ロシアのプーチン大統領㊧と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記
(19日、平壌)=AP
【ニューヨーク=共同】
国連安全保障理事会は21日、北朝鮮とロシアが署名した「包括的戦略パートナーシップ条約」を巡る緊急会合を28日にも開催する方向で調整に入った。
日本や米国、韓国などが北朝鮮との軍事協力は安保理決議違反に当たると主張し、開催を要請した。安保理筋が明らかにした。
安保理決議は核・ミサイル開発を進める北朝鮮との武器の輸出入などを禁止している。
安保理では2018年以降、ロシアと中国が北朝鮮擁護の姿勢を強め、ミサイルや衛星発射で一致した対応が取れていない。
今回の会合でも、ロシアは条約の正当性などを主張し、中国がロシアと北朝鮮を擁護するとみられる。
国連のグテレス事務総長は21日、ニューヨークの国連本部で報道陣に「いかなる国も安保理決議に基づく北朝鮮制裁に従わなければならない」と述べた。
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金正恩(キム・ジョンウン)総書記のもと、ミサイル発射や核開発などをすすめる北朝鮮。日本・アメリカ・韓国との対立など北朝鮮問題に関する最新のニュースをお届けします。
日経記事2024.06.22より引用