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RC-NET(レイプクライシス・ネットワーク) BLOG.

RC-NET STAFFによる、日常の些細な出来事から、お知らせまでいろいろなぶろぐ。

スペースナナで講演、楽しかった!

2015-03-15 14:36:11 | スタッフ日記


昨日は、あざみ野のスペースナナさんの連続講座でお話しさせていただきました。

なんと17歳の頃からを振り返ってお話するという濃密なことをしてしまいました。

初めて出会ったサバイバーの当事者団体、
アメリカのクライシスセンター、
池上千寿子さんとの出会いや、
原ミナ汰さんのこと、
多様なセクシュアリティに対応することの必要性やら、
私たちが青森でやってること、
ポスター展のことも。

詰め込みすぎたかなぁ。

でも私としては、楽しかったです。

振り返る機会にもなったし、
大切なことを改めて再確認しました。

寒すぎる冬

2015-03-11 20:19:50 | スタッフ日記


昨日から青森は完全に真冬モードに逆回転しました。

ていうか、真冬より寒い気がする!
風も強いので、雪かきが辛いです。

ここから春が来るのかなぁ。
花見シーズンを夢見て、もうひとふんばり。


そして今日は、3.11。
この寒さのなか、 3.11を思い出すと、本当に心が痛むけれど、
みなさんが、少しでも暖かい場所にいることを、そして寒さのなかにいる人に、どうか希望の灯りが点りますようにと、願うばかり。


そして、3.11は私たちにとって大切な仲間の誕生日でもあります!
命についてを考える一日だからこそ、
生まれた命にも心からおめでとうを言いたいです。
はまやん、おたおめ!!

希望をつなぐ〈場〉をつくる@国際基督教大学ジェンダー研究センター

2015-03-09 20:11:02 | スタッフ日記
久しぶりのICUでした。
東京はもう、梅が咲いたりしてた=花粉がヤバかったです。

さきほど青森に戻ったら、くしゃみが少しましになりました。

沖縄の砂川さん、大阪の村木さん、愛媛の新山さん、岩手の山下さん、
初めてお会いする方もそうでない方も、
各地で頑張ってらっしゃる方に沢山の刺激をいただきました。
しかし長い時間のイベントやったので、参加された方もお疲れになっただろうなぁと思います。
ジェンダー研究センターのみなさんも、本当にお疲れさまでした。
ありがとうございました!

しかしほんと、久しぶりに会えた方も沢山いらして、
とっても嬉しかった。
会った瞬間泣いたりしました(笑)

ヘトヘトで青森に帰ってきましたが、
なんとかお店を開けてます。

写真:かずこ先生、いちむらさん、今回の企画者の悠くんと。

大阪府警の性犯罪防止用広報ビデオ及び「性犯罪から身を守るために」について

2015-02-23 19:49:26 | スタッフ日記

性犯罪から身を守るために

オバチャーンの防犯アドバイス~防犯ブザー編・ながら歩き編~

上記は大阪府警による性犯罪防止用広報ビデオ等資材で、以前から一部では批判も多くありましたが、現在も使用されています。

性暴力全体でのことを考えず、暗数でいえば13%程度である事件化された「性犯罪」のみを見て、性犯罪の発生傾向や「予防」教育などをし続けることが、日本でも30年以上に渡り「セカンドレイプ」「レイプ神話」という言葉をもって批判されてきました。

もちろん、人通りの少ない場所で見知らぬ人からの被害も多くおきています。しかし割合としては、多くの性暴力被害は室内で、知り合いによって起きています。その中で多くのサバイバーたちは言いづらさを抱え、後の調査等でやっと、暗数として被害数というものが明確化してきています。そして実際のところ、その調査されている「暗数」でさえ、本当の所は暗数があります。なぜなら、性暴力被害にあうのも加害をするのも本来、特定の性別に限られたことではないからです。
どちらにせよ、性暴力被害にあわないために「被害者」もしくは「被害にあうかもしれない女性」のみを対象として「予防」を呼びかけることに、どれだけの意味があるのでしょうか。

振り向くだけで解決するのでしょうか。振り向いて犯人の顔を見たということが、違う犯罪に発展する可能性はないでしょうか。人通りの少ない場所で防犯ブザーを鳴らすことで、誰かが助けに来てくれるのでしょうか。犯人が逆に、その音を消すために近づいてきたらどうしたらいいのでしょうか。
「やめてください」と言いましょうと言われても、その声を出すのにどれだけの努力をしなければいけないのか、出るはずの声が出なかったその無力感を、「言いましょう」という言葉が、どれほどに傷つけるのか。
「予防」という概念が、どれほどの「すでに被害にあった人」を脅かすのか、考えてほしいのです。
「私がちゃんとしていなかったから」「私のせいで」多くのサバイバーが言います。
どうしてこうなったのか、そこに答えはありません。加害者が加害をしたから、という以外には。答えがないからこそ、自分を責めてしまいます。だからこそ、加害者が増えない社会をつくらなければいけない。被害の発生を防ぐのではなく、加害の発生を防がなければいけない。

警察や司法のなすべきことは、こうした暗数に目を向け、性暴力被害をより明確に取り締まるということであり、
決して、「女性が」「注意欠陥により」「被害を招いている」ということを伝えることではありません。

もういい加減、こうしたレイプ神話を語り続ける事柄に対して、NOを突きつけ続けるのにも疲れてしまいますよね。

 


第 17 回 関西性教育 研修セミナー冬 2014 のお知らせ

2014-12-16 18:35:48 | スタッフ日記

協働団体からのイベントのお知らせです。

知的障害児(者)への性教育について、現場での実践についてお話を伺える貴重な機会と思いますので、

ぜひご参加ください♪

---(以下、転載等大歓迎です)------------

第 17 回 関西性教育 研修セミナー冬 2014
「現場からの発信! ~知的障害児(者)への性教育実践の工夫あれこれ~」

「今の学校では、性教育がやりにくい」「なんとかやっているけれど、ほかの人はどうしているの?」 性教育について、そんなふうに思っている方はいませんか。児童生徒それぞれの課題やニーズに合わせた支援の実際を共有するため、 今回は「障がい児(者)への性教育」を取り上げます。 理解度にあわせたわかりやすい指導や支援の工夫は、障がいの有無にかかわらず、 多くの教育現場で役立つはずです。セミナーでは、昨今の性教育のを跳ね飛ばすような、 パワフルな現場発信の性教育実践についてお届けします。若手の教員や実践家による工夫や苦労を、一緒に分かち合いましょう! 性や健康、安全に関する取り組みをされている方なら、どなたでもご参加いただけます。

コーディネーター: 東優子(大阪府立大学)・野坂祐子(大阪大学)

開催日時:2014 年 12 月 23 日13:15~16:30
会場:大阪府立大学I-siteなんば C-1室
参加費:一般1000円 学生無料

内容:研修/ワークショップ120分、参加者とのディスカッション45分

『せい』からひろがる、新しい自分をみつける ~性に関する指導実践~
講師: 船木雄太郎氏(大阪府立泉北高等支援学校、養護教諭)

性のモラルを守るための性教育実践 —軽度知的障害女性を対象に—
講師: 武子 愛氏(淑徳大学大学院/人間総合科学大学非常勤講師
お申込み / お問合せは下記メールもしくは FAX 宛に、 お名前・所属・当日の連絡先を明記してお知らせください。

E-mail higashi@sw.osakafu-u.ac.jp 
FAX 072-254-9793(大阪府立大学・東研究室)

主 催: 関西性教育研修セミナー実行委員会(SEE)
後 援: 日本性教育協会(JASE)、大阪府立大学地域保健学域教育福祉学類