京セラの家庭用蓄電池
京セラは2024年度末までに約100億円を投じて家庭用蓄電池の生産能力を2倍に増やす。
パナソニックホールディングス(HD)の電池子会社は家庭用や産業用蓄電池の売り上げを27年度までに6割伸ばす。
12年に始まった太陽光で発電した電力の固定価格買い取り制度(FIT)では、対象になってから10年を過ぎると電力の売却価格が急激に下がるため、国内で蓄電池の需要が拡大している。
京セラは滋賀野洲工場(滋賀県野洲市)にリチウムイオン電池の新しい生産ラインを設置する。
液体と固体の中間の性質を持つ「クレイ型」と呼ばれる独自方式の電池で、足元では家庭用蓄電池換算で年間2万台の生産能力がある。これを24年度末までに2倍に引き上げる。
日経記事2024.06.21より引用