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霊能者 奥野が伝えます

霊能について、日々感じたこと伝えます
大阪・枚方で霊能活動しています
 亡くなった人の声伝えます

電話霊能体験談

2021-03-19 09:41:00 | 霊能体験談

電話霊能体験談


先日電話霊能を受けられました方から「もしよろしければ私の相談の内容を

ブログに乗せて頂ければうれしいです。

振り返り父母の事を想いたいと思います。

宜しくお願い致します。」とメールをいただきましたので書かせていただきます


相談者は49歳女性、相談内容は2020年10月に85歳でお亡くなりになられたお母様のお調べです


霊能の始めにメッセージなどあればお伝えする前に家族構成を尋ねます。その時にお聞きしてお父様は2020年7月に88歳でお亡くなりになれていますがお調べは特に希望されませんでした


「お母さんをお調べする過程でお父さんのことを調べることにもなると思いますがそれはお伝えしていいですか?たとえば仲のいいご夫婦でしたら一緒におられることもあります。ですが夫婦といえ仲良くない場合は別々におられることもあります」


「はい。わかりました。母のことが知りたくて、今どうしているか、どんな思いでいるか、、、。」

はっきりした声で相談者が話されました


「お母さんは、、、痴呆が長かったですね、、、。亡くなったときもその時はよくわからない感じです。ですので痛み、苦しみは今はありません。ただ今は自分の記憶を取り戻すことをされています。それは少し時間がかかるようです。」


「痛みや苦しみはないんですね、、、。よかったです、、、。」


相談者の安堵する声の中に涙が混じったような声が聞こえました


「母は70歳くらいから認知症になって、、、。施設に入っていたんですが骨折して転院し、手術をしたんです、、、。その後誤嚥性肺炎で亡くなりました。心配だったんですがコロナのせいで面会も行けてなくて、、、。」


涙混じりの声の相談者の心中を思うと胸が痛みました。コロナ禍でなければもっと寄り添うこともできたはずです


「お調べすると深い愛情を感じます。お母さんの守護霊様がおっしゃっています。『本来なら相談者に『ありがとう』って伝える時期でもあるが今は記憶を取り戻している最中でお繋ぎはできない』との事です」


「はい、、、。ほんとにいいお母さんでした、、、。何もしてあげられなくて、、、転院するための移動車の中で付き添った時母は片目を開けて私を見たんです。あと手術のあと麻酔が覚めた時『私死ぬから、、、』って言ったんです。私のこと恨んでないですか?」


「あの時こうしていたら、、、あの時違う病院なら、、、。と思って自分を責めないでくださいね。お母さんは憎くて『私死ぬから』って言ったわけではないんですよ。精一杯片目で相談者を見ようとしたり話すことができない状態でも『私死ぬけど心配しないで』って言う想いを伝えようとしてたんです。気丈なお母さんで愛情が深く相談者のことも大事に思っていますよ」


「それならよかった、、、。」


涙の声に安堵の思いが伝わりました


「お母さんが認知症になられて20年間、優しくしたくてもできなかったり、時にはお母さんを責めたりもして相談者は苦しまれました。面会も充分に出来ずに自分を責めることも多かったと思いますがこれからはお母さんとの認知症になる前のこと、認知症になってからのことたくさん思い出してお母さんに話してあげてください。お母さんは話を聞いて『そんなこともあったんだね』と笑って答えると思いますよ」


「わかりました、、、。なんか肩の荷がおりたような感じです、、、。」


「お父さんはお母さんと比べると頑固で成仏も遅くなると思います。お母さん苦労したんですね、、、。お母さんが記憶を戻されてもずっと一緒にいるということにはならないと思います」


「そうですよね。わかりました。」


それからお墓のことをお調べしお伝えして穏やかに霊能を終えました


コロナ禍で充分な面会もできないことで何もしてあげていないことも相談者を苦しめる要因の一つでもありました


「コロナでなければ、、、」皆さんも大なり小なりの思いはあると思います。また相談者はお母さんの認知症を長く共にして辛い思いもしてもまだ自分を責め苦しんでいました。


記憶を取り戻したお母さんの成仏が進めば相談者に感謝の思いを伝えることになります


それは目には見えなくても心に温かく伝わり相談者の力になることでしょう


お母さんの笑顔が夢の中で現れて相談者がしっかり前に歩まれること願います


体験談をブログに載せても良いとのことありがとうございました


皆さまのお役に立てれば幸いです



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電話霊能体験談

2021-02-20 15:52:00 | 霊能体験談

電話霊能体験談


先日電話霊能を受けられました方から「ブログ書いてもらってもいいです」とのことでしたので書かせていただきます


相談者は42歳女性で相談は2020年に5歳でお亡くなりになられた次男さんのお調べです

今回で二度目の霊能で前回の霊能体験談は2020年の10月12日付けのブログに書かせていただいています


「以前もお話ししましたが小さいお子さまの成仏の進みは早く次男さんは徳の高い方です。前回の霊能から4ヶ月ほどですが成仏の進みは早く今はこの世で言えば小学生ほどに成長されています」


「小学生、、、ですか。やはり早いんですね、、、。」


相談者はそう言って静かにゆっくり話されました

前回より祖母様も幾分か悲しみも和らいでいること。相談者自身も次男さんの死を受け止められていることを話されました


私も少し安堵し冷静に霊能を続けました


「今次男さんは小坊主になって修行をしています」


「こぽうず(小坊主)、、、って何ですか?」


「小さいお坊さんです。昔のアニメで『一休さん』というのがありましたがそんな感じの衣装を着て修行をしています。以前の霊能でもお伝えしましたが、次男さんの前世は僧侶でしたね。それで守護霊様がその格好をさせて修行をさせているそうですよ」


「お坊さん、、、なんですか、、、。」


少し笑ったような声が聞こえました

相談者は小さいお坊さんの姿をイメージで次男さんに当てはめているようでした


「お母さんやおばあちゃんにはまだまだ甘えたいところもあるようで時折天界からこの世を見たり行ったり来たりしています」


「ほんとうに甘えん坊さんで、、、いつも一緒にくっついていました、、、。」


「この世での次男さんのお役目は『いっぱい甘えて可愛がってもらう』でしたね。それができる家族のところに生まれてお役目を全うされています。『特におばあちゃんには辛い思いをさせました。その分のご利益があると思ってくださいね』と次男さんの守護霊様が話されています。次男さんは守護霊様のことお坊さんの先輩と思っているようです。」


今回の霊能ではお繋ぎはできませんが次男さんの守護霊様を通してお言葉を繋いでいただいています


その守護霊様を先輩のように思っている姿は微笑ましく相談者の声も明るくしみじみと


「あれから(前回の霊能)から私も母も次男の死を受け止められて前に進んでいるような気がしています。ありがとうございました、、、。」

少し涙声まじりの声で話されました


「次男さんは徳の高い方です。輪廻転生のペースは早く、守護霊様も次男さんに『やってもらいたい事がある』と言われています。あとなぜだか、次男さんは私に興味を持ち『奥野さんと話ししてみたい』と言ってます。」


「初めは人見知りででも慣れれば人懐っこいんですよ。上の世界でやらなくてはいけないことがあること、、、、わかりました、、、。そのことも受け止めるようにします、、、。最後に何か私に言ってませんか?」


「『チョコもらったよ!』」って言ってます


相談者の声はまた明るくなり

「近所の人たちからチョコレートたくさんもらったんです、、、。人懐っこい性格でみんなから好かれていて、、、。」


「そう言えばもうすぐバレンタインですね。

天界でもらったチョコを喜んで食べていることでしょう」


終始、ほっとした温かい空気で次男さんの周りから愛される人柄が私にも伝わっていました。相談者も穏やかに電話霊能を終えました

霊能を終えた後も温かい気持ちが残っていました


次男さんは徳も高い方ですので生前も周りへ愛情たっぷりに振りまいて多くの人たちを笑顔にされていたことでしょう


次男さん亡き今も次男さんの存在は大きく損失感が無くなることは難しいですが相談者やご家族を含めて少しずつ前に進まれることと思います


その様子を天界から笑顔で次男さんは見ていると思います


霊能体験談をブログに書いても良いとのことありがとうございました


読まれている方々のお役に立てれば幸いです





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電話霊能体験談

2021-02-14 09:31:00 | 霊能体験談

電話霊能体験談 


先日、電話霊能を受けられました方から霊能体験談をブログに書いても良いと霊能終了後に話されましたので書かせていただきます


2018年に52歳でお亡くなりになられたご主人のことで今年三回忌にあたり相談されました


今回が二度目の霊能で、2019年に亡きご主人のことで相談されました。その時の体験談を2019年9月19日付でブログに投稿しています


その時にご主人を霊能で調べた時には突然の亡くなりでお繋ぎはできませんでした


「家族思いの責任感の強いご主人は以前お調べした当時に比べて成仏はよく進んでいます。ですがお繋ぎは相談者の声がはっきり聞こえるようになり『生きたい』との思いを強めることになりますので今回は相談者の聞きたいこと知りたいことを天界で見ているご主人に伝えてそれにご主人が答えるという形になりますがよろしいですか?」


穏やかな声で相談者は答えました

「わかりました。主人は今はどんな思いですか?家族に対して、私に対してどう思っていますか?」


「ご主人は家族に対して心配なことがあります。特に長女さんに対して細かい心配をしています。前回の時から長女さんに大きく変わったことがありますね。そのことでです。」


心配そうな声で相談者がたずねました

「長女は主人が亡くなった後に結婚したんです。心配というのは結婚したことに対してですか?」


「悪い心配ではないですよ。明るい心配です。それも細かい、、、。女性のような感覚ですね。天界から長女さんの様子を見て『そろそろご飯の支度をした方がいい』『掃除は丁寧にしなさい』とか細部まで見ていて『大丈夫かな、、、。大丈夫かな、、、。』と言っています。悪い心配ではなくご主人の長女さんの結婚生活を思う気持ちからきている明るい心配です。」


ほっとしたような声に変わり相談者は答えました


「わかります、、、。ほんとに細かいところまで気がつく人だったんです、、、。次女の心配もしていますか?次女は今お付き合いしている人がいるんですが、、、」


お調べすると長女さんを見ている時と気持ちが違うようでした


「次女さんを見る時は長女さんとは違う感じでイライラしています『良くないが仕方ない』と言っています。ですが次女さんはまだ若く、お父さんを亡くし今はこの人でもそばにいてくれる男の人がいてもいい。『これからいろいろ経験して他の男性も見れるようになったらふればいい』と次女さんの守護霊様がおっしゃっています。ご主人は『自分が生きていたら付き合うことはなかった』とも思っています。だから天界から『別れろ』とまでは言えなくてイライラしているようです」


「そうですね。主人が生きていたら付き合うのは反対してたと思います、、、。私には何か言ってますか?」


「守護霊様がご主人に言いなさいと言っている言葉がありますがご主人は言えないようです。でもそれは生前も口にしなかった言葉です。それは『好き、、、』


私が言いかけた言葉を遮って今、『私が言うな、俺が言う。『す、す、す、、、』と言ってます」


私も相談者も笑いが込み上げてくるような感情になりました


「生前何度も主人に『私のこと好き?』と聞いたんです、、、。でも答えてくれなくて『そうだな、、、』とか、、、。今言おうとしてたんですか?」


「まだ頑張っていますよ『す、す、す、あいああああ、、、。』でも言えないんですね、、、。亡くなった方は魂なので言葉がなくてもいいのですがこの世に伝えるためには言葉しかないので、、、。私が口寄せで伝える時も生前無口な人は『言葉がないので思いをお伝えします』と伝える時があります。ご主人は生前、相談者に聞かれてもちゃんと答えてなかった、、、それは罪なんですよ。なので今回は言葉で言いなさいとご主人の守護霊様が言われています」


穏やかな声のまま

「言わないことが罪なんですか?」

と不思議そうな声で相談者は尋ねました


「はい。ご主人の守護霊様は人の時、中国の文学者で言葉を大切にします。守護霊様は『いつか夢の中でも言わせます』とおっしゃっています」


「そういうこともあるんですね、、、。夢楽しみだなぁ、、、。言ってくれたら嬉しいです、、、」


それから相談者の守護霊様をお調べしてお伝えして和やかに霊能を終えました


霊能相談中、ご主人のご家族への思いが深く伝わっていました

生前言えなかった『好き』『愛してる』の言葉も思いを見れば深く温かいものが感じられます

相談者に思いを言葉では伝えられずともご主人との絆の深さの分伝わっていると思われます


皆さまもコロナ禍で家族や友人、仕事仲間などの大切さをしみじみ感じること、人と人との繋がりの大事さを思い知ることも多くなっていると思います


あの世は目には見えませんがこの世で繋いだ絆は二つの世界を繋げています


この世でもあの世でも人が人を思う気持ちが命や魂を輝かせることに違いありません


相談者、相談者ご家族がこれからも明るく健やかに過ごし夢でもご主人とお会いできること願います


霊能体験談をブログに書いても良いとのことありがとうございました


皆さまのお役に立てましたら幸いです




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電話霊能体験談

2021-01-19 10:35:00 | 霊能体験談

電話霊能体験談 


先日電話霊能終了後に「またブログに書いてもらってもいいですよ」と言われましたので書かせていただきます


相談者は47歳女性で2020年8月に亡くなった彼のお繋ぎ、お調べ希望とのことでした。2020年10月18日に相談者の体験談をブログに書かせていただきました


今回も引き続き亡き彼のお繋ぎ、お調べ希望とのことでした


前回よりお声が少し明るくなったような感じで話し始めました


「彼からの私へのメッセージをお願いします。」


前回のお調べから数ヶ月経過の場合は亡き人の思いが変わっていないことが多いのですが成仏の進みが早い方は数ヶ月であっても思いの変化があります


お調べすると

「相談者に対しての思いは変わらず愛情もあります。ですがお繋ぎは難しいようです。今はコロナ禍の時期で(非常事態宣言以前の霊能時)生前繋がっている方々の心配をされているようです」


相談者の寂しそうな声が聞こえました

「お繋ぎはできませんか?」


「はい。残念ですがお繋ぎはできません」



当相談所には亡き故人の声が聞きたいとのご相談が多くありますが全ての方がお繋ぎできることはなく、皆さんにそのことを伝える時は胸が痛みます。相談者はこの日の霊能をずいぶん前から予約され、彼からの言葉と彼と話せることを期待されていたのがよくわかっていました


「彼は本来は徳も高く成仏の進みも良い方なのですが、、、。このコロナ禍で彼は生前心配していた方や生前は羽振りの良かった方でも今は苦しんでいる方々に心寄せています。お客さんの体のことも心配されています。高齢の方もおられるみたいで、、、」


どこかあきらめたような寂しげな声で

「やっぱり、、、。そういう人なんです、、、。それでも私へのメッセージはありませんか?」


「彼は相談者にしてほしいことがありますが現実的には無理なことなんです。『あの人にお金をあげてほしい。すごく困っている、、、。』とのことです。」


「それは誰だかわかりますか?」


「遠くから車で来る人、、、。としかわかりませんが、相談者はわかりますか?相談者も知っている人だそうです」


「あー多分、あの人だと思います。以前彼にお金のことで相談しにきて名古屋まで逃してあげたって聞いたことがあります。その人に私ができるならしてあげたいです。」


「それはなさらない方が良いでしょう。彼との付き合いの中での貸し借りですから、、、。もし彼が相談者の所にきたら『亡くなった彼も気にかけていると思います。』と伝えてください。」


「わかりました。生前彼はお店のお客さんの相談をしてお金も貸したりしていたんです。いつも人のことばかり心配していました、、、。」


寂しそうではありますがどこか誇らし気に彼のことを話してくれました


「このようなコロナ禍でなければもっと彼の成仏は進んでお話しもできたと思います。お客さんの中でお金や体のことで苦しんでいる人たちのこと深く考えているんです。決して相談者に愛情がないわけではないのですが相談者の現状は他の方と比べると状態は落ち着いて心配するところが少ないだけなのです」


「そうですね。特に困ったことはないんですが彼は他の人の心配ばかりしているのは寂しいです、、、。」


「そうですね、、、。いい彼であるからこそですね。わかります、、、。」


それから彼のお墓のことや彼のお父さんのことなどをお調べしてお伝えしました


霊能を終えるときは幾分か気持ちは晴れた感じではありますが寂しさは残ったような感じでした


「またも少ししたらお願いします」


と少しだけ明るい声が聞こえて霊能を終えました



コロナ禍で日本、世界中が苦しく辛い思いをされている方々が増えてきています

その様子を天界の亡くなった方々も見て心痛めています


相談者には彼のためにもご自身のためにも心身ともに健康であること、コロナにかからないこと願います


1日でも早くコロナが終息して安心できる世の中になりますように


生きている大事な人とも亡き大事な人とも繋がりを大切にしてこの苦しい状況を打破していきましょう


電話霊能体験談を書いても良いとのことありがとうございました


読まれています方々のお役に立てれば幸いです



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2021/01/12

2021-01-12 21:20:07 | 霊能体験談
電話霊能体験談 

前日電話霊能を受けられました方から、
先生のブログにもいつかご掲載いただけましたらと思います。
それを読んで先生との会話を思い出し、母の声を聞くことができます。
とメールをいただきましたので書かせていただきます。

相談者は60歳の女性で、2019年11月に83歳でお亡くなりになられたお母様のお繋ぎ、お調べ希望とのことでした。

「お繋ぎは死因や成仏の進み具合によりできない場合があります」とお問い合わせ時にお伝えしていました。

「お繋ぎできなくても母の様子を聞けるだけでもいいんです、、、。」
しっかりと相談者は話されました。
はじめに亡くなる前後をお調べをしお繋ぎができるかどうかを確認します。
お繋ぎできない場合はお調べをして相談者の質問にお答えしています。

「お母さんは徳の高い方ですね、、、。ご自身が亡くなったこともすぐに理解されています。亡くなったのは突然のことですね。それにも関わらずしっかり自分のことを理解し、また葬儀など亡くなった後もずっと皆さんに心寄せています。このような方はあまりおられません。」

お調べしている間不思議な感覚が私にはありました。
「本来はお繋ぎできるくらい徳の高い方なんですが、、、。」

「いいんです。話を聞いてもらえるだけでいいんです。お繋ぎできなくても大丈夫です。母が亡くなって二ヶ月後に父が亡くなりました。両親の死後、私は以前よりも少しよい人になれた気がしています。父と母が悪いものを持っていってくれたのかなと思っているんです、、、。母が父を連れて行ってくれたんでしょうか?」

「本来お迎えはその方の守護霊様で、先に亡くなった方は一旦落ち着かれるまで上で待っているんです。ですがお母さんは守護霊様と一緒にお父さんのお迎えもされています、、、。このようなことは私も初めてです。」

「やはり母が迎えに来てくれていたんですね、、、。私の息子が祖父の亡き骸と寝た晩に、『ばあちゃんが廊下に居て出かけたそうにしている』夢を見たそうです。」
相談者の声は嬉しそうに安心した声に変わりました

私は内心不思議な感覚とお調べをする中で守護霊様とともにお迎えができるお母様の徳の高さに驚いていました。

「お母さんはお父さんが亡くなった時からお世話をして、死後の世界での過ごし方などきちんと説明しておられます。ですので、お父さんも穏やかに過ごされています。お父さんも立派な方ですが、それ以上にお母さんは徳が高い方です。」

「両親ともに『誰にも迷惑をかけたくない』という思いが強い人たちでした。母は周りの人への気遣いが縁が遠い人にまで幅広く、本当にみんなに愛されていました、、、。守護霊様のお手伝いもされているんですね、、、。」

お母様のお話をされる時は、尊敬と愛情のこもった声に時折涙まじりの声で話されているのが伝わりました。

大きな存在のお母様を亡くされ続けてお父様を亡くされ、必死になって前を向いて生きておられるのがわかりました。

「母は今どんな気持ちですか?実は交通事故だったんです。相手の人は女性だったんですが、その人のことを可哀想だとか思っていますか?」

私はまた内心驚いてしまいました。
「交通事故だったんですか、、、。交通事故死の場合は故人は亡くなったことをすぐには受け止めることが難しいことが多いのですが、
そのような感じは全くありません。穏やかで、生きている時と同じように優しく皆さんのことを思っています。相手に対して心配まではしていませんが憎しみや恨みもなく穏やかです、、、。」

ゆっくりしみじみ相談者が話されました
「そうですか、、、。母は私に対して何か言ってますか?」

不思議な感覚はまだ続いた状態でした。
「相談者はお繋ぎ希望でしたね。ですがお母さんは『相談者の話をたくさん聞いてあげてください。私のことはいいのです。』と言われています。お繋ぎもできるのですが、、、。」

相談者の声はまた感極まった感じで涙声になり、
「今日は奥野先生に母のことを聞けるのが楽しみだったのと、私の思いを聞いてもらえたらという思いでした。母が亡くなって誰にも私の思いを言えなくて、、、。必死に母と父の成仏のために頑張って前を向かなければと思っていたんです、、、。」

「そうだったんですか、、、。」
私の不思議な感覚の意味がわかりました。
それはお母様と一緒に話を聞いている感覚だったのがその時わかりました。
お母様の相談者の思いを聞いてあげてほしいというのは、相談者の日々を深く理解してのことだったのです。
お母様の愛情の深さがわかりました。

遺された方も亡くなった方も『話したい』と言う気持ちは強くあります。
残念ながら成仏の妨げになる時はできませんが、お母様はお繋ぎできる状態にも関わらず相談者の思いを汲んで『私より生きている人と話をしなさい』とのことだったのだと気付きました。お母様は私を通じて一緒になって相談者の話を聞いていたのでした。

それから相談者の日頃の思いなどを聞き相談者の守護霊様、前世をお調べしてお伝えして和やかに霊能を終えました

大きな存在の方を亡くすと遺された方々の喪失感ははかりしれないほど大きいものです。
そのことを周りで共有できれば、痛み分けもでき幾分かは寂しさも和らぎます。相談者は続けてお父様も亡くされ必死に過ごされてきたのがわかります。
お母様の愛情の深さ、相談者のお母様を思う気持ちの深さ、家族がそれぞれ思い合っていることがよくわかりました。

お母様は徳が高い方ですのでこれからも成仏は早く進まれると思います。
相談者にはお母様の徳が巡りめぐって相談者の元にも届くと思われます。

相談者にはご両親が亡くなっても繋がっていることを実感され、自身の人生をしっかり歩まれることを願います。

霊能体験談をブログに書いても良いとのことありがとうございました。
皆さまのお役に立てましたら幸いです


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