919と1104と603

西川貴教、浅倉大介、貴水博之の話題を中心に扱うblog。聖闘士熱再燃中。

ある意味荒行です

2007-03-27 19:00:31 | Weblog
Icemanの世紀末三部作(「GATE II」「GATE I」「GATE//white」)を久しぶりにぶっ通しで聞いたのですが、8年前の曲にもかかわらず古さを感じない、いや、あえて言うなら「世紀末をテーマに扱ってるのに音は時代性皆無」(笑)な作りなのに改めて感心したことでしたよ。やっぱり凄い才能が集まってたんだよなぁあのバンド。
…しかし伊藤さん、いつも思うんだが「闇の主格」ってなんですか。(笑)いや、言いたい事はなんとなく分かるんですけど、彼の書く詞に使われる言葉は一体どこから想起されるんでしょうか。流石「ムー」の愛読者で、かつてこの雑誌にインタビューが載っただけあるよ。「Expander Drive Machine」なんか、発売から6年たってやっとおぼろげながら意味するところが分かったぐらいだ。本当にわけがわからない。わけがわからなさ過ぎていっそ清々しい。(笑)そしてそんな詞を書く人が小田切向現名義だと凄まじくリアルでセンシティブで分かりやすい詞を書くんだから凄いよなぁ。

☆ますますレベルアップイベント化してきた
ようやく先週分の「聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話」読んできましたよ。ついにアスミタがテンマに乙女座最大奥義の天舞法輪を「開眼せずに」出しちゃいました。この技をシャカが放つ時は開眼することでそれまで溜めていた小宇宙を一気に放出していたような気がするので、なんだかんだいってアスミタは手加減をしてくれているようです。人の感覚を一つずつ断ってゆくSっ気満載の技ながら、放つ時にもれなくモデル立ちになるのが笑えますな。で、第六感を絶つ時にアスミたん(たんとか言うな)がテンマに見せた「木の下でのアテナ惨殺シーン」は、以前アテナの夢に出てきた「ハーデス化したアローンが木の下で瀕死のテンマを冥界へ拉致」との対でしょうね。(単行本だと二巻に登場)まあ漫画的に良くある表現ですわ。そしてこの時、この代の乙女座聖衣も尻が無防備なことが判明。後世のシャカ対一輝戦のように、背後を取られたら危険です。つーかなんでこんなデザインにしたんだ車田先生。(笑)
しかし全部の感覚を絶たれているにもかかわらず、テンマはアスミタに殴りかかって黄金聖衣を破損させるという荒業をやってのけました。流石主人公。レベルアップイベントが盛り上がってきたところで次号に続きます。そろそろ話が動きそうな気配がしますな。

お絵かきBBSの版権お題板の次の次のお題に「聖闘士星矢」が採用されました
5の倍数の日に題が変わるということは、星矢の番になるのは来月の5日から5日間ということになるんだろうか。未知の絵師さんに出会えることを楽しみに待ちたいと思います。

accessの新曲がフジテレビのドラマでオンエアだそうです

2007-03-21 22:52:39 | access
ソースは公式サイトのインフォメーション。
フジテレビの深夜ドラマにてaccessの未発表楽曲が挿入歌として使用されます (2007.3.20)
フジテレビの深夜ドラマ<青春☆ENERGY>「結婚披露宴~人生最悪の3時間~」(第11話)にてaccessの未発表楽曲「PARADISE」が挿入歌として使用、オンエアされます。

オンエア日時:3/21(水)25:35~
番組名:<青春☆ENERGY>「結婚披露宴~人生最悪の3時間~」番外編
今日かよ! …気がついてよかった。そしてウチがケーブルテレビでキー局も見られる環境でよかった。「PARADISE」って「diamond cycle」の初回盤のDVDに入ってたデモ曲ですかねぇ。「荘厳な感じだけど切ない」とかなんとかって大ちゃんが言ってた。
というかフジテレビの中には絶対accessファンもしくは浅倉大介ファンがいますね。この局のニュース番組等でのDA作品のオンエア率ときたら凄まじいですからねぇ。某掲示板群に「浅倉大介の曲が流れたら書き込むスレ」とかいうスレッドがあるのですが、ほとんどがフジテレビの番組で埋まってますよ。(笑)

西川ちゃん出演の「新堂本兄弟」見ましたよ

2007-03-21 22:25:24 | T.M.Revolution、西川貴教
放送から3日も経ってますが。
いつもながらこの番組は本当にフリーダムですなぁ。フリーダムというか野放しというか。「堂本一問一答」であんなに時間とったゲストは初めてじゃないか? 松平君ってなんだ? 松平君本人はああいう人ではないだろう。(笑)
それから、薪を使って暖炉やら薪ストーブやらで火を焚くのがお洒落なら、ウチはお洒落の極みと言う事になりますね。夏は太陽温水器があるからいいですが、それ以外の季節は薪で風呂焚いてますがな。(それはお洒落ではないだろう(笑)しかもウチの山から木を切ってきて一から薪作ってますわ。雨とか雪とか降った日にゃあ火がつきにくくて仕方ないんだが、そこを上手く火がつくように持ってくのが一種の快感だったりするぞ。(笑)

さて、この回はT.M.Revolutionの「HIGH PRESSURE」をセッションするということで浅倉大介御大との共演が取りざたされていたわけですが、蓋を開けてみれば粛々と進められてましたね。まあ当たり前だよな。あくまでこの回は西川ちゃんがメインでDBBはホストだからな。
ただ、音組の健さんBBSにあるように、吉田健さんが原曲をもとにしつつ大ちゃんをフィーチャーしたアレンジを組んでくれていて、お陰で大ちゃんがいつもよりも多めに写されていて、それが嬉しかったですね。おまけに演奏しているのは当代きっての名ミュージシャンの皆さんですよ。ギターソロを高見沢さんがやってるんだぞ。こんな幸せがあろうかと思いますわ。そりゃあ西川ちゃんも終始笑顔で歌うよな。ゲストとして、ヴォーカリストとして、自分の曲をこういう風に演奏してもらえたら凄い幸せだと思いますよ。ホントにいい笑顔だった。
そういえば、大ちゃんは照明の加減かなんだかえらくお疲れな顔でした。TMトリビュートとかaccessライブとかが立て込んでいた時期だったからなぁ。3月6日にこの回の収録があって次の日accessの中野サンプラザライブって、結構大変なスケジュールですよ。DBBの音も作りつつTMトリビュートもやりつつaccessもやりつつって、いくら大ちゃんの処理能力が高くてもきついだろうな。
あと、彼がやたら真面目な顔だったのは、自分が作った曲だからじゃないかな、と思いましたよ。実際はどういうお心積もりだったのか分かりませんが、自分が作った曲だからこそ堅実なプレイに徹したんじゃないかと。それプラス、ポッドキャストでオズワルドのシャツをさり気なく着るような江戸っ子気質(基本的に自己顕示を嫌う照れ屋)の大ちゃんなら、自分のグループや自分のソロのライブならいざ知らず、他の人たちの中に混じっているシチュエーションで自分を過分にアピールすることはせんだろうと思うのです。DBBはゲストを迎える立場にあるのだしし、そもそも自分の曲って時点で十分目立ってるし、おまけにキーボードソロまであるんだからこれ以上目立たなくてもいいじゃない、みたいな。
あくまで想像に過ぎませんが、もしそうであるならばいかにもお江戸の人らしいですなぁ…と、我が両親が帝都で暮らしていた時代の知り合いやらを鑑みて思ったことですよ。
(…そんな、ソースもないような下らないことでわざわざ不快な気分になる必要はありません。寧ろ憶測だけでそこまで想像をたくましく出来るのは凄いと思いますね。って、想像で物を書いている時点で自分も同類なわけですが(笑)

あ、ちなみに、西川ちゃん出演分の「ごきげんよう」は全く見てません。ここ数日は目眩等々が激しかったんで、ほぼ寝て気絶してました。録画をセットする気力すらございませんでしたよいやはや。上の文章がへろへろなのはそのせいだとお察し頂ければ幸いでございます。

一体何の騒ぎなんだ

2007-03-16 22:35:00 | Weblog
またもや奇天烈な夢の話で申し訳ないのですが、今度は猫どもが3匹我が部屋にやってきましたよ。しかも1匹は羽根かなんかが生えて空が飛べてました。(というよりも、猫が本体で、その時は違う形に化けている設定だったような気がする)ゲド戦記を書いたアーシュラ・K.ル・グウィンの空飛び猫シリーズか。しかも奴らと来たら、部屋の前のベランダから、庭を挟んで3、4メートルは離れていようかという離れの屋根に飛び移ってましたよ。1匹が目測を誤ったと見えて、落ちそうになって屋根に爪を立てている様まで見えたときた。自分の夢ながら設定が細かすぎですがな。

☆「LOST CANVAS」まとめてドン
accessライブやらなんやらでしばらく触れてませんでしたが、読んではいましたよ、ということで。
魚座のアルバフィカ戦死後、青銅二人とユズリハの冥界珍道中に話が戻り、いきなり冥王様と邂逅して「僕と世界を変えないか?」とテンマがオルグされるがにっこり笑って断る→あれ、冥王様の台詞の吹き出しが二種類あるし、一人称が「余」と「僕」と二種類あるなあ…ということは、ハーデス様の意識とアローンの意識はアローンの中で同居してるってことか? それに「君は僕の可能性だ」ってどういうことですかアローンたん(たんとか言うな)。とにかく「聖域で会おう」と言い残してアローンはケロちゃん…もとい(CCさくらか!)、ケルベロスに乗って退場。…ここで私はあのケロちゃんが「YOURS EVER」ペンダントをパンドラに渡された時にパンドラに睨まれて死に、二巻でアローンが抱っこしていた犬だったりしないよな、とか余計な事を考えちゃったわけですが、まさかそんなはずはないわな。(笑)ちなみにこの回は見開きカラーでアテナの聖衣とペガサスの神聖衣とハーデスの冥衣が描かれてましたよ。
で、ご一行は冥界での目的地、血の大瀑布にたどり着くわけですが、そこにいたのはなんと乙女座の黄金聖闘士アスミタ。うひゃあ容姿も言動も電波具合も二百数十年後の乙女座とそっくり。おまけに何故かテンマ(というよりも天馬星座)を「天界の大罪人」呼ばわりですよ。そしてこの回はさらにビックなサプライズが待ち受けていた。シオンが聖域に戻ってきたのを受けて白羊宮に詰めていた童虎が天秤宮へ戻る途中、金牛宮を抜けようと宮の主に声をかけます。「また金牛宮を通らせてもらうぞ。牡牛座アルデバラン」アルデバラン!? なんだなんだ、牡牛座の聖闘士には襲名制度でもあるのか?
さて、この時の牡牛座も気のいい人のようですが、どうもアスミタにはいい感情を持っていない様子。アルデバランがあいまいな物や不確定なものが好きじゃないこと、アスミタが公務の際にも瞑想と言う理由で宮を動こうとせず、今回の聖戦にも出てこないこと、そしてアテナのお膝元で異国の宗派を改めようとしないことが理由だそうですが、三つ目の理由は凄まじく核心を突いてますなぁ。原作の連載から四半世紀ほど経ってようやく突っ込みが入りましたよ。確かに、聖域は言ってみれば「アテナ教団」の総本山のはずなのに、よくもまあブッディストが要職に就けたもんですよねぇ。ギリシャの神様業界は多神教で、複数の神様を拝んでもいいとはいえ。聖闘士は実力さえあれば主義思想は問わないんでしょうか。
で、アスミタについてああだこうだという童虎とアルデバランの絵の後に、なんと処女宮内でフルアーマー装備したアスミタが瞑想をしている様が描かれてます。じゃあ冥界にいるアスミタは何なんだ。意識だけ飛ばしてるって事か? それともイメージ絵?
一方冥界ではアスミタがテンマに、ペガサスの聖闘士が神話の時代からの聖戦で常にアテナの傍にいること、ハーデスの肉体に傷を負わせた唯一の人間であることを告げます。(手代木先生…設定の辻褄合わせお疲れ様です)ということはテンマ=後の星矢ということになるんだろうか。しかしアスミタはテンマが「心つたなく乱暴で感情的」で、こんなのを傍に置いてるなんてアテナは何やってんだ、寧ろハーデスの方に理があるんじゃないか、とかのたまい、どうやらテンマをここで試すおつもりのご様子。相変わらず電波だ乙女様。こんな血なまぐさいだろう場所で何やってんだ乙女様。(笑)…で、ようやく今週発売分の回の話になるわけです。
今週号では乙女座の技のオンパレードですよ。魑魅魍魎を召還する例のアレは使ってませんが、天魔降伏とか六道輪廻とか、一瞬珍走団の何かかと見まごう技(すいませんすいません)でテンマは吹っ飛ばされまくり。吹っ飛ばされた末になんと天界まで行って、そこで「ハーデスと戦う神聖衣を纏ったペガサスの聖闘士」を目撃します。息も絶え絶えなテンマにアスミタは、テンマが何度も生まれ変わって聖戦を戦い、かつて冥王の体に傷をつけたこと、それ故かハーデスは自分の肉体をエリシオンに隠し、聖戦のたびにその時代最も清らかな魂の少年を寄代として転生するようになった…と語ります。「もしかして自分のせいでアローンはハーデスになったのか」と驚愕するテンマ。手代木先生、重ね重ね設定の無理ない解釈お疲れ様です。
なおも「アローンとサーシャのために」立ち上がるテンマに、んじゃあ口ばっかじゃないか試してやらあな、と言うアスミタ。なにやらクライマックスの雰囲気を漂わせて次号に続きます。
どうもアスミタはテンマに何かを会得させる役割でも負ってるんだろうかと思うですよ。今はアテナの加護があるから冥界にいられるが、阿頼耶識(エイトセンシズ)に目覚めていない人は冥界に行った時点で死ぬ、というのが星矢世界のお約束のようですから、ひょっとしてテンマをエイトセンシズに導こうとしているんでしょうか。そういえば神聖衣の出現条件はアテナの血と極限まで小宇宙を高める事のようで、とりあえずエイトセンシズぐらいは行ける様になっててもらわないといけない…ってんで試練を与えているとか? 何にせよ続きが楽しみです。

☆そしてロスキャン第二巻を買った
第二巻では手代木先生オリジナルの冥闘士が出てきてますが……天暴星ベヌウの輝火(かがほ)はひょっとして一輝兄さんの前世設定だったりするんでしょうか。雑誌掲載当時から言われてましたが、冥王様が危ない時にすかさず出てくる事といい、炎系の技を使う事といい、顔や性格、冥衣のデザイン、更には「ベヌウ」がエジプトにおけるフェニックス的な存在で、ひいてはフェニックスの原型とされるところからして気になります。童虎と互角の戦いをしてましたしね。でももしも輝火=一輝であるならば星矢の時代で冥王様(の寄代)と近しい関係であることや、瞬がピンチになると必ず現われるフットワークの良さ(笑)も頷けようというもので、その辺は流石小学生からの星矢ファンだけあります。手代木先生。
天傷星マンドレイクのヒョードルの冥衣デザインと技は膝を打ちました。なるほど、マンドレイクなら確かに音系の技だよな。犬を犠牲にして掘り出すぐらいなんだもんな。聖闘士星矢には音を使う技がよく出てくるし、違和感ないですよ。これで「マンドレイク」のヒョードルさんが天魔星「アルラウネ」のクイーンと何か関係があったりしたら面白いのになぁ。
あとは…そうそう、先生が小学生時代につけた始めてのペンネームが「魔鈴黄金」(マリンゴールド)というのには、僭越ながら笑わせていただきました。多分花のマリーゴールドと引っかけてるんだと思いますが、凄いよ小学生。…まあ、私とて中学生の時のペンネームが「旧姓真田」だったりしたわけですが。いや、ホントに旧姓が真田なので、それと当時好きだった「幽遊白書」の初代霊界探偵のお姉さんの旧姓が真田である事を引っかけての命名なんですよ……。中学生でこのレベルってどうなんだ自分。流石にこれはあかんやろう。

私がエントリの起承転結を考えてない事がよく分かる追記
ロスキャンの黄金聖闘士には「ア」で始まる名前の人が多いなあ。魚座はアルバフィカ、乙女座はアスミタ、そして襲名制度があるのかもしれない牡牛座はアルデバラン。この例に倣って、双子座がアルヘナ、蟹座がアンナトラとかアルタルフとかアクラブ、獅子座がアスラン、蠍座がアンタレスで「アンタレス・ペイン」なんて技があったりするとか(それは浅倉大介御大の曲の名だ…!)、射手座のアルナスル、山羊座のアイゲケロス、水瓶座のアルバリ…とにかくそんな感じでシオンと童虎以外全部アから始まる名になったら面白いよなぁ。多分ないとは思うんだが。

聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話 1 (1)

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聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話 2 (2)

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