え~、レポもコメントへのお返事も軒並み遅れておりまして、申し訳ありませんm(__)m
病院では血液検査、心電図共に異状なしと宣言され、
産婦人科の先生には「気のせいでしょう」とまで言われて、
それがいいのか悪いのか、そりゃ確かに大輔くんの演技を観てる間は、
体調が悪いのなんかはすっかり忘れてるんだけどね~と思いながらも、
ここんとこずっとそのJO大輔くんをリピし続けて夜更かししてた反動が出たのか、
連休初日夜からまたもやバタンキュー
胃の痛みと吐き気で翌日は丸一日中眠りこけ、やっと10日夜になって復活した私。
・・・まー、
こうなると毎度とゆーか、凝りないヤツとゆーか、
皆さんに心配していただくのが申し訳ないくらい、ほとんど自業自得ってヤツなんですが
要は、若い時みたいに体力に任せてムリ出来る時期はもう、とっくに過ぎてしまったってことですよね
年齢を経るにつれて、適度な運動と体のケアに努めて健康的な生活を送るよう意識してやっていかなければ、
せっかくの楽しみも病気になって半減してしまっては元も子もないとゆーこと。
でも、ふと思ったんですけど、
私って、男だったらきっと、不健康で自堕落な生活上等って感じで、
大病するまで己の浅はかさに気付かないタイプなんだろうな~~と
そいでもって、周りにも散々メーワクかけまくるんでしょうけど、
それでも好きなことだけは絶対やめられない性分な気がする。
だって、昨日そうやって胃の痛みと格闘しながらも、
大輔くんが現役を終えるまでは意地でも生き抜いてやる~~~~(>0<)
なんて、思いっ切り悲愴感漂わせながら夢と現実の間を行ったり来たりしてたので←オオゲサ
しかし、そんな切実な願いが通じたのか?
この間からえぷらがN杯チケを予告もなくゲリラ販売してて、これまで悉くタッチの差で買い逃してたのを、金曜の通算5?6回目の再販でよーやくGET出来たのは、まさに天の配剤と言うべきでしょう!!
(って言っても、B席だけどね)
やー、これでやっと3日間通しで行けます
あのJOでの大輔くんタンゴを観てしまっては、
24日のフリーだけ生で観られないなんてことになってたら、余りにも悔し過ぎましたもの。
でも、今回のそのゲリラ販売のおかげで、
あんなに品薄だったチケ流やオクに大挙してチケが売り出されている今、
ギリギリまで待てば、案外お手頃な値段で希望の席種がGET出来るかも知れませんので、
交通や宿泊手段など直近でも何とかなりそうな方は再考してみるのもよろしいんじゃないかと。
そして、皆でNHK杯を盛り上げようではありませんか~~~\(~o~)/
――そんな、お祭り騒ぎまであと2週間。
先週の中部ブロックが東海ローカル『スポケン』で放送され、
マスターズもフィンランディアも動画が上がっており、近畿ブロックも注目の的なんですが、
まだ私自身全員の演技を観ていないこともあるので、
取りあえず今回はJOレポを先にお送りすることにしますねー。
前置きが長くなってしまいまして、スミマセンm(__)m
では、ここから続きです
男子前半が終了し、興奮した空気を一旦冷ますように、
インターバルには今回のゲストスケーター達が滑ってくれました。
まずはリード姉弟の今季SD『アダムスファミリー』と、本田くん『Awake』、
そしてしーちゃんの『夕顔』
いや、正直この時の私は、さっきまでの大輔くんタンゴが余りに衝撃的で、
あの世界にずっと浸り切っていたので、
彼らには申し訳ないけど、リード姉弟のプロも本田くんのプロもほとんど目に入っていなかったんです
ところが、リンク中央にあの藤色と縹(はなだ)色の羽織ものを来て現れたしーちゃんを見た途端、
その余りの幻想的な美しさに思わず息を呑んでしまいました。
そして、これが私がずっと縁がなくて観られなかったあの『夕顔』かも知れない!!
と思いつつ、まるで白檀の香りがほのかに立ち上りそうなその優雅さと儚さに完全に引き込まれ
ああ~、やっぱりしーちゃんはああいうこの世のものでないような、
体温を感じさせない天女系や女神系が超似合う~~~
(でも、今年は大輔くんの出番はなかったのねん)
男子が終わってからゲストコーナーがあるのを知ってか知らずか、
あの時間席を立って行かれた人がけっこーいましたけど、
もしそれであのしーちゃんのプロを見逃していたとしたら、惜しかったですね~。
『夕顔』は私の中で、『It's a Beautiful Day』、『Frozen』に並ぶ名プロになりました
ホント、観れて良かったあ~
さて、そこから20分の休憩を挟み、後半の女子へと試合は続きます。
まずは欧州チームのユリア・セべスチェンから。
彼女は昨季で引退してたんですねー。JOはプロ枠ということで来てくれました。
曲はラウル・ディブラシオメドレー。
以前欧州選手権で見た時も思ったんですが、
やっぱり彼女はあのシャキシャキした動きがどことなーく伊藤みどりを彷彿とさせますねー。
ジャンプの豪快さまで似てるとゆーか。
でも、そのジャンプはある程度見応えがあるものの、
イマイチスピードが緩慢で途中見飽きてしまうところがあるのが、私的にちょっと残念でした。
それでも(今後はプロとして、欧州辺りのショーに出るのかな?)日本には余り来られないでしょうから、そういう点では今回急遽来日してくれて有難うと言いたいですね!
キスクラに戻る時だったかな?
プルがすごく満足そうにハデに彼女を迎えていたのが印象的でした(笑)
続いては日本チームからの一番手、ミキティです。
曲はグリーグのピアコンで、
きらびやかでゴージャスなメロディが今の彼女にとても似合ってますね~~
衣装もあれはFOIの色違いバージョン??
小指のリングがすごく存在感あって、
カワイイなあ~とキスクラでは大輔くんとのカラミ具合も含めてガン見してたんですが
今季の彼女はジャンプにしてもしれっと2A-3T決めたり、
表現にしてもヘンな力みがなくて楽しそうで、すごく見てて気持ちいいなァと
ちょっと、06-07シーズンの頃に戻ったような感じ?
あれに、大人の余裕とエレガントさを身につけたよーな。
そういう意味で、今季はなんとなーくシーズン通してやってくれそうな気がするんですが、どうでしょう?
演技が終わった後の、大輔くんの子供みたいなはしゃぎっぷりが微笑ましかったし、
ポケモンのぬいぐるみを渡されたミキティが、最初はカメラに向かって振っていたのに、
その後そのポケモンで顔を団扇代わりに煽いでいるところをすっぱ抜かれ、
恐縮してたのも可愛かったです
この時点で、ミキティが115点出し、相変わらず日本チームが首位。
さあ、そして今度は北米チームからはファヌフの登場です。
彼女はなんとゆーか、ガタイがいいとゆーか、男前とゆーか
カナダ女子伝統の筋肉美が美しいお人ではあるんですが、
ロシェと比べるとやはりまだエレガントにはほど遠いな~というのが今までの正直な感想で、
(いや、エレガントであればいいとゆーわけでもありませんが)
ただ、今回のラフマニパガニーニも、
あの繊細なメロディに彼女の力強さはどーもしっくり来ないし、体の可動域も狭いから、
もう少し深い表現が欲しいなァというのが初見の印象。
(白のレーシーなのにどこかスポーティな衣装も違和感あったしね)
でも、ジャンプイマイチながらもあの3連コンボはすごくリズミカルでキレイだったし、
後半に行くに連れてその初見の印象はだんだん薄れ、
何だか最後、つん!と肩をとがらせたポーズが妙に可愛くて、いいじゃ~~んと思ってしまった
ああいう表情が出来るんなら、彼女もなかなかイケるんではないかなァと。
まして、今季はロシェの休養宣言でファヌフがカナダ女子筆頭になることは間違いないので、
今後更に滑り込んで、あのプロをモノにしてくれるといいですね~
ちょっと期待してしまいます
そして、お次は欧州から、サラ・マイヤーの登場ですが、
私、彼女が出て来た瞬間、
衣装、超・超・ステキ~~~と大コーフン!
彼女の衣装はホント、デザインやカッティングがいつもキレイでウットリしちゃうんですよね~~
去年の白のロミジュリ衣装も、一昨年の風船衣装もとっても良かったし、
後で現地でお会いしたスケヲタさんともそのことで大いに盛り上がってたんですけど、
現女子スケーターの中ではアシュリーと双壁をなすくらいステキ衣装の持ち主だと思います
そんな彼女が滑るは、ちょっと音がくぐもったレトロな感じの映画音楽。
(でも、実際はこれ、2007年公開の比較的新しい映画なんですね)
私はその作品を見てないので曲から来るイメージだけで恐縮ですけど、
ちょっと昔の場末の居酒屋で女が気まぐれに踊りを踊っているような?
そんな感じがしました。
演技は今回ロスバゲでスケート靴が紛失してしまい、直前まで練習出来なかったせいでしょう、
(CaOIでグレボワがinしたのは、サラがそれで滑れなくなることを見越しての要請だったんだとか)
やっぱりジャンプは全然ダメだし、動きにもキレがなかったのがすごくザンネン
でも、本来彼女はとてもリズム感のよいエレガントな踊りの出来るスケーターなので、
今度はぜひ、キレッキレでムーディなダンスを披露して欲しいですね
さて。
女子もいよいよ大詰め、
後は日本チームの真央ちゃんと北米チームにロシェットを残すのみとなりました。
去年の2人は、真央ちゃんが先行きに不安を残す出来の演技と選曲だったのに対し、
ロシェの方はシーズン初戦にも関わらず、これ以上ないくらいの神演技をして、
後のバンクーバーに向けて必ずや優勝争いをするメンツの一人として欠かせない選手になったことを確信させるに足るJOだったのですが、
今季に関しては、ロシェの方はもう早々とお休み宣言をしていて気持ちに余裕があった筈。
一方、真央ちゃんの方は4年後のソチに向けて、ジャンプを一から見直すという、
トップアスリートには滅多にない矯正をしている最中でもあり、
それが演技にどういう影響をもたらすか、そんな拭い去れない不安が、
またもやあの会場を支配していたように思います。
とにかく、真央ちゃんの番になった途端空気が一変しましたから。
(しかも、そんな空気を読まず演技直前になっておバカなかけ声を発した、
自称真央ファンがいましたしねー)
曲は真央ファン待望の『愛の夢』。
優しく、柔らかな旋律に乗って、最初は気持ち良さそうに滑っていた真央ちゃん。
冒頭の2A-3Tを決め、続くジャンプに皆が固唾を呑んで注目していると、
3Fがすっぽ抜け、次のルッツも転倒。
その後のジャンプも軒並み歯車が狂った感じで、
その度会場がだんだん水を打ったように静かになっていくのが、見ていてとても辛かったです。
もちろん、苦手なサルコウを入れて来たのはえらいし、
今からジャンプ全種類跳ぼうとするその気概は素晴らしいと思うけれど、
彼女の場合、どうしても世間の注目がジャンプONLYになってしまうので、
そこばっか見てああでもないこうでもないと言われるのはとても可哀想。
せっかく、彼女に似合った夢見るようにステキな曲なのに。
でも、ルッツなんか特に、北ショートサイドに向かって跳んできたのでよくわかったんですが、
とにかく助走が長すぎる。
ほら、ここで跳ばなきゃ!ってところでまだ滑ってて、
あれじゃあタイミング合うわけないと思います。
そんな感じで、いちいちジャンプ跳ぶ度ためらいが感じられて、
矯正中とはいえ、今後自信持って跳べるようになるまでは大変だろうなーと、
なんか、見ているこっちがしんどくなってしまいました。
(いや、もちろん一番しんどいのは彼女ですが)
そんなですから、キスクラでも皆最初お通夜状態
小塚くんも大輔くんも、なんて声かけていいかわからないってゆー顔してたし、
真央ちゃんも始めは気丈にふるまってたんですけど、
その内みるみる目に涙をためてたのが痛々しかったですねー
ミキティがよしよしって彼女の頭をなでてくれてからは、少し場がほぐれましたけど
・・・でもね、
私は余り心配してません。
なんだかんだ言って、真央ちゃんは真のアスリートなので、
これから絶対不屈の闘志と精神力で巻き返してくると信じてますから
そして、そういう時が一番彼女が輝いている時ですものね
彼女が頑張る姿は、皆に勇気を与えます。
NHK杯ではいい演技が出来ることを期待しましょう~
一方、そんな真央ちゃんとは対象的に、
バツグンの安定感と大人なムードで酔わせてくれたのが、ロシェットです。
彼女、少し痩せましたかね?
昨季より筋肉質な感じがなくなって、とても女らしいラインになっていたような気がしますが、
演技も3Lzがダブルになってしまった以外ジャンプは完璧、
表現も身にまとう優雅さが更に洗練され、円熟味が増したような、そんなアダルトな雰囲気で、
戦いモードでなくなった分、落ち着いて見ていられましたねー。
なので、
点数はもちろん全女子選手中、一番高い122点を貰って、
彼女としては有終の美を飾れたんではないでしょうか?
この結果を受け、トータルでは、0.13点差で日本チーム辛くも優勝
2位に北米チーム、3位に欧州チームという順位と相成りました。
いや~~、良かったですねェ
特に大輔くんなんか、今までのJOでも見たことないくらいはしゃいでましたし、
優勝後のインタで真央ちゃんが「足引っ張ってしまって、すいません」って言った後で、
小塚くんがカミカミで上ずりながらも、
「優勝したから、いんです!」
と言ってくれたのが頼もしかった
そうそう、大輔くんはクワド成功のことにも触れられていましたねー
(も、だいぶ記憶曖昧ですが)
表彰式の後、最後はお馴染み花束持ってフォトセッション。
リンクランしながら、選手に花束投げ入れられてGET出来た方がウラヤマでした~~
てなわけで、今回私はキスクラでの様子はあんま見られなかったけど、
大輔くんの久々クリーンなクワドが目の前で見れたし、
あの時点で完成度30~50%と言いながら、あんな濃度の濃いタンゴを観られて、
マジ幸せでした~~
他の選手もステキな演技を有難う
プロのスケーターは、今後更なる活躍の場を広げて欲しいですし、
現役の選手はこれからがいよいよ本番。
特に男子はこれまでに開催されたコンペで皆続々クワドを跳んでるので、
今季は間違いなく空中戦の様子を呈しそうです。
そんな中、我らが大輔くんはどこまで差をつけることが出来るか、
まずは2週間後のNHK杯が大いに楽しみですね
そのNHK杯は公式サイトもオープン、
15日(金)には名古屋ローカルですが、20:00~20:45まで、
大輔くん、佳菜子ちゃん、羽生くんを予定して特集が組まれるようですし、
17日(日)には21:50~NHKサンスポにて、これまた「NHK杯に向けて」というタイトルで、
真央ちゃん・大輔くんの2人が出演するようですのでお見逃しなく!!
その後は、確か過去のN杯特集もやりますよね!
私は、明後日あたり、栄のオアシスパークでやってるパネル展も見に行く予定ですので、
またその様子などもレポしたいと思いま~~す
それでは皆様、
2週間後のN杯に向けて、盛り上げて行きましょう~~~\(~o~)/
は~~、やっと書けた(笑)
病院では血液検査、心電図共に異状なしと宣言され、
産婦人科の先生には「気のせいでしょう」とまで言われて、
それがいいのか悪いのか、そりゃ確かに大輔くんの演技を観てる間は、
体調が悪いのなんかはすっかり忘れてるんだけどね~と思いながらも、
ここんとこずっとそのJO大輔くんをリピし続けて夜更かししてた反動が出たのか、
連休初日夜からまたもやバタンキュー
胃の痛みと吐き気で翌日は丸一日中眠りこけ、やっと10日夜になって復活した私。
・・・まー、
こうなると毎度とゆーか、凝りないヤツとゆーか、
皆さんに心配していただくのが申し訳ないくらい、ほとんど自業自得ってヤツなんですが
要は、若い時みたいに体力に任せてムリ出来る時期はもう、とっくに過ぎてしまったってことですよね
年齢を経るにつれて、適度な運動と体のケアに努めて健康的な生活を送るよう意識してやっていかなければ、
せっかくの楽しみも病気になって半減してしまっては元も子もないとゆーこと。
でも、ふと思ったんですけど、
私って、男だったらきっと、不健康で自堕落な生活上等って感じで、
大病するまで己の浅はかさに気付かないタイプなんだろうな~~と
そいでもって、周りにも散々メーワクかけまくるんでしょうけど、
それでも好きなことだけは絶対やめられない性分な気がする。
だって、昨日そうやって胃の痛みと格闘しながらも、
大輔くんが現役を終えるまでは意地でも生き抜いてやる~~~~(>0<)
なんて、思いっ切り悲愴感漂わせながら夢と現実の間を行ったり来たりしてたので←オオゲサ
しかし、そんな切実な願いが通じたのか?
この間からえぷらがN杯チケを予告もなくゲリラ販売してて、これまで悉くタッチの差で買い逃してたのを、金曜の通算5?6回目の再販でよーやくGET出来たのは、まさに天の配剤と言うべきでしょう!!
(って言っても、B席だけどね)
やー、これでやっと3日間通しで行けます
あのJOでの大輔くんタンゴを観てしまっては、
24日のフリーだけ生で観られないなんてことになってたら、余りにも悔し過ぎましたもの。
でも、今回のそのゲリラ販売のおかげで、
あんなに品薄だったチケ流やオクに大挙してチケが売り出されている今、
ギリギリまで待てば、案外お手頃な値段で希望の席種がGET出来るかも知れませんので、
交通や宿泊手段など直近でも何とかなりそうな方は再考してみるのもよろしいんじゃないかと。
そして、皆でNHK杯を盛り上げようではありませんか~~~\(~o~)/
――そんな、お祭り騒ぎまであと2週間。
先週の中部ブロックが東海ローカル『スポケン』で放送され、
マスターズもフィンランディアも動画が上がっており、近畿ブロックも注目の的なんですが、
まだ私自身全員の演技を観ていないこともあるので、
取りあえず今回はJOレポを先にお送りすることにしますねー。
前置きが長くなってしまいまして、スミマセンm(__)m
では、ここから続きです
男子前半が終了し、興奮した空気を一旦冷ますように、
インターバルには今回のゲストスケーター達が滑ってくれました。
まずはリード姉弟の今季SD『アダムスファミリー』と、本田くん『Awake』、
そしてしーちゃんの『夕顔』
いや、正直この時の私は、さっきまでの大輔くんタンゴが余りに衝撃的で、
あの世界にずっと浸り切っていたので、
彼らには申し訳ないけど、リード姉弟のプロも本田くんのプロもほとんど目に入っていなかったんです
ところが、リンク中央にあの藤色と縹(はなだ)色の羽織ものを来て現れたしーちゃんを見た途端、
その余りの幻想的な美しさに思わず息を呑んでしまいました。
そして、これが私がずっと縁がなくて観られなかったあの『夕顔』かも知れない!!
と思いつつ、まるで白檀の香りがほのかに立ち上りそうなその優雅さと儚さに完全に引き込まれ
ああ~、やっぱりしーちゃんはああいうこの世のものでないような、
体温を感じさせない天女系や女神系が超似合う~~~
(でも、今年は大輔くんの出番はなかったのねん)
男子が終わってからゲストコーナーがあるのを知ってか知らずか、
あの時間席を立って行かれた人がけっこーいましたけど、
もしそれであのしーちゃんのプロを見逃していたとしたら、惜しかったですね~。
『夕顔』は私の中で、『It's a Beautiful Day』、『Frozen』に並ぶ名プロになりました
ホント、観れて良かったあ~
さて、そこから20分の休憩を挟み、後半の女子へと試合は続きます。
まずは欧州チームのユリア・セべスチェンから。
彼女は昨季で引退してたんですねー。JOはプロ枠ということで来てくれました。
曲はラウル・ディブラシオメドレー。
以前欧州選手権で見た時も思ったんですが、
やっぱり彼女はあのシャキシャキした動きがどことなーく伊藤みどりを彷彿とさせますねー。
ジャンプの豪快さまで似てるとゆーか。
でも、そのジャンプはある程度見応えがあるものの、
イマイチスピードが緩慢で途中見飽きてしまうところがあるのが、私的にちょっと残念でした。
それでも(今後はプロとして、欧州辺りのショーに出るのかな?)日本には余り来られないでしょうから、そういう点では今回急遽来日してくれて有難うと言いたいですね!
キスクラに戻る時だったかな?
プルがすごく満足そうにハデに彼女を迎えていたのが印象的でした(笑)
続いては日本チームからの一番手、ミキティです。
曲はグリーグのピアコンで、
きらびやかでゴージャスなメロディが今の彼女にとても似合ってますね~~
衣装もあれはFOIの色違いバージョン??
小指のリングがすごく存在感あって、
カワイイなあ~とキスクラでは大輔くんとのカラミ具合も含めてガン見してたんですが
今季の彼女はジャンプにしてもしれっと2A-3T決めたり、
表現にしてもヘンな力みがなくて楽しそうで、すごく見てて気持ちいいなァと
ちょっと、06-07シーズンの頃に戻ったような感じ?
あれに、大人の余裕とエレガントさを身につけたよーな。
そういう意味で、今季はなんとなーくシーズン通してやってくれそうな気がするんですが、どうでしょう?
演技が終わった後の、大輔くんの子供みたいなはしゃぎっぷりが微笑ましかったし、
ポケモンのぬいぐるみを渡されたミキティが、最初はカメラに向かって振っていたのに、
その後そのポケモンで顔を団扇代わりに煽いでいるところをすっぱ抜かれ、
恐縮してたのも可愛かったです
この時点で、ミキティが115点出し、相変わらず日本チームが首位。
さあ、そして今度は北米チームからはファヌフの登場です。
彼女はなんとゆーか、ガタイがいいとゆーか、男前とゆーか
カナダ女子伝統の筋肉美が美しいお人ではあるんですが、
ロシェと比べるとやはりまだエレガントにはほど遠いな~というのが今までの正直な感想で、
(いや、エレガントであればいいとゆーわけでもありませんが)
ただ、今回のラフマニパガニーニも、
あの繊細なメロディに彼女の力強さはどーもしっくり来ないし、体の可動域も狭いから、
もう少し深い表現が欲しいなァというのが初見の印象。
(白のレーシーなのにどこかスポーティな衣装も違和感あったしね)
でも、ジャンプイマイチながらもあの3連コンボはすごくリズミカルでキレイだったし、
後半に行くに連れてその初見の印象はだんだん薄れ、
何だか最後、つん!と肩をとがらせたポーズが妙に可愛くて、いいじゃ~~んと思ってしまった
ああいう表情が出来るんなら、彼女もなかなかイケるんではないかなァと。
まして、今季はロシェの休養宣言でファヌフがカナダ女子筆頭になることは間違いないので、
今後更に滑り込んで、あのプロをモノにしてくれるといいですね~
ちょっと期待してしまいます
そして、お次は欧州から、サラ・マイヤーの登場ですが、
私、彼女が出て来た瞬間、
衣装、超・超・ステキ~~~と大コーフン!
彼女の衣装はホント、デザインやカッティングがいつもキレイでウットリしちゃうんですよね~~
去年の白のロミジュリ衣装も、一昨年の風船衣装もとっても良かったし、
後で現地でお会いしたスケヲタさんともそのことで大いに盛り上がってたんですけど、
現女子スケーターの中ではアシュリーと双壁をなすくらいステキ衣装の持ち主だと思います
そんな彼女が滑るは、ちょっと音がくぐもったレトロな感じの映画音楽。
(でも、実際はこれ、2007年公開の比較的新しい映画なんですね)
私はその作品を見てないので曲から来るイメージだけで恐縮ですけど、
ちょっと昔の場末の居酒屋で女が気まぐれに踊りを踊っているような?
そんな感じがしました。
演技は今回ロスバゲでスケート靴が紛失してしまい、直前まで練習出来なかったせいでしょう、
(CaOIでグレボワがinしたのは、サラがそれで滑れなくなることを見越しての要請だったんだとか)
やっぱりジャンプは全然ダメだし、動きにもキレがなかったのがすごくザンネン
でも、本来彼女はとてもリズム感のよいエレガントな踊りの出来るスケーターなので、
今度はぜひ、キレッキレでムーディなダンスを披露して欲しいですね
さて。
女子もいよいよ大詰め、
後は日本チームの真央ちゃんと北米チームにロシェットを残すのみとなりました。
去年の2人は、真央ちゃんが先行きに不安を残す出来の演技と選曲だったのに対し、
ロシェの方はシーズン初戦にも関わらず、これ以上ないくらいの神演技をして、
後のバンクーバーに向けて必ずや優勝争いをするメンツの一人として欠かせない選手になったことを確信させるに足るJOだったのですが、
今季に関しては、ロシェの方はもう早々とお休み宣言をしていて気持ちに余裕があった筈。
一方、真央ちゃんの方は4年後のソチに向けて、ジャンプを一から見直すという、
トップアスリートには滅多にない矯正をしている最中でもあり、
それが演技にどういう影響をもたらすか、そんな拭い去れない不安が、
またもやあの会場を支配していたように思います。
とにかく、真央ちゃんの番になった途端空気が一変しましたから。
(しかも、そんな空気を読まず演技直前になっておバカなかけ声を発した、
自称真央ファンがいましたしねー)
曲は真央ファン待望の『愛の夢』。
優しく、柔らかな旋律に乗って、最初は気持ち良さそうに滑っていた真央ちゃん。
冒頭の2A-3Tを決め、続くジャンプに皆が固唾を呑んで注目していると、
3Fがすっぽ抜け、次のルッツも転倒。
その後のジャンプも軒並み歯車が狂った感じで、
その度会場がだんだん水を打ったように静かになっていくのが、見ていてとても辛かったです。
もちろん、苦手なサルコウを入れて来たのはえらいし、
今からジャンプ全種類跳ぼうとするその気概は素晴らしいと思うけれど、
彼女の場合、どうしても世間の注目がジャンプONLYになってしまうので、
そこばっか見てああでもないこうでもないと言われるのはとても可哀想。
せっかく、彼女に似合った夢見るようにステキな曲なのに。
でも、ルッツなんか特に、北ショートサイドに向かって跳んできたのでよくわかったんですが、
とにかく助走が長すぎる。
ほら、ここで跳ばなきゃ!ってところでまだ滑ってて、
あれじゃあタイミング合うわけないと思います。
そんな感じで、いちいちジャンプ跳ぶ度ためらいが感じられて、
矯正中とはいえ、今後自信持って跳べるようになるまでは大変だろうなーと、
なんか、見ているこっちがしんどくなってしまいました。
(いや、もちろん一番しんどいのは彼女ですが)
そんなですから、キスクラでも皆最初お通夜状態
小塚くんも大輔くんも、なんて声かけていいかわからないってゆー顔してたし、
真央ちゃんも始めは気丈にふるまってたんですけど、
その内みるみる目に涙をためてたのが痛々しかったですねー
ミキティがよしよしって彼女の頭をなでてくれてからは、少し場がほぐれましたけど
・・・でもね、
私は余り心配してません。
なんだかんだ言って、真央ちゃんは真のアスリートなので、
これから絶対不屈の闘志と精神力で巻き返してくると信じてますから
そして、そういう時が一番彼女が輝いている時ですものね
彼女が頑張る姿は、皆に勇気を与えます。
NHK杯ではいい演技が出来ることを期待しましょう~
一方、そんな真央ちゃんとは対象的に、
バツグンの安定感と大人なムードで酔わせてくれたのが、ロシェットです。
彼女、少し痩せましたかね?
昨季より筋肉質な感じがなくなって、とても女らしいラインになっていたような気がしますが、
演技も3Lzがダブルになってしまった以外ジャンプは完璧、
表現も身にまとう優雅さが更に洗練され、円熟味が増したような、そんなアダルトな雰囲気で、
戦いモードでなくなった分、落ち着いて見ていられましたねー。
なので、
点数はもちろん全女子選手中、一番高い122点を貰って、
彼女としては有終の美を飾れたんではないでしょうか?
この結果を受け、トータルでは、0.13点差で日本チーム辛くも優勝
2位に北米チーム、3位に欧州チームという順位と相成りました。
いや~~、良かったですねェ
特に大輔くんなんか、今までのJOでも見たことないくらいはしゃいでましたし、
優勝後のインタで真央ちゃんが「足引っ張ってしまって、すいません」って言った後で、
小塚くんがカミカミで上ずりながらも、
「優勝したから、いんです!」
と言ってくれたのが頼もしかった
そうそう、大輔くんはクワド成功のことにも触れられていましたねー
(も、だいぶ記憶曖昧ですが)
表彰式の後、最後はお馴染み花束持ってフォトセッション。
リンクランしながら、選手に花束投げ入れられてGET出来た方がウラヤマでした~~
てなわけで、今回私はキスクラでの様子はあんま見られなかったけど、
大輔くんの久々クリーンなクワドが目の前で見れたし、
あの時点で完成度30~50%と言いながら、あんな濃度の濃いタンゴを観られて、
マジ幸せでした~~
他の選手もステキな演技を有難う
プロのスケーターは、今後更なる活躍の場を広げて欲しいですし、
現役の選手はこれからがいよいよ本番。
特に男子はこれまでに開催されたコンペで皆続々クワドを跳んでるので、
今季は間違いなく空中戦の様子を呈しそうです。
そんな中、我らが大輔くんはどこまで差をつけることが出来るか、
まずは2週間後のNHK杯が大いに楽しみですね
そのNHK杯は公式サイトもオープン、
15日(金)には名古屋ローカルですが、20:00~20:45まで、
大輔くん、佳菜子ちゃん、羽生くんを予定して特集が組まれるようですし、
17日(日)には21:50~NHKサンスポにて、これまた「NHK杯に向けて」というタイトルで、
真央ちゃん・大輔くんの2人が出演するようですのでお見逃しなく!!
その後は、確か過去のN杯特集もやりますよね!
私は、明後日あたり、栄のオアシスパークでやってるパネル展も見に行く予定ですので、
またその様子などもレポしたいと思いま~~す
それでは皆様、
2週間後のN杯に向けて、盛り上げて行きましょう~~~\(~o~)/
は~~、やっと書けた(笑)