2年前、私はある都市のスラム街区画を通りかかりました。私は7歳ほどの少年がマーケットスタンドから果物をこそめようとしているのを見ました。痩せた、青白い男の子で、大きな灰色の目と数か月刈られたことのないような毛むくじゃらの黒い髪をしていました。それにしては、彼の服は妙に清潔そうで、片方の肩にバックパックを下げていました。
「食べ物を盗んではいけませんよ、」と、私は彼を私の横にこさせるように引っ張りました。 「代わりにそれを買うようにしなきゃ。」
「できません」とむっつりとして彼は言いました。 「誰も僕を雇ってはくれないんだ。」
「それならば、君自身のビジネスを始めたらいいんではないかな。君は何が得意なの?」
「工作と音楽、多分。」
「どんな工作なの?」 彼は肩をすくめて言いました。「木彫り、彫刻、絵画、粘土模型制作かな。」
「ほら。」 と私は彼に20ドル札を渡しました。「これで君が必要とするものを少し先のダラーストア(日本の100均のような店)で買って、それで作ったものを売りなさい。」 私は彼にその店の方向を示し、彼はそのままそこへの道を行きました。
昨日私はそのスラム区画を通り、その反対側に住んでいる友人を訪ねました。その途中私はその少年を二年前見つけた同じ場所のあたりで、美しい彫刻、木製の模型、粘土の装飾品で埋め尽くされたスタンドの前で、古びたキーボードで「エリーゼのために」を弾く9歳くらいの少年を見ました。彼には観客がいて、彼らはペニーなど少しをその演奏に対して投げていました。その観客の中に私は訪問しようとしていた友人を認めました。 私は声をかけました。彼女は私を見て、少年を指差して微笑みました。 「この子が演奏する音楽は素晴らしいの。キーボードは自分の家から探し出され、見知らぬ人が彼に二十ドル札を渡したと言っていたわ。」
その少年は私に気づき、みんなに注意を喚起しました。 「この人が、二年前に二十ドルと貴重なアドバイスをくれた人だよ。彼がいなければ、僕はスリをして、そのために自分を憎んでいたと思う。」 彼は私に握手をし、言いました。「ところで、僕の名前はザカリーです。ありがとうございました。」
私はその時そこで泣きそうになりました。
(匿名の方が経験した話。https://www.passiton.com)
いつも心がほっこり温まる記事、楽しませてもらっています!
ただお金を与えるだけでなく、増えるヒントもプレゼントして
好きな音楽でそれを聴く人々も幸せな気持ちにするなんて、素晴らしいですね
スズキ様のURLはなんでしょうか?
話の後に、https://www.passiton.comをお付けくださればよろしいかと思います。ご訪問、ありがとうございました。
気の向くままに https://blog.goo.ne.jp/suzuhide1123
>話の後に、~~ をお付けくださればよろしいかと思います。
すみません。この意味がわからないのでパスさせてもらいます。