、また我が国建国の大神として、全国津々浦々にその御分社が奉斎されている、日本総鎮守 ・大山祇神社は、伊予国一の宮・旧国弊大社です。

この神社には、国宝である日本の国宝・
武具(源義経の鎧など)の8割が所蔵され、一般公開されています。

天照大神の孫である天孫族のニニギノミコトが天孫降臨で地上に降り立ち、 山積大神の娘であるコオハナサクヤヒメと結婚した事は、それまで地上界を治めていたオオヤマズミ一族と戦争をせずに和解したことを示しています。

『古事記』 木花咲耶姫 と磐長姫
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/bc8a5f58a2f8ff691ab9a3278b929b94

 

この神様と相撲を取るという伝説は、『旧約聖書』創世記25~50章にある、ヤコブ(アブラハムとサラの間にできたのがイサク。 イサクとレベッカの間にできた双子の弟がヤコブ)の話です。 神様が突然現れヤコブと相撲を取り、ヤコブは神様に勝ちます。 そうしてヤコブは神様から『イスラエル』の名前を与えられ祝福されたという話です。


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愛媛県今治市大三島町宮浦の大山祇神社で22日、伝統の御田植祭があった。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの通常開催。稲の作柄を占う一人角力(ずもう)や、早乙女姿の子どもたちが斎田へ苗を植える神事を通じ、地元住民らが五穀豊穣(ほうじょう)を祈った。

御田植祭は1364(貞治3)年の記録にあり、650年以上の歴史がある。毎年旧暦の5月5日に行われている。

 県無形民俗文化財の一人角力では大三島出身で市職員の菅貞之さん(48)扮(ふん)する力士「一力山」が、稲の精霊と3番勝負。熱戦の末、精霊が2勝1敗で勝ち越し今年の豊作が約束された。




 

(関連情報)

禁忌】秦氏が日本に持ち込んだ『稲荷の神』の正体
https://www.youtube.com/watch?v=aUEaGyjxj3U&t=1217s

【古代史最大の一族】謎の渡来人?秦氏の正体!
https://www.youtube.com/watch?v=F-wblD7a6Yk&t=153s
【古代の別格な一族】鴨氏と秦氏の謎過ぎる関係性とは?
https://www.youtube.com/watch?v=jeL54d-imII&t=14s