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ブラックロック4〜6月、27%増益 運用資産1割超増加

2023-07-15 23:45:43 | 世界経済と金融


債券ETFへの資金流入が目立った=ロイター

 

【ニューヨーク=竹内弘文】米資産運用最大手ブラックロックが14日発表した2023年4〜6月期決算は、純利益が前年同期比27%増の13億6600万ドル(約1900億円)となった。株式相場の回復や新規資金の流入などで運用資産総額は22年6月末に比べて1割以上増えた。

営業収益は前年同期比1%減の44億6300万ドルだった。運用手数料収入が3%減った影響が大きい。運用資産は増えたが、主たる資金流入は手数料が少ない指数連動型のファンドだった。一方、前年同期に計上していた事業投資に関わる損失などが減り営業外損益は改善。最終増益につながった。

6月末時点の運用資産総額は9兆4252億ドルで、1年前に比べて9378億ドル(11%)増えた。4〜6月の3カ月間でみた資金純流入額は801億ドルだった。このうち上場投資信託(ETF)向けの流入が479億ドルあった。

「債券ETFに対する継続的な需要が、業界トップクラスの資金流入をけん引した」。ラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)は決算説明会で述べた。金利水準の上昇を受けて、低リスクで利回りを追求できる商品に対するニーズが高まった。

フィンク氏は決算発表後に米CNBCの番組に出演した。ブラックロックが6月に申請した、ビットコインで運用するETFについて問われると「責任感を持って投資の民主化を推進し成功してきたが、まだ端緒に就いたばかりだ」と語った。

 

 

日経記事 2023.07.15より引用

 

 



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