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マフェトン理論とLSDトレーニング

2004-11-04 08:28:43 | トレーニング
10年くらい前から、ジョギングや自転車を楽しむようになり、そのうち水泳も始めて、いろいろ競技にも参加するようになりました。
最初は、ただ40分以上走り続けることによる身体の開放感を味わうことが楽しかっただけでしたが、だんだん、マラソン大会やデュアスロンやトライアスロンの大会にも出るようになると、タイムを気にしてのトレーニングをするようになりました(といっても素人の範囲です)。
2週おきに大会があるなど、メインの大会に的を絞ったトレーニング計画はほとんどなく、ただ、経験年数に恥じないタイムをキープしよう、というものでした。
初めてサロマ100㎞マラソンに出場した時は、風邪をひいていたこともありましたが、55㎞地点で時間切れになり関門突破できずにリタイア。
その後、マフェトン理論とLSD(ロング&スロー&ディスタンス)トレーニングに惹かれ、心拍数を上げないで、歩いている人に抜かされるくらいのゆっくりなスピードで走るトレーニングをするようになりました。
毛細血管が豊富な赤筋(遅筋)を鍛えることによって、故障しにくく、長く走り続けることのできるスタミナのある身体づくりというところに惹かれたのです。
サロマの大会2年目は、仕事の都合もありトレーニング時間がとれず月間走行距離は100㎞程度しかなく、しかしLSDトレーニングを始めて数ヶ月してからの参加となりました。
明らかに練習不足と思いましたが、なんと、12時間43分くらいでしたが、完走してしまったのです。
練習を積んだと思っていた年よりも(風邪という要因はありましたが)、練習不足の年の方が走れてしまったという事実に驚きました。
ゆっくり長く走ることの効果に驚きました。


その後、子宮筋腫悪化で過多出血がひどくなったための貧血になったので、長距離トレーニングを4年前に辞め、その後筋腫が治癒して2年たちました。
その間、山登りとスキーしかしていなかったのですが、また長距離トレーニングをしようと思い、最近フィットネスクラブに入会しました。
なぜ、子宮筋腫になったのか・・・、LSD以前の負荷の強いトレーニング方法が原因だったのか、仕事のストレスが原因だったのか、食生活が原因だったのか。
単独の原因ではないのかもしれません。

LSDトレーニングは、身体の状態を感じる、という面では、本当の健康に結びつくようなものではないか、とは思いました。
いろいろなトレーニング方法があり、同様の効果を求めることであっても、相反する方法は多々あります。
最近、気になっていることは、ウェイトトレーニングです。
マフェトン理論では、エアロビックトレーニング(有酸素運動)によって充分にエアロビックシステムが身体に構築される前にアネロビックトレーニング(無酸素運動)をすると、エアロビック筋の働きが低下し、脂肪燃焼率が下がり、血糖の消費比率が上がると言われているのです。
ウェイトトレーニングは、トレーニング初期にはしないほうが良いのかどうか、ということが気になっているのです。

東洋医学的に考えると、負荷をかけないものから順に、代謝レベルからじっくり身体づくりをしていくという、無理のないマフェトン理論は、理にかなっているように思うのです。療養的な面でも応用できる、内科的なモノにも通じると思っています。
しかし、ウェイトトレーニングの場合はどうなのか。負荷の大きさと回数で効果がいろいろ違いますが、負荷をかけるということは、まず健康な身体であることが前提で効果を期待するもので、不健康なまま負荷をかけると、副作用的なものもあるのではないか、と思ってはいるのですが・・・。
健康な場合、負荷をかけることによって一時的なエアロビックシステムの低下はあっても、その後再度エアロビックトレーニングを重視することによって、挽回し、さらにウェイトトレーニング特有の効果も上乗せされることになるのか・・・。
もし、この辺りに意見などある方がいれば、と思っています。


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3 コメント

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Unknown (ちんねん)
2004-11-12 21:27:25
トレーニングしているとついつい負荷をかけてしまうものです。

早く走ることより、ゆっくり走ることの方が難しいことだとつくづく思います。アネロビックトレーニング(無酸素運動)になってしまい、エアロビックシステムができあがるのを阻害しているのではと思いますが、いい加減な私は、「まあいいか」と心拍数を上げてしまうのです。{涙}
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Unknown (2πrad(まる))
2004-11-13 00:45:28
私も、最初はゆっくり走ることが難しかったのですが、慣れると、ゆっくりが心地よくなって、速く走れなくなってしまいました。
たまには速く走ろうかなというときがあっても、気持ちよくないんで、結局ゆっくりを選んでましたね。

さっき、「ナンバ走り」の本を読みました。
がむしゃらに無酸素運動を続けることで、身体に負荷をかけると、身体の本能が、なんとか楽な身体の動かし方はないかと、効率的な動きを追求し始めるのではないか、と書いてありました。だから、悪いことだけではないと思いますよ。
私も、スキーの練習で、そういうことを感じていたので、本に書いてあることが嬉しかったです。
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Unknown (ひろぽん)
2009-03-30 15:57:32
まずは一般的なウエイトトレーニングの方法について学習し、軽い重量から取り組まれたらどうでしょうか?ウエイトトレーニングによってエアロビックシステムの低下が見られるというのが事実であっても、どういうウエイトトレーニングに取り組んだかが明確でないので、このあたり理解しがたいものがあります。エアロビクス運動も取り組み方は様々ですが、ウエイトトレーニングも取り組み方は様々です。エアロビクス運動は筋肉発達の妨げになりますが、ここでもやはりどのようにエアロビクス運動に取り組むかによって、と但し書きが必要になります。
蛇足ですが宗兄弟(旭化成)はスクワットで180キロ程度をトレーニングで使用していたそうです。フルクワットではありませんが、走るために必要な脚筋力を鍛えるための走ることで鍛えられない脚の筋力の養成とでも言いましょうか・・・。
答えになっておらず申し訳ありません。

※LSDで検索していたらこちらに出会いました。
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