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原発処理水、海水からトリチウム検出されず 環境省公表

2023-08-27 13:16:18 | 環境・エネルギー、資源


      環境省は福島県沖の11地点で海水を採取した=環境省提供

 

環境省は27日、東京電力福島第1原子力発電所の処理水の海洋放出に伴って実施した海水のモニタリング調査の結果を初めて公表した。放射性物質のトリチウム濃度は検出下限値を下回り、異常は確認されなかった。

東電は24日午後1時すぎに処理水の海洋放出を始めた。環境省は25日午前、周辺海域の11地点で海水を採取した。全地点で検出下限値の1リットルあたり7〜8ベクレルに満たなかった。セシウム137などのガンマ線核種も全て下限値未満だった。

環境省は放出開始から3カ月程度は週1回のモニタリングを実施する。放出前から実施している精密な分析も並行し、2カ月後をめどに結果を示す。西村明宏環境相は「風評を生じさせないため、客観性、透明性、信頼性の高いモニタリングを徹底していく」とのコメントを出した。

東電は初回では17日間程度かけて計7800トンほどを流す。2023年度は処理水全体の2.3%にあたる3万1200トンほどを計4回に分けて放出する見込みだ。東電はモニタリングを1カ月程度の間、毎日実施して翌日に分析結果を公表する。あらかじめ定めた「放出停止判断レベル」に達する数値が出た場合は放出を即時に止める。

 

 

日経記事  2023.08.27より引用

 



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