リンク先のCouleurさんの記事の中で、風邪を引いた時に色で治す、とありました!
スゴイ発想だと思いましたが、良く考えてみると、東洋医学的にいっても、理にかなっているところがあるのです。
「白」は、五臓の働きの中では、「肺」と関連が深いのです。
「諸々の氣は、皆肺に属す」と古典に書かれています。
肺の作用は、呼吸。呼吸によって、「天の氣」、即ち、陰陽でいうと「陽の氣」を取り入れます(陰の氣は脾胃の作用で飲食物によって取り入れます)。
「肺の合は皮なり、その榮は毛なり」と古典にあります。
肺は皮毛を主どる、即ち、皮膚と関連が深いということです。
皮膚の作用は、外からくる邪気(東洋医学では、病の原因となるもの、身体が不必要と認識するものを総称して邪気と読んでいます)が体内に新入しようとすることから身体を守ること。
「肺」と表裏の関係にあるのは「大腸」。
どちらも、排泄作用。
「肺」は呼吸において、いらなくなった濁った氣(西洋医学的には二酸化炭素)を排出しています。
「大腸」は、飲食物を栄養として体内に取り入れたあとの糟粕として、大便を排泄します。
いらなくなったものは、身体にとっては毒になり、邪気ともなります。邪気を排出させるには、肺(表裏関係の大腸も一緒に)が大活躍しているということになります。
風邪を引いたとしても、病の進行によって、治療方法が変わってくるのは確かです。しかし、風邪の初期で、肺の作用で邪気を排出させてしまえば良い時期には、肺が大活躍ですので、肺の色である「白」は、大きな力になってくれるでしょう。
風邪は、ウイルスを排出させないことには治ったことにはならないからです。「症状」を薬で抑えたとしても、ウイルスは体内でくすぶっているかもしれません。熱を出すことで、身体はウイルスを殺します。ですから、熱を解熱剤などの薬で下げてしまうことは、ウイルスを退治するのを遅らせてしまうことになりかねないのです。
病の進行度合いや、体力の有無によっては、ウイルスを殺して排出させるよりも、体力温存する方が先決の場合もあります。熱を出すことやウイルスを排出させること自体が体力を消耗させることになりますから。その場合は、また別の治療になってきます。状況に応じて、治療方法を選択しなくては、場合によっては悪化させてしまうことにもなりますので、判断は重要になります。
スゴイ発想だと思いましたが、良く考えてみると、東洋医学的にいっても、理にかなっているところがあるのです。
「白」は、五臓の働きの中では、「肺」と関連が深いのです。
「諸々の氣は、皆肺に属す」と古典に書かれています。
肺の作用は、呼吸。呼吸によって、「天の氣」、即ち、陰陽でいうと「陽の氣」を取り入れます(陰の氣は脾胃の作用で飲食物によって取り入れます)。
「肺の合は皮なり、その榮は毛なり」と古典にあります。
肺は皮毛を主どる、即ち、皮膚と関連が深いということです。
皮膚の作用は、外からくる邪気(東洋医学では、病の原因となるもの、身体が不必要と認識するものを総称して邪気と読んでいます)が体内に新入しようとすることから身体を守ること。
「肺」と表裏の関係にあるのは「大腸」。
どちらも、排泄作用。
「肺」は呼吸において、いらなくなった濁った氣(西洋医学的には二酸化炭素)を排出しています。
「大腸」は、飲食物を栄養として体内に取り入れたあとの糟粕として、大便を排泄します。
いらなくなったものは、身体にとっては毒になり、邪気ともなります。邪気を排出させるには、肺(表裏関係の大腸も一緒に)が大活躍しているということになります。
風邪を引いたとしても、病の進行によって、治療方法が変わってくるのは確かです。しかし、風邪の初期で、肺の作用で邪気を排出させてしまえば良い時期には、肺が大活躍ですので、肺の色である「白」は、大きな力になってくれるでしょう。
風邪は、ウイルスを排出させないことには治ったことにはならないからです。「症状」を薬で抑えたとしても、ウイルスは体内でくすぶっているかもしれません。熱を出すことで、身体はウイルスを殺します。ですから、熱を解熱剤などの薬で下げてしまうことは、ウイルスを退治するのを遅らせてしまうことになりかねないのです。
病の進行度合いや、体力の有無によっては、ウイルスを殺して排出させるよりも、体力温存する方が先決の場合もあります。熱を出すことやウイルスを排出させること自体が体力を消耗させることになりますから。その場合は、また別の治療になってきます。状況に応じて、治療方法を選択しなくては、場合によっては悪化させてしまうことにもなりますので、判断は重要になります。
ありがとうございます。
こちらこそ、勉強させてもらっています。
ありがとうございます!