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日本製鋼所、自衛隊の装甲車初受注 国内に防衛品供給網

2024-05-07 18:09:37 | 安全保障、戦争・軍事・テロ・ハニトラ・スパイ・犯罪・詐欺

 
   防衛省から26両の装甲車を受注した=防衛省ホームページから

 

 

日本製鋼所は自衛隊向けに装甲車の製造を始める。防衛省から初めて受注した。100億円規模の売り上げとなる見通しだ。

防衛装備の安定した開発・生産基盤を整えることは防衛力に直結する。政府は中国や北朝鮮の軍備増強を念頭に関連予算を増やしている。国内に防衛分野の供給網を再構築する動きが広がってきた。

 

ロシアのウクライナ侵略では戦車や装甲車、砲弾など通常兵器の供給量が戦況に大きな影響を与えている。

防衛装備の供給網がないと有事に必要量を確保できず、継戦能力にも不安が生じかねない。国内の防衛産業の利益率は低く、これまでは撤退する企業も相次いでいた。日本企業の新たな装備への参入は防衛力の向上につながる。

 

タイヤで走行して人員を運ぶ「装輪装甲車」を2月に26両受注した。コマツが開発と生産を停止した装甲車の後継となる。

2026年度をめどに陸上自衛隊に納める。今後10年ほどは毎年度、同程度の規模の受注が見込めるとみている。開発元のフィンランド企業の協力を得て室蘭製作所(北海道室蘭市)で生産する。

 

日本製鋼所は戦車に搭載する大砲などの生産を手掛けている。防衛分野の売上高は年200億円ほどある。装甲車が加われば5割程度増えることになる。

防衛産業は中小企業を含めて裾野が広い。防衛省によると戦闘機は1100社、戦車は1300社、護衛艦は8300社ある。一方でこの20年で100社超の企業が採算が取れないことなどを理由に撤退した。

 

国内の供給網が手薄になると技術力や生産力が落ち、攻撃を思いとどまらせる抑止力も低下しかねない。

政府は24年度の防衛予算を前年度の当初予算から17%増やして約7.9兆円とした。過去最高となる。防衛装備をつくる国内企業を維持するため、発注時の利益率を高める考えも示している。

 

 

【関連記事】

 

 

日系企業2024.05.07より引用

 

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(参考)

 

・ロスチャイルド財閥ー95 三井財閥 日本製鋼所(JSW) https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/3e53bfcb98243054e66678a772abb353

・ロスチャイルド財閥-94  大正バブル、大財閥、新規財閥の台頭、そして松方財閥  https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/e856f8a3fc9821b7ab58ed7ac47acac6

・ロスチャイルド財閥-90 ロスチャイルド家と松方正義 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/2937f6a912651bdd2e98d71af2d889df

・ロスチャイルド財閥-89 大正バブル(第一次世界大戦景気) https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/04b93e99ce176648b9db4e38aaba74f6

 

 

 

 

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