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RC-NET(レイプクライシス・ネットワーク) BLOG.

RC-NET STAFFによる、日常の些細な出来事から、お知らせまでいろいろなぶろぐ。

「性被害について読むべき本はなんですか」という声にお答えして。おすすめ本紹介 vol,3(性問題行動編)

2013-09-30 01:40:10 | スタッフ日記
「性被害について読むべき本はなんですか」という声にお答えして。おすすめ本紹介 vol,1
「性被害について読むべき本はなんですか」という声にお答えして。おすすめ本紹介 vol,2

続きです。

トラウマの影響によって加害行動や性化行動をおこす人がいるということもそうだし、
そもそも被害というのは加害がなけれなないものなわけで、
私としては、加害について知るということは被害についてを知るということと同等に大切なことであり、
その分断は何の訳にも立たないと思っています、ということで、
今回は加害行動や性化行動についての本というコンセプトをたててみました。


性問題行動のある知的障害者のための16ステップ
クリエーター情報なし
明石書店


内容(「BOOK」データベースより)
逸脱した性問題行動がある知的障害者への治療・教育のためのワークブック。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ハンセン,クリシャン
1998年、ワシントン大学心理学部、同大学ソーシャルワーク修士課程を経て、性問題行動のある子どもや性犯罪を犯した青少年を対象とした個人開業のソーシャルワーカーとして活動を始める。一方で、性問題行動のある発達障害児・者(知的障害児・者)に対しても、活動を開始した

カーン,ティモシー
1980年ワシントン大学ソーシャルワーク修士課程を修了後、臨床家、トレーナー、著作者として、性問題行動のあるクライエントに対して実践に従事。現在、ワシントン大学ソーシャルワーク学部臨床准教授、The Washington State Sex Offender Treatment Provider Advisory Committee(ワシントン州性犯罪治療者養成協会)代表。性犯罪カウンセラーのために多くのトレーニングセミナーを実施し、他にも治療プログラムの実施、里親機関での相談、さらに、ワシントン州ベルビューの臨床やコンサルテーションで、性犯罪のあった青少年や成人、また、様々な性問題行動のある児童、青少年、成人に対しアセスメントと治療を行っている

本多/隆司
1978年大阪大学人間科学研究科前期課程修了後、大阪府で心理判定員、及び障害者福祉や権利擁護を担当。2005年より種智院大学人文学部社会福祉学科准教授

伊庭/千惠
1987年大阪市立大学生活科学部児童学科卒業。臨床心理士。心理職として大阪府子ども家庭センター(児童相談所)、知的障害者サポートセンター(知的障害者更生相談所)等を経て、現在、大阪府東大阪子ども家庭センターに勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


回復への道のり 親ガイド―性問題行動のある子どもをもつ親のために (性問題行動・性犯罪の治療教育シリーズ1)
クリエーター情報なし
誠信書房


内容紹介
性問題行動・性犯罪のある子どもをもつ親が治療について知り、子どもの治療を助けるにはどうすればよいかを分かりやすく具体的に解説する。また、わが子がプログラムを受けて回復した親たちの声を紹介するとともに、わが子の性非行・性犯罪にショックを受けている日本の親たちに、社会が治療を提供し、本人がプログラムを受ければ9割が回復することを知らせてくれる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
カーン,ティモシー・J.
性問題行動・性犯罪者治療の専門家として全米に名を知られた臨床家、研修指導者。ワシントン州における開業ソーシャルワーカーと精神保健カウンセラーの資格を有し、性犯罪者治療の認定資格者である。ワシントン大学社会福祉学部臨床准教授。ワシントン州の少年および成人の性犯罪者を扱う際の査定と治療の基準とカウンセラーの資格基準を作成するワシントン州性犯罪治療提供者諮問委員会の議長も務めている。カナダのブリティッシュ・コロンビア州および米国ワシントン州で治療プログラムおよび研修プログラムを作り上げるのに尽力し、太平洋岸北西部における多くの施設内治療プログラムと里親機関のコンサルタントを行っている

藤岡/淳子
上智大学大学院博士前期課程修了、南イリノイ大学大学院修士課程修了、府中刑務所首席矯正処遇官、宇都宮少年鑑別所首席専門官、多摩少年院教育調査官を経て、大阪大学大学院人間科学研究科教授、臨床心理士、博士(人間科学)。専攻は心理学、司法行政学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


回復への道のり ロードマップー性問題行動のある児童および性問題行動のある知的障害をもつ少年少女のために (性問題行動・性犯罪の治療教育シリーズ3)
クリエーター情報なし
誠信書房


内容紹介
本書は6歳~12歳の性非行のある子どもが対象となっている。セラピストの支援を受けながら、子どもがこの本のガイド(道路地図)に沿って読み進み、質問に答えていくことによって、自分の行動パターンを変え、健康な生活を送ることができるように工夫されている。セラピストは、子どもたちが進む回復への道のりに寄り添うことで発達の様子を確認し、専門的な援助の方法を学ぶことができる内容となっている。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
カーン,ティモシー・J.
性問題行動・性犯罪者治療の専門家として全米に名を知られた臨床家、研修指導者である。彼はワシントン州における開業ソーシャルワーカーと精神保健カウンセラーの資格を有し、性犯罪者治療の認定資格者である。ワシントン大学社会福祉学部で臨床准教授を務めている。ワシントン州の少年および成人の性犯罪者を扱う際の査定と治療の基準とカウンセラーの資格基準を作成するワシントン州性犯罪治療提供者諮問委員会の議長も務めている。また、カナダのブリティッシュ・コロンビア州および米国ワシントン州で治療プログラムおよび研修プログラムを作り上げるのに尽力し、太平洋岸北西部における多くの施設内治療プログラムと里親機関のコンサルタントを行っている

藤岡/淳子
1979年上智大学文学部卒業。1981年上智大学大学院博士前期課程修了。1988年南イリノイ大学大学院修士課程修了、府中刑務所首席矯正処遇官、宇都宮少年鑑別所首席専門官、多摩少年院教育調査官を経て、大阪大学大学院人間科学研究科教授、臨床心理士、博士(人間科学)。専攻は心理学、司法行政学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


性的問題行動を抱える青年の認知行動療法:ワークブック
クリエーター情報なし
日本評論社


内容紹介
「治療者向けマニュアル」に対応。ワークシートのほか、性加害青年にどう語りかけるかなど、臨床場面での具体的応対が満載。
著者について
関西国際大学人間科学部人間心理学科講師、臨床心理士
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ハンター,ジョン・A.
テネシー医科大学のインターンシップ後、1977年南ミシシッピ大学にて臨床心理学の博士号を取得。現在ニューオリンズ州の南西ルイジアナヘルスケアシステム退役軍人関連部門にあるPTSDクリニックの心理士として、性的トラウマの二次的障害の治療を行っているほか、ロックビルにあるアドベンチスト行動ヘルスセンターの思春期男子入所治療プログラムのサービスディレクターでもある。また、医師として性加害青年の原因論、アセスメント、そして治療の臨床研究でも名高い

高岸/幸弘
1997年熊本大学教育学部卒業、1999年熊本大学大学院教育学研究科(心理学)修了。その後精神科病院勤務を経て、2001年より情緒障害児短期治療施設「こどもL.E.C.センター」のセラピストを務める。2011年熊本大学大学院医学教育部臨床行動科学分野博士課程単位取得退学。2012年4月より関西国際大学人間科学部人間心理学科講師、現在に至る。臨床心理士、医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


性被害について読むべき本はなんですか」という声にお答えして。おすすめ本紹介 vol,2

2013-09-30 01:12:28 | スタッフ日記
「性被害について読むべき本はなんですか」という声にお答えして。おすすめ本紹介 vol,1
の、続きです。

思いついた順にアップしてるので、順番に脈略なくてすみません。

DV・虐待にさらされた子どものトラウマを癒す
クリエーター情報なし
明石書店


内容(「MARC」データベースより)
パートナーからの日常的・常習的な虐待に直面し、その出来事を見たり聞いたりすることで子供たちが受ける悪影響を心配している女性たちのための本。母親自身、または専門職を念頭に、問題の解決法や支援法を説く。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
バンクロフト,ランディ
加害者専門カウンセラー、臨床スーパーバイザー、監護権評定者、子ども虐待調査官などを歴任。米国マサチューセッツ州にて1000人を超えるDV加害者のケースに関わる。他にもDVがある家庭に育った10代男子のためのグループ活動を行ったり、女性の人権問題などでも精力的に活動。著書にWhy Does He Do That?:Insides the Minds of Angry and Controlling Men、ハーバード大学公衆衛生学教授Jay Silvermanとの共著The Batter as Parent(『DVにさらされる子どもたち―加害者としての親が家族機能に及ぼす影響』金剛出版、2004年)は、北米児童リソースセンター(North American Resource Center for Child Welfare)2004 Pro Humanitate Literacy Award受賞

白川/美也子
浜松医科大学を卒業後、同大学精神科教室に入局し、いくつかの病院を経て2000年度より国立病院機構天竜病院精神科医長を務める。2006年度より、浜松市保健福祉部保健福祉施設設置準備室副参事、2007年度より浜松市精神保健福祉センター。精神保健指定医。トラウマティックストレス学会理事、静岡犯罪被害者支援センター理事、NPO法人女性の安全と健康のための支援教育センター理事、全国乳児福祉協議会協議員など。専門は精神療法、女性と子どもの精神医学、特にPTSDや解離性障害など外傷性精神障害

山崎/知克
東京慈恵会医科大学を卒業後、同大学小児科学講座に入局し、小児科一般および小児精神臨床に取り組む。2002年度より国立病院機構天竜病院精神科にて定期研修を開始、2004年度に同病院に赴任、2006年10月より好生会三方原病院精神科医長。東京慈恵会医科大学小児科学講座助手、医学博士、日本小児科学会認定医、日本小児精神神経学会評議員、全国乳児福祉協議会常任協議員、静岡県西部児童相談所精神科嘱託医(非常勤)、浜松乳児院精神科嘱託医(非常勤)。専門は小児精神医学、小児科学、特に子ども虐待など親子の関係性障害

阿部/尚美
1959年三重県生まれ。南山大学文学部英語学英文学科卒。シラキュース大学コミュニケーション学部修士課程修了。会社員を経て翻訳者に

白倉/三紀子
1997年より編集者・ライターとして出版に従事。2002年に翻訳家としての活動を開始し、アート、文化、旅、ライフスタイルをテーマにした書籍、雑誌などの翻訳、編集を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

心的外傷と回復 〈増補版〉
クリエーター情報なし
みすず書房


内容紹介
〈トラウマ問題はすべて私たちの問題である〉
その諸相と治療への道を具体的に描いた本書は〈バイブル〉とまで呼ばれている。
ここに「外傷の弁証法は続いている」
の章を付し、新たにおくる。



〈本書はつながりを取り戻すことに関する本である。
すはわち、公的世界と私的世界とのつながりを取り戻す本である。
レイプ後生存者と戦闘参加帰還兵との、被殴打女性と政治犯と、
多数の民族を支配した暴君が生みだした強制収容所の生存者と自己の家庭を支配する暴君が生みだした
隠れた小強制収容所の生存者とのコミュニケーションを図る本である〉(序文より)


あらゆる心的外傷(トラウマ)の諸相とその治療への方向性を具体的・情熱的に示した本書は、
初版刊行以来、世界中の読者から感動をもって迎えられ、現在ではトラウマ問題の「バイブル」の地位をゆるぎないものにしている。
しかし、被害者をはじめ、この問題に対する取り組みは
まだ始まったばかりであり、事態は流動的である。


本書は、現下の問題への提起を書き下ろした一章「外傷の弁証法は続いている」を加えた増補版である。
「心的外傷」という主題は、すべての〈私〉の問題であり〈あなた〉の問題であり〈私たち〉の問題である。
この国の多くの人に読み継がれることを願い、新たに世に送る。

小西聖子 解説
内容(「BOOK」データベースより)
「トラウマ問題はすべての私たちの問題である」その諸相と治療への道を具体的に描いた本書は“バイブル”とまで呼ばれている。ここに「外傷の弁証法は続いている」の章を付し、新たにおくる。
内容(「MARC」データベースより)
レイプ、児童虐待、ホロコースト、家庭内暴力、戦闘参加帰還兵など、具体的な様々な症例を通して、トラウマの諸相とその治療のあり方を描く。96年刊に「外傷の弁証法は続いている」の章を付した増補版。


癒しのエンパワメント―性虐待からの回復ガイド
クリエーター情報なし
築地書館


内容(「MARC」データベースより)
癒しとは、身体と感情と理性と魂が交流しあう、いのちの全体性を回復すること。飛び散った過去の破片を再統合し、現在と未来を創造すること-。性虐待のトラウマに苦しむ人々と、その癒しの旅を描く。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
森田/ゆり
早稲田大学卒業。1976年よりメキシコ、アメリカに二十一年間在住。GTU総合宗教学大学院宗教社会学修士課程卒業。1982年から八年間、カリフォルニア州CAP(子どもへの暴力防止)トレーニング・センターのトレーニング・コーディネーターとして勤務。同時に子どもの虐待、性暴力、ドメスティックバイオレンス防止に関わる専門職の養成に長年携わる。1990年から七年間は、カリフォルニア大学の研究員(アファーマティブ・アクション主任アナリスト)として、差別問題、セクシュアル・ハラスメントなどの人権問題のトレーニング・プログラムの開発、実施、指導をする。日本にCAP(子どもへの暴力防止)プログラムを導入。1997年より日本でエンパワメント・センターを設立し、人権問題、子ども、女性への暴力の理解と対応を促進する専門職研修活動に専念する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

心とからだと魂の癒し トラウマから恢復するためのPTSDワークブック
クリエーター情報なし
明石書店



内容(「BOOK」データベースより)
トラウマを生き延びたサバイバーのためのワークブック。サバイバーにとって役に立つ簡単で効果的なエクササイズやセルフケアの技法など、たくさんの情報提供がなされている。エクササイズに取り組むことで、PTSD(外傷後ストレス障害)からの治癒過程で必須の、安全感の確保、自己尊重感や自己統御感の回復を一歩一歩積み重ねていくことができるように構成されている。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ウィリアムズ,メアリー・ベス
博士、臨床社会福祉士、認定トラウマ・スペシャリスト。アメリカ合衆国バージニア州のウォレントンでトラウマ・リカバリー・エデュケーション&カウンセリングセンターを個人で開業し、トラウマ・サバイバーの治療を行っている。また、危機介入を専門とするスクール・ソーシャルワーカーでもある。トラウマの専門領域において、アメリカだけでなく国際的に、著者、研究者、講師、そして社会政策アドバイザーとして著名である。トラウマストレス専門家協会の前代表でもある

ポイユラ,ソイリ
博士。フィンランドのOy Synolon社のセンター・フォー・トラウマサイコロジーに所属する臨床心理学者であり、有資格の心理療法士である。フィンランドの赤十字大惨事グループと、厚生大臣の諮問委員会のメンバーでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「性被害について読むべき本はなんですか」という声にお答えして。おすすめ本紹介 vol,1

2013-09-29 12:44:56 | スタッフ日記
(朝の記事がうまくリンクが反映してなかったので、再度掲載です)

研修や講演をさせてもらう際によく、心理系の学生さん等から「どんな本を読んだらいいかわからなくて」と言われることがあり、
毎度答えに窮していたのですが(これを読んだらいい!と言い切れるものもなく)、
これまで読んだ本などをちょっとまとめてみようと思い立ちました。
ちょっとずつ公開します。


<最近の最もおすすめ本>
子どもへの性暴力: その理解と支援
クリエーター情報なし
誠信書房


内容紹介
子どもが学校や地域社会、家庭で性に関する暴力を受けているという現実はこれまで正面切って語られてこなかった。しかし、実際に性暴力を受けて悩んでいる子どもは大変多く、また発達にも影響を及ぼしている。このような現実を直視し、子ども達を支援し、健やかな発達を促すために、臨床心理士、教師を始めとする学校関係者、保護者に広く事実の啓蒙を促す。同時に心理臨床、精神科医療、法律、社会福祉の専門家が現場からの知見を述べる。

著者について
ふじもりかずみ|武蔵野大学人間関係学部教授、臨床心理士、博士(人間科学)
のさかさちこ|大阪教育大学学校危機メンタルサポートセンター准教授

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
藤森/和美
2001年筑波大学大学院教育研究科カウンセリング専攻修士課程修了。2005年大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。現在、武蔵野大学人間関係学部教授、博士(人間科学)、臨床心理士

野坂/祐子
1999年お茶の水女子大学大学院家政学研究科児童学専攻修士課程修了。2004年お茶の水女子大学大学院人間文化研究科人間発達科学専攻博士課程単位取得退学。現在、大阪教育大学学校危機メンタルサポートセンター准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※RC-NET追記:現在、大阪大学大学院准教授。

<被害を“脳の外傷”ととらえたら見えてくるもの>
いやされない傷―児童虐待と傷ついていく脳
クリエーター情報なし
診断と治療社


内容紹介
『いやされない傷』の新版,さまざまな虐待によって及ぼされる脳への影響を,わかりやすくまとめた一冊.厳格体罰,暴言虐待,両親間のDV曝露に関する新知見を追記.

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
タイチャー,マーチン・H.
ハーバード大学医学部精神科学教室准教授。マサチューセッツ州マクリーン病院発達生物学的精神科学研究プログラムの責任者兼マクリーン病院メイルマン研究センター発達精神薬理学部門のチーフ

友田/明美
1987年熊本大学医学部卒業。1992年4月~熊本大学医学部附属病院発達小児科助手。2003年4月~2005年11月マサチューセッツ州マクリーン病院発達生物学的精神科学研究プログラムに留学、ハーバード大学医学部精神科学教室客員助教授。2005年4月~日米科学技術協力事業「脳研究」分野共同研究者(平成17年度)。2006年5月~現職にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

<トラウマケアの基礎>
新版 トラウマの心理学―心の傷と向きあう方法
クリエーター情報なし
NHK出版



内容(「BOOK」データベースより)
ドメスティック・バイオレンスや性暴力、子どもの虐待などの事例は後を絶たない。被害者学を専門とし、長い間犯罪被害者のカウンセリングを行い、援助してきた精神科医が、豊富なケースをもとに、心の傷と支援の可能性について語る。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
小西/聖子
武蔵野大学人間科学部教授。精神科医、臨床心理士。東京大学教育学部教育心理学科卒、筑波大学医学専門学群卒、筑波大学大学院博士課程修了。専門は被害者学・トラウマケア。特に犯罪被害者のトラウマ・PTSD研究と援助の実践を行う。また内閣府犯罪被害者等施策推進会議委員、消防庁特殊災害室「福島原発事故において活動した消防職員の長期的な健康管理検討会」委員なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


<サバイバーの声を聞く>
心への侵入―性的虐待と性暴力の告発から
クリエーター情報なし
本の時遊社



内容(「BOOK」データベースより)
「私だけ、と思っていた」忘れたつもりの過去。なかったことにして生きてきた、あの出来事。父が、いとこが、友人が…“心の殺人”とさえ言われる子どもへの性的虐待、性暴力。誰にも言わず、話せず、心に受けてきた衝撃と一人で闘ってきた人たち。初めて告発した心の痛み。その信じられない事実とは。
内容(「MARC」データベースより)
父が、いとこが、友人が…。「心の殺人」とさえ言われる性的虐待、性暴力。誰にも話せず、心に受けてきた衝撃と一人で闘ってきた被害者たち。『沖縄タイムス』に連載された心の痛みの告発、被害者への社会の対応等をまとめる。


<レイプクライシス・ポスター展 in 主婦会館>

2013-09-20 22:46:24 | RC-NETイベント情報

お知らせが大変遅くなってしまいまして申し訳ありません。

本日9月20日から一ヶ月間、四谷の「主婦会館」にて、

ポスター展&LGBT×性暴力のパネル&ケース展示をしています。
お近くにお寄りの際はぜひお越しください。

会期:9月20日~10月20日(主婦会館開館日に準じる)
内容:
    ・レイプクライシス・ポスター展
   (2013年に募集した「性暴力サバイバーにとって生きやすい社会を」をテーマとしたポスターの展示です。)
    ・レインボーカフェ展
   (レインボーカフェで制作した小物などの展示です。)
    ・LGBT×性暴力パネル展示
   (サンフランシスコの支援団体などについての簡単なパネル展示です。)

会場:主婦会館 プラザエフ 1Fロビー
   http://plaza-f.or.jp/?page_id=2565

 

↓ 展示の様子。

 

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引き続き、JUST GIVINGにて寄付を募っています。

ポスター展&「LGBT×性暴力」講座を地方各所(まず青森)で開催したい!

http://justgiving.jp/c/9200

よろしくおねがいします。


ご寄付のお願い:ポスター展&「LGBTQ×性暴力」を地方で開催したい(まずは青森で開催したい)

2013-08-29 00:07:15 | RC-NETイベント情報

今回、JUST GIVINGさんの寄付サイトを使って、

表題のポスター展と講座を地方開催するための寄付を募っています。

 

ぜひご協力お願いできればと思っています。

よろしくお願いします!!

 

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ポスター展&「LGBT×性暴力」講座を地方各所(まず青森)で開催したい!

(↑ JUST GIVING 寄付サイトにジャンプします ↑)

 

 【いま、知っていただきたいこと】
性暴力は、女性の4人に一人、男性の6人に一人が一生のうちに被害にあうと言われている、誰にとっても身近なものです。女性/男性と言っても、もちろんセクシュアル・マイノリティの人たちの被害もあるし、その人たちも含め、被害があったことを言えない、または社会的な「数」に含まれないものも沢山あります。首都圏では各所で毎週のようにこうした被害についての講座があったり多くの団体があるけども、そうしたイベントや講座、団体も、少し地方にいくと、激減すると思います。
みんなの思いで沢山集まったポスターを、より多くの人に見てもらう機会を作りたいです。
そして、少しでも性暴力について、知ってもらいたいです。

【目標金額でできること】
「性暴力サバイバーにとって生きやすい社会を」というテーマで公募したポスターの展示&無料講座を、
なかなか簡単には東京には来ることが出来ない地域で開催していきます。
全国で北海道から沖縄まで、最低でも10カ所は行きます。

 

2013年8月27日追記:まず第一弾として、当面の目標を青森県への遠征とすることになりました。青森出身メンバーの熱い想いとともに、RC-NETメンバーズ(どのメンバーで行くかは後日発表します)で青森に行く予算をRC-NETに寄付することを当面の目標にします!(次は、南の方に行きます)

 


【おかっちの自己紹介】
RC-NET(レイプクライシス・ネットワーク)を主宰してます。

【今回のチャレンジ内容について】
このチャレンジにチャレンジします!

【チャレンジのハードル】
被害がいかに身近なものであるかという社会的認知が進んでおらず、どれだけ身近な問題として捉えてもらえるかが一つのハードルだと思います。

【私の経験】
私自身、こうした被害についての団体に助けられて今があります。
地方に住んでいたからこそ、支援に繋がりにくかったということもありました。
首都圏と地方の情報格差をフラットにしていきたい。これは、本当に、切実な願いです。

【私からのお願い】
私のチャレンジを楽しんで応援してもらえれば嬉しいです。
援してくれる皆さんは、『このチャレンジに寄付する』をクリックしてください!

応援よろしくお願いします。