監督 ジェイムズ・マーシュ
理論物理学者として宇宙の起源の解明に挑むなど、数々の研究で現代宇宙論に多大な影響を与えたスティーヴン・ホーキング博士。
難病ALSと闘いながら、研究に打ち込む彼を献身的な愛で支え続けた元妻ジェーンの手記を映画化したヒューマン・ラブストーリー。
『レ・ミゼラブル』のエディ・レッドメインが若き日のホーキング博士を演じる。
スティーヴンとジェーンの愛の形はかなり複雑に絡み合っていて、何が真実なのかを見極めるような観方になっちゃったんですけど、それは私がひねくれすぎでしょうか?
元妻ジェーンの手記って言うのがそもそも胡散臭いじゃないかとも思ったんですが、もちろんスティーヴン本人にも確認は取っているだろうから本筋のところは間違ってはいないんだろうけど、当然隠さなきゃいけない部分は隠すよね?
まあ何言ってんだって感じでしょうけど 観た人なら同じ疑問はどこかに感じているんではないでしょうか・・・・・・・・。
ただ、もし何か間違いがあったとしても、スティーヴン本人はあまり気にしなそうな雰囲気はありそうですけどね
映画としては、とても人間臭く、綺麗事だけでは表現できない部分までしっかり映し出していたように思うので、その辺はかなり好感が持てました。
スティーヴン・ホーキングという人間が生きてきた半生を知るには、よくできた映画だと思います。