919と1104と603

西川貴教、浅倉大介、貴水博之の話題を中心に扱うblog。聖闘士熱再燃中。

誰も寝てはならぬ

2006-02-26 23:04:27 | Weblog
言わずと知れたプッチーニ作曲のオペラ「トゥーランドット」の中で、主人公の旅の王子が冷酷なヒロイントゥーランドット姫の出す難問をクリアして、「彼女をゲット出来るだろう」(失礼)という希望を高らかに歌った曲。トリノ五輪の開会式で引退したはずのパヴァロッティが歌い、また、日本に金メダルをもたらした氷上の舞姫である荒川静香選手が、フィギュアスケートのフリーの演技で使った曲でもあります。
なんだか日本との時差との関係で、生で競技を見ようと思ったらそれこそ寝てなんぞいられない、という今の日本の皆さんの様子を表わしたような気がしておかしいんですが。

とりあえず前回の投稿の一件は、知らせが届いた二日後、久々に「涙腺がぶっ壊れたんじゃないか級」の号泣をやらかしたらどうにかこうにか気持ちが落ち着きましたよ。自分の精神状態は非常に冷静でクリアだったんですが、目から勝手にぼたぼたと涙が落ちてきたのには正直びっくりでした。意識下では相当あのニュースにストレスを受けて、やばい状態だったようです。やはり服喪期間というのは大切なのだなぁとふと思ったことでしたよ。

☆そんなこんなで五輪も終わるわけですがここで女子フィギュアスケートの件について。
荒川選手おめでとうございます。村主選手、4位入賞おめでとうございます。そして、安藤選手、もっと頑張ってくれ。
…いやね、普段積極的にフィギュアスケートを見るわけではない母と私が、珍しく一緒に女子SPとフリーとエキシビジョンを見たわけですよ。(リアルタイムでなく録画の再放送の方で、全部の選手を見られたわけじゃないですが)ですから競技の内容もさることながら、余計なところに目が行って仕方がないわけです。素人ですから。
とりあえず荒川選手や村主選手、スルツカヤ選手やコーエン選手は二人とも絶賛の嵐でした。北朝鮮の選手の得点に、「この人、帰ったらどうなるのかしら」と心配してみたりしつつ。
しかしミキティはどう頑張っても「頑張ってるけどねぇ…」「衣装負けしてるわねえ…」「こんな色じゃなくてもっと可愛らしい色を着たらいいのに。若いんだから。(SP時)」「衣装にばかり目が行って、本人に目が行かないような感じ」と、次第に本人の技量じゃなくて衣装やらに目が行く始末で。
いや、もちろん他の選手の皆さんの衣装にも注目はするのですが、すぐ技術や表現力の話になるわけですよ。ところが、ミキティの場合はそういう方向に行かないんです。いや、そこまで行けないというのが正直なところですか。
とにかくミキティ、もっと頑張れ。既に下の世代にものっそい新星が出てきてるんだから、もっと滑りたいなら頑張らないと生き残っていけないんじゃないかしら。
あと、彼女の周囲のスタッフに、彼女のメンタル面のサポートをするような人を置いた方がいいように思います。彼女のウィークポイントはそこだ。アスリートである以上、こればっかりは「まだまだ10代だからどうこう」と言う問題ではないと思うので。

YouTube - Broadcast Yourself.
最近話題の映像ファイル共有サイト。このサイトが法的にどうこう、というのは、それを論じられるような知識を持ち合わせていないので置いておきますが、検索をかけてみると実に色んなものが出てきてびっくりしますよ。accessのTV出演時の映像であるとか、T.M.Rの曲を使用したフラッシュであるとか、誰がUPしたんだろう、と思うようなものがあって。
ここの映像をDLする試みもいくつかされているようですが、まあ、無料会員になればいつでも見られたりするのでいいかな、と。

☆2月22日は猫の日でした。
「世間的には右の翼にカテゴライズされるだろうあの大学」の出身者的に言えばもちろん、2月22日は竹島の日でもあるわけですが。

最近どういうわけか猫を無性に愛でたくて仕方がない症状が続いています。
ウチには既に、今年で御年11歳、人間で言えば還暦にならんとするお犬様がいらっしゃいます。もちろん彼も愛しておりますが、以前外出して、古い町並みが残る地域を歩いていたときに見かけた猫達にすっかりやられてしまいまして。陽だまりで至福の表情を浮かべていたり、恋の駆け引きで、微妙な距離を保ちながら歩いてゆく猫達をみて、なんだか妙に感ずるものがあったんですよ。
こういうときにインターネットは便利ですね。様々なサイトの猫画像を見ながらにやにやしておりますよ。洋猫もいいのですが、やはり日本猫が見ていて一番なごみます。昔、近所の家にいた大きなからす猫に顔を引っかかれて、まだ傷が残っていようが、学生時代に隣の家で飼っていたとおぼしき子猫(この子がまた実に可愛らしかった)に「中に入れろー!」「飯食わせろー!」と網戸を破らん勢いで突撃されようが、可愛らしいものは可愛らしい。
ただ、いざ我が家にお猫様をお迎えできるか、というと、ソフト、ハードの両面でまだまだ不備がございまして、現時点では諦めざるをえません。床に電気コードがのたくっていたりするような家にお猫様をお迎えしたら、お猫様がお戯れになって感電なさってしまう恐れがありますので。お犬様との折り合いもございますし。(犬の方が嫉妬は激しいんですよね、実は。)
まあ、いずれは飼ってみたいな…と言う方向で、前向きに検討および改善を図りたいと思います。

人間の死亡率は100パーセントである

2006-02-23 01:30:35 | Weblog
と、漫談の中で某中高年の味方な芸人さんが仰っていましたが、まさに、という思いです。

昨晩遅く、大学の同期の人の訃報が届きました。
ニュースソースは以前の彼女の時と同じ、「同期なのだが歳はかなり上、何かと皆が自分の身の上を報告してくるせいで自然学内の事情通と化してしまっていた」人。
(…いつもありがとう、K氏。同窓生とはとんと縁のない生活を送っている私ですが、K氏のお陰でどうにか皆の状況を知りえてますよ)

現在こういう精神状態で、薬の作用のために、物事を突き詰めて考えるのがいささか難しかったり、物事に対する感受性がいささか鈍くなっていたりするのですが、ショックでした。
自分の今の状況を例えて言うなら、色んなソフトを同時に立ち上げ続けて、パソコンのCPUが常に悲鳴を上げている状態だったのを、いくつかのソフトを強制終了し、さらにソフトを一旦立ち上げられないようにして、CPU使用率を強引に下げているようなもので、物事へのこだわりが薄くなって、何に対しても
「うまく行かないけどまあいいか」
「今日出来ることは明日出来る」
「やる気が出るまでうだうだしてたらいいよ。今まで無理してたんだから、十分休みを取って、何にも考えずにゆっくりしな。そうやってれば、そのうちまた立ち上がろっかなーって気になってくるからね(by心療内科の先生)」
という状態なのですが、これは流石にきた。本当にきた。
(…こんな時でも「きた」を「キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!」と変換してくれるよウチのPC。頼むから空気を読んでくれ)
だって、いくら「人間の死亡率は100パーセント」と言ったって、早すぎですもん。しかも、新しい目標に向かって頑張っていた最中の突然の死だったそうだから……もうなによこの「物語によくある『とある人物が夢やなんかを語りだして行動に移そうとした途端に死亡フラグが立つ』」みたいな状況。正直やってられんわ。こなくそ!(お前こそ空気を読みなさい。)

…私とは性別が違うから、寮で部屋を行き来したり、卒寮後は泊まりにきたりお昼をご馳走になったりしていた前の彼女の時と違って、同じ学科とはいえそれほど親しかったわけではありません。でも、あの大学の独特な閉鎖性…「寮に入っていればみんな顔見知り」な人間関係や、同じ資格の講義を履修していて、年末年始の非常に忙しい時期を神宮で一緒にご奉仕させていただいた事から生ずる一種の連帯感や(なんと言いますか…我ながら非常に大雑把な分析ですが、戦友みたいな感じです(苦笑)…前の時も書きましたが、同窓生に対しては「まあ人間だから色々あるけど…『ファミリー』みたいなもんか?」的な感覚を持っていただけに、なんというか…ね。

袖振り合うも他生の縁と申しますし、奇しくも同じ時期に同じ学び舎で学ぶことになったのは、それぞれがそれぞれに考えて志した事とは言え、天照さん(てんてる-さん(注)をはじめとする八百万の神達の思し召しによるものもあるのではないかと私は思っています。(すいませんいきなりスピリチュアルな話になって。)前の彼女や今回の彼のように、若くして帰幽する事になったのは、何者かによって予定されたことだったのかもしれません。
ですが、残念です。また一人、同じ時間を過ごした人があちらの世に行ってしまったことが、残念でなりません。
彼の御魂が安くあらんことを祈ります。

注:天照さん(てんてる-さん)
恐れ多くも畏くも、伊勢に鎮まります大神様のことを、学生連中は親しみを込めてこうお呼び申し上げる事があった。
上方における「-さん」は東京弁の「様」にあたる敬称なので、東京弁からしたら不敬極まりないが決して間違いではない。

SIREN2を愚弟がやってたんで観察してたわけです

2006-02-21 19:03:59 | Weblog
SIREN2

ソニー・コンピュータエンタテインメント

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なにせ眠いのとだるいのとで何にもする気がおきねーよべらぼうめぃ、という状況なので、ぼけっと何かを眺めているのが一番楽なんですよ。本読もうとしても、うまく内容が頭に入ってこないし。
(あ、昨日ようやくaccessツアーとミュージカル「クラリモンド」の振込みに行って来られましたが。)

で、最近映画も公開されて話題のゲーム「SIREN2」。
弟は本日最後までクリアしたんですが、曰く、「もうやんねー」だそうで。
あちこち視点が飛ぶ作りなんで、話がどうも分かりにくかったようですよ。私はこういう作り、嫌いじゃないんですが。
このゲーム、コンプリート癖をもっている方や、やりこみが好きな人がやったら好感度高いんだろうけれど、そうじゃない方には受けが悪そうだなぁと思いました。

しかし「異形の者たち」をデザインした方にはグッジョブと申し上げたいです。インパクトありすぎて、あいつら夢に早速出てきましたから。気味悪すぎ。(笑)
あと、凄い頑張ったあの人があんなラストなのはかわいそうだなぁと思いましたよ。なんじゃありゃ。いくらなんでも哀れに過ぎやしませんか。
(もしかして続編アリでその複線とかだったりするのか?あの人いきなり出てきたし。)

あ、あと、最後のほうで出てきた白いくねくねが、どうしてもエヴァンゲリオンの量産型に見えてしまう私の脳をどうにかしてください。エヴァはテレビの本放送しか見てないのに、どっかの雑誌で見たビジュアルが脳に焼き付いていて、何故かあれがそう見えて仕方がないんです。カントクくんに毒されすぎですよ。いやはや。

雪と神様と私

2006-02-21 01:25:13 | 携帯電話より
今日は午前からの雨が、午後になって雪になりました。
結露のせいか、携帯電話の液晶に変なドットが入ってちと焦りましたが、しばらくしたら治ってホッとしてます。

ちなみに写真はうちの敷地の北西にあるお社。
以前にもUPしたことがありますが、初午の時に聞いたらお名前が「山王崎神社」とのこと。カラタチと南天の木の下に鎮まっていて後ろは川です。
お社がどうして「山王さん」なのかはわかりませんが、「崎」は川にちょっと飛び出した場所にあるからじゃないかと推測してます。
(サキという言葉は「何かに飛び出したところ」につけられることが多いので)

お社の由緒はよく分かりません。昔後ろの川がよく溢れたそうで、それを鎮める+家の北西のガードのためとも考えられるし、あとすぐそばにトイレがあるので、その辺りも関係している可能性があるし…。祖母は「水神さん?」だとのたまってくれるし、なんだかよう分かりませんわ。(笑)
とはいえ、うちの大事な神様ですから、大切にしないといかんなあ、と思ってます。いずれの大神かは知らねども、祟りの出ぬようきちんとお奉りするのが日本人クオリティですから。(笑)

そういえば近くの神社の境内には、これまた小さい頃から「うちの神様だよ」と言われて拝んできた小祠があります。祠の色が鈍い小豆色で、左右の側面に日輪と月が浮き彫りになっているだけなので、長年何の神様やら判りませんでした。
が、高校から大学に上がる時の春休み、なぜか日の出前に一人でこそっとお参りに出かけて手を合わせた瞬間に「これってお稲荷さんじゃないか」と気が付きまして。日輪と月はお稲荷さんによくある意匠だよな、と。
…そういえばウチは数代前まで商売をやっていたそうだから、お稲荷さんをお奉りしていてもおかしくないよな、と、物凄い発見をしたような気分で立ち尽くす私の背後から太陽が昇って来て、その瞬間にまた悟りましたよ。この場所にどうして神社があるのか。

この神社の名前は「熊野神社」と言って、山の中腹にご鎮座しています。名前のとおり熊野から勧請してきたそうなんですが、この場所、山の向こうから太陽が昇って来た時に真っ先に日の当たる場所だったんですね。
もしかしたら古代の人の祭りの場に、後世の人が神社を建立したのかもなあ、と、何かの本から得た薄っぺらい知識で理由付けをしつつ、私は天照さんに向かって頭を垂れたのでした。
(ちなみにこれも初午の時に聞きましたが、お稲荷さんのお社の名前は「白衣稲荷」さんだそうで)

長らく熊野の神さんやお稲荷さんにはお参りしてなくて、今日になってふとこんなことを書いてみる気分になったのは、もしかしたら「たまには顔を見せに来い」という御神意なのかもしれませんね。(笑)
初午の時は体調が芳しくなくて行けなかったし、年末年始は実家にいなくてお参りしてないし、そろそろご挨拶に伺ってみようかなあ。

眠い眠い眠い眠い

2006-02-19 23:44:54 | 携帯電話より
という言葉が着物に羅列されたモブキャラが、和月伸宏先生の漫画に出て来たことがあったなあ…と、しみじみ思い出す毎日ですよ。
恐らく、原稿の修羅場で憔悴していた先生の魂の叫びだったんでしょうが、(笑)私は薬の副作用で眠いわダルいわで、またもや「気がつけば、横臥」の日々です。一時期眠気が収まった時期があったんですが、日差しが強くなって来てナチュラルなセロトニンが増えたせいなのかなんなのか、昼間の眠気が復活しました。いやはや。
おまけに今度は夜寝られず、2時頃眠れたかと思ったら朝の5時頃に目が覚めて二度寝→浅い眠りを繰り返して昼過ぎにようやく起きられる、という生活になりつつあります。人様と半日ずれてますよ。
明日はaccessのツアーの申し込みの締切りだし、早めに起きてどこの公演に行くか決めなくちゃなあ…未だに決まってないんだよなあ…そういえば西川ちゃんの方も考えなくちゃだし…。


これだけではなんなので、最近見た夢の話でも。(唐突ですが)
これも薬のせいなのかなんなのか、荒唐無稽な夢ばかり見るんですよ。いや、もともと私の夢は荒唐無稽なものが非常に多いんですが、最近はさらにその傾向が強まったような感じで。(笑)
内容を思い出せるままに書いてみます。「」内が一つのエピソードです。
「たぶん修学旅行とおぼしき面子でイタリアへ行って、何故か私だけ、佐藤浩市さんと、その他顔の分からない人達と会食の席に着く。円卓で、私の左隣りに佐藤さん、右隣りにだれか判らない老紳士が座っている」

「アフリカの砂漠地帯にある広大な湖の水辺にいるが、テレビの番組を見るようにその湖の解説がどこかから聞こえて来る。
湖の土手を上がったら近所の小学校の校庭に出て、いきなり何者かの攻撃が始まる。どういう仕組みかよく判らんが、ここから1キロぐらいのところが文字通り「消えた」らしい。
そのうちに車田正美先生の某聖○士☆矢に出てきそうな格好の人達が登場。例のごとき方法で攻撃をはじめる。(笑)
早く家に戻らなくちゃ、と、だれか判らないが二人で連れ立って逃げようとするのだが、そこで青銅聖衣らしき物が空に登場。(笑)どうやら私たちは聖衣らしき物に選ばれてしまったらしい。しかし力の差がありありと見て取れるので、取りあえず退却する。
(なんか私はピンク色で鎖があって、アンドロメダ座っぽかったなあ…連れはペガサスっぽかった)
自宅(これまた偉くでかいお屋敷っぽくなってた…グラード財団の関連施設か、ぐらいの(笑)近辺で敵に追いつかれるのだが、空中戦の末(何故か夢では飛べることが多い)お屋敷を守るために、巨大なバリア(例えるならCLAMPの「X」に出て来る術者が使う結界のような)を張って、防衛に成功する。」

…二つ目の夢は自分の精神の根底にあるものが伺えて、興味深いですね。(笑)
この夢はまだ続きがあって、屋敷の二階の大広間にある、鍵盤が黒と緑で、鍵盤や外装に螺鈿細工の入ったグランドピアノと、チェンバロのような楽器の音を確かめて、弦が切れてるから直してもらわないと、と指示したり、
(ここでの自分の役割は沙織お嬢さんぽかったなあ。この楽器が何やら重要らしい)
たくさんの人が集まって来て打ち合わせをして、何故かアラスカに移動することになったり、文才がもっとあればこれで一本原稿を書いてどっかに応募してみようか、と思うぐらいの荒唐無稽さでしたよ。(笑)
他にも、自分が高校だか大学に行ってるんですが、講義の時間割が判らなくて、時間割の表を探してひたすら焦っている夢をよく見ますね。夢の途中で自分がもう学生じゃないことに気がついて安堵することもあれば、目が覚めてからも「何故あんな夢を見たんだろう」と不思議に思ったりすることもあり、未だに自分は学生気分なのか、それとも何かの強迫観念の表れなのか、見る度に微妙な気分になりますよ。

今日はどんな夢を見るのやら。