919と1104と603

西川貴教、浅倉大介、貴水博之の話題を中心に扱うblog。聖闘士熱再燃中。

「RPG伝説ヘポイ」がDVD化するそうだ

2007-03-12 23:58:02 | Weblog

RPG伝説ヘポイDVD-BOX SUPER VISION
これは懐かしい。確か私が10歳かそこらの時に放送していたのではなかったか。上記サイトでは「ファンタジーRPGアニメの決定版」とうたわれているけれど、それのみならず、かなりこのアニメは斬新な設定を使っていたと思う。例えば主人公が「前勇者のマントの切れっぱしから作られた生きたぬいぐるみ」で、この子が勇者の剣に選ばれて旅に出る…なんて、とても面白いと思うのだが。ちなみにタイトルの「RPG」は「ロープレ」と読みます。
しかし例によってWikipedia先生に聞いてみたところ、主人公を演じていた増田裕生さんは当時小学生…というかぶっちゃけ私と同じ年だったことが判明。うへぇ。そして、なんとまあ懐かしい役者さんが出ておられることか。

話は変わりますが、ファンタジー作品で自分が最近注目しているのが「炎と氷の歌」シリーズ。中世のグレートブリテン島を思わせる土地で諸侯たちが群雄割拠するさまを、一番北方の領主の一家を中心に描いているのですが、これがまたとんでもなく大作の香りが漂っているのですよ。自分もまだ途中までしか読んでおらず、未読の方はネタばれになってしまうといけないので隔靴掻痒な表現でしか書けないのが非常にもどかしいのですが、一族の勃興と復讐のために異民族の長に娶わせられる古い王家の末裔の王女(しかも一族の血の純血のためにこの家では近親婚がデフォルトだったりするので、兄貴となんとも微妙な関係だったりする)とか、北方の領主の家の奥方様と妾腹の子のやりとりとか、こういっちゃなんですがふと三国志等の歴史小説を読んでいるような気分になってきます。お勧めです。

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(株)イーネット・フロンティア

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access TOUR 2007 diamond cycleまとめ

2007-03-12 21:32:04 | access
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3月8日の記事と合わせてご覧下さい。(実はこの記事、中野サンプラザの地下のネットカフェで半分眠りながら書いたんだよな)
千秋楽の中野公演から三日経っても腰やら背中やらが痛かったですよ。どうしたことでしょうか。久しぶりだったんで色々頑張りすぎたか。(何を)公演で覚えていることを書き出しておきますよ。TV中継をご覧になっていた方には蛇足でしょうが、お付き合いください。

あれは7日の午後2時過ぎぐらいでしょうか。中野駅を出て中野サンモールとブロードウェイを一回りして、サンプラザの楽屋口前を通ったら、TVの中継車二台と、人を待つように立つスタッフ数人、そして歩道に溜まる多数のお嬢さんたちを見かけましたよ。恐らくメンバーかサポートメンバーの楽屋入りが近かったんでしょうな。相変わらず凄い格好の人がいるなあとか思いながら脇を通ってホテルへ直行しましたが、accessって凄いグループだと改めて思ったことですよ。(笑)人のことは言えませんが、平日の昼間からよくもまあこんなに集まったものだと。
ちなみに終演後、コンビニへ行くのに楽屋口前を通ったら、やっぱり中継車二台とスタッフとメンバーの車とお嬢さんたちが出を待ってました。どうもベースの堀J氏と、大ちゃんの車は去年と変わってないようでしたよ。で、コンビニから戻ってこれこれを上げたと。

この日、accessに贈られていたお花はこちら。T.M.Rの他に堂本ブラザーズバンドから来てますね。
開場後は誘導のお兄さんが「今日は中継が入ってるから時間押せないんだよ早く入れ( ゜Д゜)ゴルァ!!」というような意味のことを丁寧な言葉で呼びかけてました。が、それでもベルが鳴ってアナウンスが入ったのが18時33分、アナウンス中もお客さんが入ってらして、客電が落ちたのは更に数分後。PA卓にいるスタッフさんが客電やBGMを落とすタイミングを計っている様子が見えましたよ。そういえば開演前のBGMでかかってたのはフランツ・フェルディナンドか? あの人たちの曲は「Take Me Out」と「Do You Want To」(ウォークマンのCMで使われた曲)ぐらいしか聞いたことがないんだが、ギターの使い方やリズムがそれっぽい感じがしたんだよなぁ。日本だとaccessと同じソニーの所属だし。
TV中継用のカメラは、確認できた限りではステージ前にレール敷いたのが一台、上手側前方に一台、下手側の中ほどに一台、一階客席の一番後方センターに一台。あと、PA卓に後で反省会に使うと思しきデジカメが二台セットしてありました。(こんな感じ)

オープニングは「Stay」の2分9秒あるイントロがそのまま使用されて、ステージ中央のキーボード要塞というかコックピットというか艦長席というか(笑)の上にピンスポが射されて何やら光を反射する紙吹雪様の物が降る→カットされたダイヤモンドを上から見た時のような形の物体二つが下がってきて、高さを違えて止まる→上手下手袖からサポートメンバー登場→要塞裏から浅倉大介登場→下手袖から貴水博之登場という流れだったかと。大ちゃんの使用キーボードはそのうちキーボードマガジン辺りに載りそうですが、ヤマハのMOTIFシリーズの新機種MOTIF XS(モチーフエクセス)がメインキーボードとして正面に据えられてるのが見えました。
大ちゃんが登場した時は暗黒卿でも来たのかと思いましたよ。なんですかあのぞろ長い黒マントは。HIROは確か黒のスーツに白のシャツ、黒いネクタイをして白だかシルバーだかのマフラーの伊達男風ファッションだったような気が。(黒のグローブもしてたかも知れん)恐らくそのうち音楽雑誌とかに写真が載ると思うので衣装関係はパスしますが、ホントに大ちゃんはダース・ベイダーか何かかと。んでもってマントを右手で後方に跳ね上げながら弾く様は、マント捌きで有名な某蠍座の聖闘士かってぐらいですよ。…しかしそんなキメキメの浅倉御大が登場時に思っていたことは「あー客席のみんなのサイリウムが綺麗だなぁ」だった事がアンコールの記念撮影の時に明かされるわけですが。(笑)マントの下は白のフリフリシャツに黒のミニスカートにスパッツにロングブーツで、後ろ髪をおリボンで縛るというえらく可愛らしい格好だったりしましたし。
まあ、去年のツアーの幕が落ちた時のインパクトに比べたら、今回は可愛いもんだったなぁ……。去年なんか周りを見たら客がもれなく顎を落とすか笑うかしてるんだぞ。あれはaccessじゃないと出来ない技だ。(笑)
「JEWELRY ANGEL」で大ちゃんが前に出てきてギター弾いてました。「Inner Cycle」ではピンクのライトの中で歌うHIROがやたらセクシーだったのと、背後で熱くキーボードを叩く大ちゃんの対比が面白かったですよ。「俺はエッチで大ちゃんはワイセツ」(byHIRO)だっけ?(笑)「Only the love survive」ではなんとHIROがマラカスプレイ。いや確かにマラカスが登場してもいいようなアレンジでしたが、この曲でマラカスとは予想外だ。

「Only~」が終わり、大ちゃんが「てとてと」と言った擬音がしそうな足取りでステージ前方に出てきて、MCのお時間です。(あの歩き方は「すたすた」ではなく「てとてと」だと思う)
まずは各地で説明してきたという「diamond cycle」のジャケットのコンセプトが宝石泥棒だという話と、AXS-XVが「上から読んでも下から読んでも『アクセス15』」でaccess15周年を表している、という話がありました。つまり自分の予想は大概当たっていたという事ですな。そしてこれまた各地の会場ごとにやったと言う、AXS-XVを指して歩きながら「ア・ク・セ・ス・じゅうご」ではなく「な・か・の・サンプラザっ」という大ちゃんのギャグにHIROがノリ突っ込み。お疲れ様ですHIRO兄さん。
で、8日の記事でも書きましたが、15年の回顧と変わったことの話です。昔はHIROがイルカにはまってただの、今は大ちゃんがギターを弾くようになっただの、
D「じゃあ15周年だから新しい楽器に挑戦してみようか、僕フルートやるよ!」
H「…ええっとじゃあ俺は尺八やるよ!(楽器を吹くフリをしながら)」
…ボーカルがいないじゃないか。というかお姉さん思わずいけない事を考えちゃったよ。(HIRO、よくボケを拾ってあげたな…)な話が出たりして。
HIROが深夜の通販番組にはまった話から、
H「ロデオボーイってホントに効くの?」
D「そのうちライブにあれで出ちゃったりしてね」
H「えぇっ!(笑)…じゃあ大ちゃんも」
D「二人でこう(腰を前後左右に動かす様)やりながら出るかぁ?(笑)」
H「じゃあ客席もみんなこれ(腰を以下略)で(笑)」
とか言うトークに発展したり。そんなライブ嫌です。いや、見てみたい気はしますが、客席までロデオボーイは勘弁してください。誰かが倒れそうです。
HIROが水晶を買って楽屋に置いて「どうか高い音が出ますように!」と祈っていた、「でも何も変わらないんだけどね(笑)」という話の後、大ちゃんがこんな事があったのを教えてくれました。「DELICATE PLANET」ツアーの時に大ちゃんの衣装の左胸に水晶が使われていたのが、照明の高温だかにやられて、ライブが丁度終わった時にパキッと割れたんだそうです。そうしたらさっき「でも何も変わらないんだけどねー」と言ったHIROが「ああ、それは、大ちゃんがもう大丈夫ですよーって、割れたんだよ」と。詳しい文言は覚えてないのですが、水晶が力を使い切って、もうその水晶がいなくても大ちゃんは大丈夫だよーってんで割れたんだ、というニュアンスの言葉でした。なんだかんだいっても双子座の人だなぁHIRO。一見スピリチュアルなものには興味がないように見えて実はすっげぇ(失礼)ある人なんだそうですよ、Geminiの人は。いつも軽やかでそつなく世の中を渡ってそうだけど、実はかなり一生懸命、いっぱいいっぱいだったりするから、心の支えになる何かに傾倒しやすいんだそうな。
あと、大ちゃんがお犬様を飼い始めたという話で、浅倉家のゴールデンレトリーバーのアニーちゃんとアルくんは、大ちゃんが「今日は歌のお兄さん(HIRO)が来るよー」と言うと喜ぶんだそうです。HIROはその昔大型犬が苦手だったんですが、今はお犬様と仲良くしていただいているそうで。ソファに座っていると丁度お犬様の鼻面が股間に来るのでちょっとエッチな気分になっちゃうとHIROが発言して、大ちゃんがステージに笑いながら崩れ落ちる場面もありましたな。HIRO、いくらなんでもアグレッシブすぎないか。(笑)そりゃあまあ犬関係のナニでアレなプレイもありますが、犬がお尻とかに鼻を持ってくるのは挨拶の為ですよ。(犬や猫には肛門腺という器官があって、ここから出る分泌物の臭いで彼らは個体認証をしています。それゆえ他の動物にも同じ行動をとります)
で、浅倉家の新しいお犬様のお話ですが、思い返してみるに、大ちゃんはお犬様について「黒と白と茶色」と言ってたような気が。するってぇと可能性としてはビーグルとかバセットハウンドボーダーコリーかなぁ。某国の女王様と同じウェルシュコーギーかもしれないし、糸井重里さんちと同じジャックラッセル・テリアという可能性もあるし、もしかしたら雑種かもしれない。何にせよ、早くお披露目してほしいですな。

「STAY MY LOVE」で歌うHIROを見て、ああ、「クラリモンド」や「ジャック・ブレルは今日もパリに生きて歌っている」、さらには「動物園物語」の経験が生きてるなぁ、と感じました。歌に表現力が増している、より歌の世界を語れているなぁと。
ここでいったん和んだあと、メンバーとサポメンが下手袖へはけます。客席を中座する人がここで沢山いたんですが、「Ladys and Gentlemen, Welcome to access Tour 2007 "diamond cycle"」「Dance Palade MIX」があと5分で始まるよ、というアナウンスが流れて合点がいきました。中入りですね。他のアーティストならここでバンドのソロを入れたりするんでしょうが、こうやってあからさまにインターミッションをとっちゃうのも面白くていいなぁ。(幕間といってもアーティストやスタッフは休む間もなく着替えたりスタンバイしたりしてるわけですが)

アナウンスによるカウントダウンが終わって始まる後半部分は、やはり8日の記事で書いたので割愛しつつ、かつ覚えている点を上げると、ダンスパレードミックスが始まったら上からミラーボールが下がってきて、大介様のキーボード要塞がリフトで下から持ち上がって、スモークどばーでグリーンのレーザーがびしびしと会場を蹂躙してました。(なんだこの表現は)「DECADE&×××」は凄まじくハッピーなアレンジで、大ちゃんが鳴らしてる最後の音が消えるまで会場中が息を詰めて、余韻を味わっている様が感じられたなぁ。(で、大ちゃんが腕でYear!みたいなアクションをすると会場から歓声が上がる)
「CATCH THE RAINBOW」では「GO FOR IT! CATCH THE RAINBOW カイカンに歌えキラめくVIBE」で手を開いてカメハメ波だかアテナエクスクラメーションだか(いや、一人だけど)を客席に放つ大ちゃんに合わせて同じアクションをやっちゃったりして。あれで彼が何を表したいのか良く分からないけど、とりあえず自分も何か出してる気になってヲタ芸を打ってみた、みたいな。いや、もしかしたら大ちゃんはあの時実際に何かを放出しているのかもしれませんがね。例えば虹とか。(この曲、歌詞バックトラックもボーカルもひっくるめて好きなのにひどい言いようだ(笑)
…って、虹と言えば幽☆遊☆白書の美しい魔闘家鈴木がそんな技を持っていたのを思い出したぞ。ああうっかり脳内再生しちゃったよ曽我部さん!
「MOONSHINE DANCE」ではサビの「ムンライプレイッ!」で二人が上手と下手からお互いを見るアクションをするのが恒例ですが、客席が「今日は忘れないだろうな(特にHIROが)」「今日はどこまで近づいてアレをやるんだ」と言った雰囲気でステージを見るのも恒例行事なわけで。いや、忘れると大ちゃんがすねるんですよ。もうすぐ不惑なのに何やってんだ大介様。(だがそれがいい(笑)それまでHIROのフリに合わせて踊っていた客がそこだけぴたりと止まるのが面白いのですが、この日はHIRO、ちゃんと忘れずにやってました。二番ではおでこがぶつかりそうな距離でやってたような気が。
「EDGE」ではHIROの喉が結構きつそうな雰囲気だったんですが、「Cosmic Runaway」でどうにか持ち直した模様。まあ、「EDGE」は演奏している皆さんの意識がどこかへ逝きそうな曲だからなぁ。ボーカルのHIROはハイエナジーな所もあるけどちゃんとブレイクがあって、その間は思いを込めているかのごとくじっとしてますが、キーボードの大ちゃんは腕だけじゃなく終始頭や体が動いていて、よく見ればかなり危険な表情もしていたりして(笑)。

アンコールのMCでは皆にホワイトデーのプレゼントを、といってラッピングされたマシュマロを投げてました。HIROが投げた物が目の前まで飛んできたんですが、自分が手を伸ばす前に前方右方左方からわらわらと手が伸びて、結局私の隣の人が拾ってましたね。最後に空になった籐のかごを大ちゃんが投げるふりをして、HIROに「怪我しちゃうから(笑)」と止められる場面もありつつ。
で、お楽しみの15周年記念撮影会となったわけですが、携帯電話のカメラで、静止画像のみ撮影OKということでトライしてみましたよ。まずはホワイトバランスを「蛍光灯」で一枚。照明が明るすぎて上手く撮れないので今度は「白熱灯」で試しましたがやはり駄目。更に「太陽光」でもやってみましたが、もう何がなにやら。流石芸能人、オーラが凄くて写らないぜ。ここは「ナイトモード」にしたらちゃんと撮れたんじゃなかろうか。
(画像はaccessスタッフブログのこの記事に従ってUPしています。「access TOUR 座間公演にお越しのお客様へのお知らせとお願い」こんな画像をどうこうなさる方もいらっしゃらないとは思いますが(笑)不正利用はおやめ下さいね)

「S-MILE GENERASION」と「LOOK-A-HEAD」はいつものように客席に歌わせつつステージを走り回りつつHIROが大ちゃんを後ろからがっちりホールドしつつ、な感じ。「S-MILE~」ではAメロで堀Jのベースに合わせて大ちゃんがノックする仕草をしてみせ、客席にも同じ動きを求めてましたが、ありゃ一体なんだったんでしょうかね。新しいコミュニケーションの方法が生まれた瞬間でしたよ。最後は二人の挨拶と、感極まってちょっと涙がこみ上げて来ている大ちゃんとハイテンションなHIROと、そして大ちゃんのレコーディング予告及び「近いうちにaccessの新しい音を沢山聞いてもらえるんじゃないかなぁ、と思います」と、HIROの「次は7月に会おうぜ!」というライブの予告で締め。このライブの日程が出口で配られたチラシに載っていたわけですが、こういう発表の仕方好きですねぇaccess。なんだか凄まじく既視感のある風景でしたよ。WEBに掲載されている日程はこちら。

全編通して気になったのが、なんかHIRO上手に来ない…? ということで。自分が上手側の席だったんでそう感じたのかもしれませんが、どうもステージのある一定の位置より更に右手には行ってないような気がしたんですよ。なにか宜しくないものでもいたんでしょうか。劇場には色んなものが住みつきやすいそうですからねぇ。

追記
二回目のカーテンコールの時だったと思うのですが、二人がステージに「⊂二二二( ^ω^)二⊃」というか荒木走り(注)で登場したのには笑いましたね。お兄さんたち一体何をしてるんだと。確かに面白いけどそろそろお兄さんたち不惑だろうと。(笑)

注:荒木走り…上記リンク先映像の冒頭で出てくる、キャラクターが腕を広げて前傾姿勢で走る様のこと。超ベテランアニメーター荒木伸吾氏が始めた手法なのでこの名がある。ってこれをブーンと並列して語っていいのかお前。