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英語の論文読んでいます!

2009-04-25 22:31:04 | カウンセリング学習会の案内
毎月、第2、第4火曜日の18:30~21:00
北海道カウンセリングフォーラム例会学習会


北海道カウンセリング学習会の案内と学習会の報告を、ここ数年していませんでした。
久しぶりに、ご案内します。
前回の4月14日(火)から、カール・ロジャーズの英語の論文を読むことにしました。
テキストは、以下の書籍です。(クリックしたら、アマゾンのページに飛びます)

『The Carl Rogers Reader 』

まだ、イントロダクションの部分を少ししか読んではいないのですが、とてもおもしろいです。
とりあえず、イントロダクションを読んだ後は、ハーバート・ブライアンの事例のところを読みたいという意見が出ています。
もし、学習会に参加してみたいと言う方は、RELSHYまでご連絡下さい。
初回参加費は無料になります。
2回目以降の参加費は、場所代(お茶代など)として、500円、いただいています。
テキストについては、ご用意ができない場合、事前に連絡いただければ、その日の学習分くらいのページ分はコピーしますので、ご安心ください。
英語論文ですので、英和辞典をご持参ください。
北海道カウンセリングフォーラム主催の学習会は、「自主学習会」という押さえです。
「指導者」「講師」は設定していませんが、人生の先輩、心理学の先輩、カウンセリングの学習の先輩のお話を聴くことは可能と思いますので、初めてカウンセリングの学習をされるという方も、どうぞ参加ください。


1月24日(火)のカウンセリング学習会の案内

2006-01-22 20:42:00 | カウンセリング学習会の案内
 2006年、新しい年になって、もう1ヶ月の3分の1が過ぎました。全国的に雪がとても多いですが、皆様、元気に過ごしていますか?
 1月14日には、フォーラムの新年会がありました。Kさんの親戚のお店に7人が集まり、隣で集まっていた元気な若者とは、なんとなく対照的な感じでしたが、私たちは落ち着いたムードで、いろんなお話ができました。お料理もおいしくいただきました。2次会のカラオケには数人が参加、きっとノリノリだったに違いない・・・と想像しています・・・(笑)
 お酒の席での話題の中で、医療や教育、刑務所などの現場での忙しさによって、ひとりひとりの心にかかわるというところまでいかず、ただただ安全を守ることにしが意識がいかない状況、ということがありました。医療の現場での話でしたが、忙しい中でも、ちょっとした心がけで、患者さんの心は「気にかけてくれた」と思って気持ちがパッと明るくなってしまうものだ、というお話がありました。それでも、命を守ることが最優先になる場ということが管理ということにつながってしまうという悲しさ、そして一人一人にじっくりかかわれないというもどかしさ、根本的な解決はどこにあるのでしょうか。
 しばらく、学習会の案内報告が滞っていました。前回の学習会、前々回の学習会では、どんな話題が出ていたでしょうか。
 家族のコミュニケーション、特に、親子のコミュニケーション、世代の考え方の差についてのことなどが出ていました。
 老いにかかわって、死後の処理をどうするか、など献体の手続きの煩雑さの話題も出ました。
 今年初めの学習会は、1月24日(火)です。さて、どんな話題が出るでしょうか。お待ちしていますね。


11月22日(火)のカウンセリング学習会の案内

2005-11-21 06:49:39 | カウンセリング学習会の案内
 雪が降り、のんきな私に向かって、冬になったのだとはっきり視覚で示されたような気分です(笑)
 10月第4週の学習会では、P51~57を読みました。「精神医学」と「行動主義的心理学」との二つの苦闘について。精神医学との闘いについては、医療行為と心理治療とのからみ…、精神衛生、精神的健康などに関する法的、制度的な争いを取り去ってきたことが書かれていました。行動主義的心理学ロジャーズ=スキナー論争などに関する記述では、少しわかりにくく、じっくり読む必要がありそうでした。オペラント条件づけの理論や発展ならびに手段が創造的業績であることを認めた上での意見が書かれていました。『因果関係の連続である「環境」だけが個人の行動を決定するものであり、個人の行動は原因と結果の連鎖である』、というスキナーの理論に対して、ロジャーズは、『人間による「選択」という現実と意味を否定することは不可能であり、自己理解の程度こそが個人の行動を予測する最も重要な要因』と言っています(要約)。それは、優れた個人による「管理」よりも真に「民主的な行き方」とることにつながる、とも言っています。
 『独裁者や軍事政権に政治を許してしまうなら…軍政ー警察ー企業という連合は、科学技術を軍部や企業の勝利も役立て、心理学的技術を人間行動の調整に用いる…(中略)…かけがえのない個人の基本的自由と尊厳、並びに自己決定の可能性を重視する人間主義的心理学者は、そのような政権のもとではまず第一に監禁されるでありましょう』ここまで読むと、身が引き締まる思いがありました。洗脳、マインドコントロールという言葉が流行したこともありました。個人による行動の「選択」、人生を自分で決める、これを揺るぎないものとしていきたい思いを強くしました。
 11月第2週は、映画「蝉しぐれ」に関する話にかかわって、それぞれの個人的なお話などを交えていろいろと…出ました。では、次は11/22(火)、お待ちしてます。


10月25日カウンセリング学習会の案内

2005-10-23 20:28:06 | カウンセリング学習会の案内
最近の札幌の空は近年になく美しいと聞き、空を見上げました。清らかな青。空はどこまでもつながり、世界のどの場所からでも空の一部を見ることができます。
 前回の学習会では、P45~51を読みました。ロジャーズやその仲間達が(直接?)影響してきた領域とは違う、アカデミックないわゆる科学的心理学の分野について書いてありました。ロジャーズのやってきた分野は、アカデミックな心理学には当てはまらない、というのです。しかし、1956年のアメリカ心理学会大会において、ロジャーズが、心理学に対して科学的貢献をなした人に与えられるとされる賞を受賞したこと、それに対する思いがこう書いてあります。
 『感謝状に添えられた、私は専門分野にたかる“アブ”であるという正直な言葉を嬉しく思いました。今やっと、“尊敬されるアブ”の地位に私をひきあげてくれたのです。私は葛藤を含んだその表現が好きです。』
 実際のロジャーズは、経験的研究に於いては、入念なる観察、面接の録音、仮説の構築、新しい理論の発展等に於いて、真の科学者に近かったと書いています。しかし、そのことを知っているのは、自分と仲間だけと信じていたのに、それなのに、心理学者達がロジャーズに対して科学的貢献をしたと認め、ロジャーズを誇りとしてくれたということなのです。
 昨日、私は『ガイアシンフォニー第1番』の映画を見てきました。宇宙遊泳をしたアポロ9号の宇宙飛行士ラッセル・シュワイカートの、「人間であるということは、テクノロジーと結婚したようなものだと思います。それは、人間という種の持つ独特の個性であり、自然のことなのです。だから、テクノロジーの進歩を否定することは間違っています。」という言葉が思い出されます。夏のワークでも、科学とは何か、ということが話題になりました。ガイアシンフォニーのテーマは、地球が一つの生命体であるということです。私の中では、ロジャーズの文章とリンクするものがありました。次は10/25日です。


10月11日のカウンセリング学習会の案内

2005-10-09 23:30:22 | カウンセリング学習会の案内
 9月の大雪山系の紅葉から始まり、どんどん、秋の深まりが下界まで迫ってきています。自然災害の恐ろしさはあっても、自然が魅せてくれる美しさを見る度、地球が好きになります。
 9月上旬の学習会では、高齢化社会での生き甲斐などについての話題が出ました。生きる意欲はどのように奮起してくるのか。恋愛感情からくる大きな生命エネルギー、活躍する場の有無、いろいろ話題が出ました。これから到来する高齢化社会、するべきこと、しなければならないことがないという、見る角度を変えれば、ある意味贅沢な悩みにもなりそうなものですが、生きる意欲という問題であることなのですから、深刻なものであることは確かです。全ての人が、この地球上で、それぞれの役割をもって成り立っているのだ、という意識の大切さ。今、学習会の時の話を思い出しながら、地域通貨の話を思い浮かべていました。エネルギーの循環、お金の循環、そして、意欲が活性化されて経済も心も豊になっていくということ。私の中では思いが巡るのですが、みなさんはいかがでしょう・・・?。
 9月下旬の学習会には、夏のワークに参加した方が、初めて学習会にいらっしゃいました。新しい仲間を迎えることは嬉しいですね。北広島でも、学習会を発足されたそうです。楽しみですね。
 久しぶりにテキストP42~44を読んだ後、この中の文章に触発されて、人間が変化した瞬間の話・・・かしこまった席ではなく、「普通」の会話が始まった瞬間に変化が起こったという実際の話がありました。「普通」とはどういう意味か、というとまた深く掘り下げることも可能ですが、この場合の「普通」の感覚とは、ほっと一息ついて、なんだも話せる場所であるフォーラムの集まりの「雰囲気」とも似たものであるとの話も出ましたので、それぞれ、想像してみてください(笑)
 10月11日連休明けの学習会、待ってます。