第一回検討会は7月19日に東京・神保町にて12名の参加で開催されました。
とにかくみんなで読み合わせをしよう、ということで事務局のSが報告書の読み上げをし、それぞれに気になった箇所などをチェックしていき、
その後みんなで話し合うという形にしました。
気になった点としてあがったのは
・ 性犯罪は加害者が悪いとしながらも、加害者に対する取り締まりや、性犯罪を発生させない為の環境整備について触れていない。
・ 痴漢やのぞき、盗撮は性犯罪の前兆?前兆ではなく犯罪でしょう。
・ 女性目線っていうけど、誰が女性?性犯罪は女性だけの問題ではないはずなのに…。
・ 被害に遭いやすい高校生…性別や年齢を限定する理由が謎。統計的データがない。
・ 被害者をヘテロ女性だけと決めつけないでほしい。
・ 聞き取り調査内容➡「加害を防ぐ」がない。
・ 「悲惨な状況」というフレーズが悲しい。
・ 「陥る」「効果的」というフレーズ。全てが嫌だ。
・ 被害者像の固定(女性=高校生、大学生、OL等??)
・ 加害とみなす範囲が少ない。すべての性暴力を犯罪とみなければ、犯罪防止対策なんて言えるわけがない。
・ 知らない人にのみ気をつけましょうという流れがおかしい
・ 女性・女性うるさい。
・ お家の中だって危ない。
・ 「強姦」「強制わいせつ」のみを性犯罪だと定義して他を無視してしまっているようにみえる。あらゆる性暴力がすべてが性犯罪につながっている。
・ 知人?検討会のメンバーの不透明性。情報が偏っている。
・ アンケートの不透明性。
これらは、たった1ページに対してあがった意見。
このまま話し続けていても、きっと私たちの見解はそう違わないだろうし、今後についての話が全く進みそうにない・・・ということで、
これからのことを考えていきましょう、ということに。
意見としてあがったものの中で印象深かったのは、
「悲惨な状況」と言われてしまった被害について、「そんな風に言われたら、悲しい」という声。
そして、被害者像を固定化することについて、「事実関係というより、作った人たちは、この人たちを被害者として決めたかったんじゃないだろうか」という意見。
抗議という形ではなく、私たちは傷ついたのだと。悲しかったのだということを伝えたい。
「最初は“何これ!?”と思ったし、被害者としてすごく侮辱された感じを受けたけども、読み返してみて思ったのは、“怖い”ということ。脅かされている。こうしなかったら悲惨な状況になるよと脅かされながら生きなきゃならないんだろうか?常に警戒しながら、まわりを敵と思いながら。」「ここに書いてある提案全部やったら、ものすごく挙動不審な人じゃない?」
本当に防犯ということを考えるとき、やはりそこには「安心・安全」の基本がなければ始まらない。ここには、それがない。私たちは、支配を生み出したいのではなくて、一緒に考えたい。
そして何よりもまず、「知ってほしい、性暴力について」ということ。
それは今回のきっかけとなった福岡市だけのことではなく、
ながく性暴力被害者は「性暴力に関する無知」から多くの二次被害を受けてきました。
だからこそ、まずはちゃんと知ってから行動にうつす。そこからしかはじまらない。
ひとつ一つの文言についてというよりは、
まず私たちがなにを思ったのかをやっぱり伝えたい、ということになりました。
当事者からしか発信出来ないことがあるんじゃないだろうか、ということ。
それに、当事者だと言わなくても、このことについていろいろ思ったことのある人からも、意見を聞きたい。
ということで、
今回の検討会を通して、決まったことは以下です。
当事者のメッセージを集める(1ヶ月程度を目処に)
・原書を読んで、お返事をいただける人には、赤ペン先生をしてもらって送ってもらう。
・自分がとにかく伝えたいと思う事を送ってもらう
※ 当事者というのは、性別年齢関わらない。
※ 当事者というのは、被害者だけではない。思いを持つ人全部。
⬇
簡単な啓発資料を作成する
⬇
福岡市へ送り、今後の検討資材にしてもらう。
とにかくみんなで読み合わせをしよう、ということで事務局のSが報告書の読み上げをし、それぞれに気になった箇所などをチェックしていき、
その後みんなで話し合うという形にしました。
気になった点としてあがったのは
・ 性犯罪は加害者が悪いとしながらも、加害者に対する取り締まりや、性犯罪を発生させない為の環境整備について触れていない。
・ 痴漢やのぞき、盗撮は性犯罪の前兆?前兆ではなく犯罪でしょう。
・ 女性目線っていうけど、誰が女性?性犯罪は女性だけの問題ではないはずなのに…。
・ 被害に遭いやすい高校生…性別や年齢を限定する理由が謎。統計的データがない。
・ 被害者をヘテロ女性だけと決めつけないでほしい。
・ 聞き取り調査内容➡「加害を防ぐ」がない。
・ 「悲惨な状況」というフレーズが悲しい。
・ 「陥る」「効果的」というフレーズ。全てが嫌だ。
・ 被害者像の固定(女性=高校生、大学生、OL等??)
・ 加害とみなす範囲が少ない。すべての性暴力を犯罪とみなければ、犯罪防止対策なんて言えるわけがない。
・ 知らない人にのみ気をつけましょうという流れがおかしい
・ 女性・女性うるさい。
・ お家の中だって危ない。
・ 「強姦」「強制わいせつ」のみを性犯罪だと定義して他を無視してしまっているようにみえる。あらゆる性暴力がすべてが性犯罪につながっている。
・ 知人?検討会のメンバーの不透明性。情報が偏っている。
・ アンケートの不透明性。
これらは、たった1ページに対してあがった意見。
このまま話し続けていても、きっと私たちの見解はそう違わないだろうし、今後についての話が全く進みそうにない・・・ということで、
これからのことを考えていきましょう、ということに。
意見としてあがったものの中で印象深かったのは、
「悲惨な状況」と言われてしまった被害について、「そんな風に言われたら、悲しい」という声。
そして、被害者像を固定化することについて、「事実関係というより、作った人たちは、この人たちを被害者として決めたかったんじゃないだろうか」という意見。
抗議という形ではなく、私たちは傷ついたのだと。悲しかったのだということを伝えたい。
「最初は“何これ!?”と思ったし、被害者としてすごく侮辱された感じを受けたけども、読み返してみて思ったのは、“怖い”ということ。脅かされている。こうしなかったら悲惨な状況になるよと脅かされながら生きなきゃならないんだろうか?常に警戒しながら、まわりを敵と思いながら。」「ここに書いてある提案全部やったら、ものすごく挙動不審な人じゃない?」
本当に防犯ということを考えるとき、やはりそこには「安心・安全」の基本がなければ始まらない。ここには、それがない。私たちは、支配を生み出したいのではなくて、一緒に考えたい。
そして何よりもまず、「知ってほしい、性暴力について」ということ。
それは今回のきっかけとなった福岡市だけのことではなく、
ながく性暴力被害者は「性暴力に関する無知」から多くの二次被害を受けてきました。
だからこそ、まずはちゃんと知ってから行動にうつす。そこからしかはじまらない。
ひとつ一つの文言についてというよりは、
まず私たちがなにを思ったのかをやっぱり伝えたい、ということになりました。
当事者からしか発信出来ないことがあるんじゃないだろうか、ということ。
それに、当事者だと言わなくても、このことについていろいろ思ったことのある人からも、意見を聞きたい。
ということで、
今回の検討会を通して、決まったことは以下です。
当事者のメッセージを集める(1ヶ月程度を目処に)
・原書を読んで、お返事をいただける人には、赤ペン先生をしてもらって送ってもらう。
・自分がとにかく伝えたいと思う事を送ってもらう
※ 当事者というのは、性別年齢関わらない。
※ 当事者というのは、被害者だけではない。思いを持つ人全部。
⬇
簡単な啓発資料を作成する
⬇
福岡市へ送り、今後の検討資材にしてもらう。