華氷~はなごおり~

氷上に咲く花・・・フィギュアスケート。
ここは、そんなスケーター達にエールを送るブログです。(でも、時々脱線話もアリ)

FOI 2010 レポ 3

2010-09-02 02:00:49 | アイスショー
皆様、お待たせ致しました。

いよいよ抱腹絶倒悶絶必至の第二部の始まりです


その第二部は、しーちゃんから依頼され私もどんなになるか楽しみだった、
大輔くんプロデュースのメンズ・ナンバーからスタート

先発隊の皆さんからめっちゃ評判良さそうなレポを読んで、
私は始まる前からもう、ワクワクドキドキ(>▽<)


そこへ、登場してくれました!

デニムにPUMAのお揃いTシャツを着た、本田くん、小塚くん大輔くんのHip Hopグループと、
イリヤ、ライサ、岳斗くんのR&Bグループが


まずは大輔くん率いるHip Hopグループがやってきて、ノリノリのダンスを披露。

これでもかとカラダをくねらせまるでゴムまりのようにハジけ踊る大輔くんは、
そこが氷の上とは思えないほどの動きを展開してて、どーしても自然と彼に目がいっちゃう

あの、特に腰の深さとゆーか、落とし方とゆーか?
メンズの中では一番小柄なのに、あれだけ大きく見えるってやっぱスゴイし、

それに何と言っても、首フリ絶品


あれは、ロン毛で良かったあって思う瞬間ですね!

だって、ロン毛だとニュアンスと醸し出す空気が違うもの


毎年この時期だけのアンニュイ大輔くん、けっこーお気に入りなんです、私



――おっと、

ベタ褒めはこのくらいにして(でないとハートマークばっかになっちゃう)本編、本編
(てか、すでに画面真っ赤だし

Hip Hopグループがひとしきりアツいダンスを見せて一旦リンクの外に引き上げた後、
それと入れ替わるように、今度はR&Bグループの登場。

彼らは比較的オーソドックスな振り付けでしたが、
皆長身なので3人揃うと見栄えがすごくいいですね~~

やがて、北側に並んだR&Bグループに対峙するように、Hip Hopグループが南側に勢ぞろい。
順番は西から本田くん、小塚くん、大輔くんで、
(R&Bの方は見えなかった、ゴメンナサイm(__)m
その後6人中央に集まって丁丁発止のダンスを披露するんですが、これってまるで、

WSSやマイケルの『Beat It』、吉田秋生の『バナナフィッシュ』など、
アメリカの若者文化には必ずと言っていいほど登場するグループ同士のショバ争いみたいなのをイメージしてる


とにかく、大輔くんはもちろんのこと、
他の5人もたった2日間で憶えたとは思えないほど完成度が高くてカッコよくて、
(小塚くんは深夜まで特訓したみたいですが
私はもう、終始ヒューヒュー言いっぱなしのシビレっぱなし

欲を言えば、もっと長くやって欲しかったくらい。


ラストのポーズも回によってはちょっとしたイタズラで、
小塚くんだけ一人違うポーズやらせたりしたみたいだし、茶目っ気もたっぷりで、
いや~~、堪能しましたあ


その後全員はけて行くのかと思いきや、
大輔くんだけ残ったところへしーちゃんが飲み物を持って登場。
まったりトークショーの始まり始まり~~


この時、なにげにBGMでかかっていたのが大輔くんの『道』。

しーちゃん、粋な計らいしますなァ


トークの中身はもちろん、今回メンズナンバーをプロデュースしてみての感想など。

振り付けや曲編集を知り合いに頼み、後は自分が皆に教える側になってやってみたけど、
けっこーメンバーの調整がつかなくて2日間でやらなきゃいけなかったのが大変だった――みたいなことをゆってたと思うんですが、
(ここら辺、楽の感想とごっちゃになってるかも

その話の時だったかな?

たけちゃんさんも書いていらっしゃいましたが、大輔くん、
「兼ね合いが難しかった」みたいなことを言いたくて、あろうことか「噛み合わせが・・・」とのたまい(笑)

すかさずしーちゃんに、
「兼ね合い??」と突っ込まれ会場内これまた大爆笑(>▽<。)


後で必死に「日本語あんまり得意じゃないんで・・・」と言い訳してましたが、

じゃ、何語なら得意なんだ、大輔くん!
と心の中で突っ込んだのは私だけではありますまい


も、ホント、笑える


そして、次に、初回から行ってらっしゃる方はもうご存じ、
今回は大輔くんのゆかりの人達からお手紙預かってますコーナーが。

これ、第一回目がお母様、二回目が通称うたちゃん(と大輔くんが楽で言ってました)、
三回目がマイフレンドで、じゃあ今回の四回目はだ~れだ??みたいなノリで(笑)

大輔くんは、ここに来てだいぶもう心当たりが無くなってきた感じで、
「え~~、ソーゾーつかない」と困ってましたが、それをじらしまくるしーちゃん、かなりS


果たして渡されたお手紙は、昨シーズンは250日/年、一緒にいたとゆー渡辺トレーナー。


これ見て大輔くん、めっちゃ動揺

何でも、渡辺さんとはここまで付き合いがあったものの、今回初めて手紙を貰ったそーで。
(ま、お互い成人した男同士で手紙のやりとりある方がヘンですけどネー

「一番動揺しました!」と言ってる大輔くんが、何とも可愛らしかったです




◆――さて。

そんな大輔クンにとっては嬉しハズカシ内輪トークも何とか無事すんで、
ここからは今季のSPを振りつけてくれたシェイリーンのナンバーを自ら紹介。

曲はビヨンセの『Single Ladies』を、
「途中の『All single ladies』から、お客さんも一緒に立って踊ってください!」と言われた日にゃあ、
途中からじゃなくて今すぐにでも立っちゃうよ~~~とばかりに一気に私のテンションも上がったものの、

そこは一応オトナなんで、慎ましく我慢(笑)


でも、シェイリーンってば、出て来た途端すでにノリノリで、
ビヨンセのPVよろしくキレッキレのダンスで私達を悩殺

シングルじゃないけど、会場にはシングルで来てたから許して~(笑)とばかりに、
早速私もダンスに加わり

ここで場内総立ちになって皆踊ってたから、おそらくシングルもダブルもトリプルも、
レディースもメンズもキッズもカンケーなく立ってた筈です!


だって、全方向でのシェイリーンの煽りがリンク際を舐めるように進んでいって、
マジ、すごいんですも~~~ん

ありゃあ、立たない方が肩身狭い(笑)


ホント、今思い出すだけでもライヴみたいで超楽しかったなあ~~


シェイリーンも帰り際すごく嬉しそうで、あれはスケーター冥利に尽きるんではないかしらん!?


・・・でもね、

これ、楽の方がもっとすごかったので、
皆さんまだまだ終われませんよお~~~


◆そんな興奮の渦を静めるかのように、
しっとりとしたバラードで本領を発揮してくれたのが本田くん。

一部ではちょっと失敗したジャンプも二部ではしっかり決めてくれ、
彼お得意の雄大なロングイーグルを南を半円にしてぐるっと回った日にゃあ、
待ってましたとばかりに客席から盛大な拍手!!

いや~~、いいですねェ

ああいうしっとりプロは本田くんの誠実さがにじみ出てくる感じで、なんかホッとします


◆さて。

お次は第一部の抽選会で、会場中の期待感をMAX背負った小塚くんのご登場!

曲はリストのピアノコンチェルト。

冒頭から壮大な曲運びを予感させるオケの音色に、久々正統派クラシックで滑るスケーターを見たような。

そんな感慨に浸っている間もなく、
今季カートのところへ行ってだいぶ上体の使い方が上手くなって来た小塚くんは、
天に向かって大きく手をふりかざし、観客を惹きつけます。


ジャンプはこの時期アイスショーで入れるにはきついコンペ用の3回のコンボを含む全部で8回。
3F(ここは多分試合では4T)OK、3A OK、3Lz-2T DG、1A-3T、3F OK、3Lz-3T OK、3S OK、3Lo 転倒と、
しっかりがっつり跳んでくれた後、
ショートサイドから見た分にはSeSt(?)しか見分けつかなくて申し訳ないんですけど

そこから後半、ラストにかけてがだんだん盛り上がるので、
自然と本人も観客もより入り込めるとゆーか?

けっこー音楽に助けられるプロだなーというのが、私の初見の印象でした。


でも、ちょっと難を言えば、序盤の振り付けが去年のFSと似たよーな感じだったので、
あそこら辺もう少し工夫が欲しいかなーとも思いましたけど。


ただ、全体にクラシックらしい高揚感があるプロなので、多少の失敗はあっても許されるよーな、
そんなお得プロであり、小塚くん本来の爽やかでノーブルなスケートが好きな人にはどストライクなんじゃないかしらん?

多分、今後滑り込んでいけばいくほど、良プロになりそうで、
私的にはSPよりも不安感なく見ていられましたね!

これからの彼に期待です


――と、

上手く皆を満足させたところで、小塚くんご挨拶して退場・・・と思ったら。


突然東の入場口から一人の長身女性が乱入

え、え、あれは、小塚くんのファンなのか!?

なんて思ってよく目をこらすと、
ウブそうな小塚くんに無理矢理迫って抱きつきキスしてるのは、

なんと、田村岳斗ならぬヤマトナデシコさんではないですか~~~(>▽<。)
(ここら辺、THE ICEを観てた方なら、これが小塚くんとゲデちゃんのコラボパロだとゆーのが即座に分かった筈


でも、ゴーインに迫られた小塚くんの方は、余りのショックのせいか、
その場でバッタリリンクに倒れ

ナデシコさん、フォトログにもUP写真が出てましたが、
案外ナイスバディーの上にけっこーな美人さんだったのになー(笑)


やがて、ヨロヨロになりながら引き上げていった小塚くんを尻目に、
一人ご満悦のナデシコさんは今度はご自分のプロを滑ります。

それは、お色気むんむんのご自慢のナイスバディーをこれでもか!と見せつけたプロで、
東でパンツチラ見せしたり、北で胸を両手で持ち上げ揺さぶってみたりと、
その余りのせくすィ~さに観客全員ノックアウト(ホントか笑)

いや~~~、そうなんです。

岳斗くん、こーゆーのが見たかった

当の本人も全然テレがなく、ノリノリでやってるところもスバラシイ


こんな、王子様な滑りもイロモノ系もこなす、イケメンスケーター岳斗くん、
いつも滑り終わったあとは拍手を煽る、オレ様なところも大好きです


◆その、前の岳斗くんのちょっとお笑い系のノリとコーフン冷めやらぬ中、

続くスケーターは、先ほど第一部でも歓声の嵐だったクーリックが、
今度は赤い皮パンに黒のタンクにサングラスをかけ、ちょい悪オヤジよろしく颯爽と現れたと思ったら、ノリノリのロックであっという間に雰囲気をガラッと変えてしまいました。
(こーゆーとこはさすがですね~~

そして、ちょっとビックリしたのが、
ジャンプ、最初の3Lzこそ、サングラスを外して跳びましたけど、
その後の3回は共にサングラスをつけたまま軽々と跳んだこと


いや、今回のクーリックにはマジ、驚かされましたね~~
(一部で跳んだゴーカイなバタフライジャンプもまたやってくれましたし

ビートの効いた曲に合わせて踊り、ハジける様は、
もはや誰も彼がただの白馬に乗った王子様とは思わないんじゃないかと


それだけ、今も人々を魅了するスケーターだってことですよね



彼にも、機会があったらまた来て欲しいな~~





――と、感慨に浸ったところで

どーやら二部も一回では書ききらんよーなので、Part4に続きます


皆様、しばしお待ちをm(__)m



ああ~、大輔くんマンボまでの道のりは長い~~~

(最近、キーの調子が悪いのよねまだ2年目なのに、打ちすぎかしらん笑)


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
抱腹絶倒! (はは)
2010-09-03 00:20:24
いつもいつもありがとうございます。
いやぁ、読み応えありましたぁ。マンボにいくまえにお腹が膨れてきました。
素の大輔さんもノリノリの大輔さんも、どちらも期待を裏切らないオトコです。これぞ最強男子の称号にふさわしい方だと思います。
でも、YONOHAさん細かい所までよぉ~く観察されてスゴすぎです。私なんか、昨日の晩御飯さえ思い出せないというのに。そして、ボキャブラリーが豊富だから飽きないし。
実は、私は気に入ったものがあると何回も見たくなるほうなので、翌日休みの日とかは脳内再生(妄想とも言います)も兼ねて夜中に密かに楽しんでおります。
YONOHAさんは生観戦に行けない私の女神様です。
返信する
ははさんへ (YONOHA)
2010-09-03 17:54:20
いや~~、ははさん、とんでもない!

私も普段は昨日の晩御飯忘れますし、
この間は子供達の防災訓練で学校まで迎えに行くのを見事忘れてたので、
どうやら私のHDの性能は大輔くん関連のみにしか、発揮しないようです
(ホント、それでよく子供達に怒られるんですよ~~~

でも、ははさんのように何度も反芻していただけるほど愛読して貰える方々がいらっしゃるからこそ、
私も頑張って記事を書けるというもの

この後には、最後の楽公演レポが待っていますので、また楽しんでいただければ幸いです

返信する