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ロスチャイルド財閥-69 動物学者ウォルター・ロスチャイルド

2022-10-19 15:11:20 | 国際政治・財閥

ライオネル・ウォルター・ロスチャイルド 第2代ロスチャイルド男爵 Lionel Walter Rothschild, 2nd Baron Rothschild(1868年ー1937年)
イギリスの動物学者、政治家、貴族。 英国ロスチャイルド家の嫡流であるが、銀行業には関心を持たず、動物学研究に傾倒した。




第一次世界大戦中の1915年3月にナサニエルが亡くなると、長男ライオネル・ウォルターが第二代ロスチャイルド卿となり、同時に N・M・ロスチャイルド&サンズ社の頭取に就任しました。

ウォルターは動物学者であり、1892年にはロンドン家所有のトリング・パークに動物学博物館と動物園を設立し一般公開しました。 動物学物館では多くの動物の剝製(はくせい)や昆虫の標本を集め、動物園では慧海各地から動物を購入してきて研究員たちとともに生態を研究し、ウォルターは動物学の本を次々と刊行しました。

彼によって発見された動物も少なくはありません。 ウォルターは人類を睥睨(へいげい)する立場でもあったからかも知しれませんが、人間界の醜い権力闘争から視線を外し、動物たちと深く向きあう時間も欠かせなかったのでしょう。


ウォルターは、変り者の風があり、野生のシマウマを数頭取り寄せ数か月かけて調教し、そのうちの3頭に馬車を引か道行く人々の度肝を抜き、最後にはバッキンガム宮殿に乗り付けて王女を驚かせました。

野生のシマウマを馬車馬として上手く御することができたのは、後にも先にも彼一人でした。 彼は親の代からの付き合いで、若き日のウィンストン・チャーチル(1874年ー1965年)ととても親しく、しばしば自宅のパーティに招いてその都度チャーチルを感激させていました。




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