ままちゃんのアメリカ

結婚42年目のAZ生まれと東京生まれの空の巣夫婦の思い出/アメリカ事情と家族や社会について。

パンデミックの詩

2021-03-01 | アメリカ事情

 

 

 

 

夫と私は、2月27日ライトエイド薬局で、モデルナ社のCovid-19ワクチン接種#1を受けた。エッセンシャルワーカーリストに私の職も入っており、オフィスのスタッフも接種を受け始めている。痛むのかなと思ったら、あっという間に終わり、痛みは帯状疱疹予防接種の方がよほど痛かった。このワクチン接種が始まったと同時に、感染者入院が減少し始めているのは、朗報であり、やがてこのパンデミックも収まる気配がある。同時にこの古い詩を忘れてはならないだろう。ワクチン接種後だから、とハメを外す理由は一切なく、十分に気を配り、注意していかねばならないから、この詩を持って戒めとしたい。

この詩は1869年にKathleenO’Maraによって書かれ、1918年のパンデミック中に再版された。

 

そして人々は家にいた
そして本を読んで、聞いて、そして彼らは休んで、そして運動した
そして芸術を作り、遊び、そして新しい生き方を学び、立ち止まって耳を傾け、もっと深く、誰かは瞑想し、誰かは祈り、誰かは自分の影に出会った
そして人々は違った考え方をし始め、そして人々は癒された
そして、危険で、無意味で、無情で、無知な生き方をする人々はいなかった、
地球も癒し始めた、そして危険が終わったとき
人々は自分自身を見つけた、彼らは死者のために悲しみ、
そして新しい選択をし、そして新しいビジョンを夢見た
そして新しい生き方を創造し、そして地球を完全に癒した
彼らが癒されたように。

 

1918ー1920のスペイン風邪によるパンデミック禍中の写真

 

やがてこの奇禍は、やって来たように去る。これから100年経っても、人々は再びこの詩を思い出す事を希望している。

 

 

 


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