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内蔵と時間

2004-10-24 22:51:14 | 東洋医学一般
内蔵が動き出す時間ていうのがあります。

3~5時→肺。  5~7時→大腸。  7~9時→胃。  
9~11時→脾臓。  11~13時→心臓。  13~15時→小腸。
15~17時→膀胱。  17~19時→腎臓。  19~21時→心包。
21~23時→三焦。  23時~1時→胆嚢。  1~3時→肝臓。

でも、内臓も、表面的な動きとか、内面的な動きとか、奥行き(?)があるので、これが全てというわけではないのが、東洋医学の奥深さなのですが・・・。

例えて言うと、人間は大体、昼間起きて活動していますが、その時、内臓はちょっと休んで、筋肉などが大活躍しています。
夜中は、大体人間は睡眠をとって休んでいますが、その時、筋肉はちょっと休んで、内臓が大活躍しています。

ということは、その内臓が起きて活動し始める時間、といっても、その内臓の中身は、働いているものと休んでいるものが分かれて存在する、というようにも考えられます。

とりあえず、この時間に、内臓が起きだして、活動を始める、ということは、一つの見方になりますね。
そして、この内臓が起き出して、活動を始める時間を考慮しながら、生活リズムをつくることが、自然の流れなのかもしれないですね。





10/26のカウンセリング学習会のご案内

2004-10-24 18:21:45 | カウンセリング学習会の案内
以下、カウンセリング学習会の案内の葉書と同内容です。


10/20より土用に入りました。とうとう秋も終わり、冬の準備です。あちこちで初雪の情報を聞きますね。札幌のマチに雪が降るのも、あと少しでしょうね。

 Kさんから、D.ブレイジャー著「禅セラピー仏教から心理療法への道」の書籍が発売になったという案内をいただき、フォーラムでも、1冊買うことにしました。
 「真空」に関するところだけ、友田不二男先生が翻訳し、ワークに使われていた、ということです。
 ロジャーズ・プロジェクトの末武康弘氏(法政大学教授)を招いての読書会が山径会で企画され、Kさんも第1回に参加したそうです。今度お会いした時にどんな学習会だったのか、お話を聞きたいなと思っています。
 読書会は、第2回11/13~14、第3回12/18~19、場所は千葉の亀山山荘です。

 前回は、少々忙しく、葉書を出すことができませんでした。例会学習会の様子ですが、それぞれのメンバーのおかれた状況や経験などから、カウンセリングに対する言葉の捉え方や、人間関係を学んでいくためのノウハウが違っていることを感じ、今まで自分がカウンセリングに対する固定観念というものを持っていなかっただろうか、という確認ができたような気がします。
 また、自分自身の問題に取り組んでいるという話の中では、ただ聞くということから、どのように問題に取り組んでいる本人が、問題の核心に向かっていくか、ということの難しさと、タイミングなどの微妙な部分を感じました。「真空」の話での、話し手の意識の変換のようなものとも関係があるのでは、と思いましたが、どうなのでしょうか。「真空」では、聞き手の存在が消えたので、少々違っているような気もしますが・・・。

次回学習会は10/26(火)です。場所はRELSHYです。お待ちしてますね。


鍼灸の学会

2004-10-24 17:30:26 | 鍼灸の治療法について
今日は、北海道鍼灸師会の学会がありました。
私は、症例発表があたっていました。
『運氣論治療による体調変化の考察』という題で、15分で発表しました。
鍼灸の世界では、様々な治療方法の学会が存在し、それぞれの研究会で学んでいる内容が独自に体系化されているため、ただ「鍼灸」という大きな枠組みの中の学会では、共通理解を持つには、苦しいところがあります。
今回は、15分と短い時間であったため、「運氣論」という概略を伝えるのみとなりました。
ただ、「運氣論」というものは、中国最古の医学書である、『黄帝内経』の紛失された部分をも含む、完成された東洋医学、鍼灸医学というものになると思います。
東洋思想の根本的な考え方から始まり、単なるハウツーものではない、本物の東洋医学は、全ての鍼灸の基礎、出発点でもあると思います。
ということは、「鍼灸」という大きな枠組みの中での共通理解をしていくためにも、「運氣論」は鍼灸、東洋医学が発展普及していくためには、必要不可欠な理論ではないかと思っています。そう思って、私は、研究会に入会しているわけです。
『運氣論医学』に興味をお持ちの鍼灸師の方、もし、このブログを見ている方がいましたら・・・、一緒に研究会で勉強しませんか?