スタジオ1022

欲しいけどないものを色々作るハンドクラフト&日々の日記的ブログ

くもりときどきミートボール

2009年09月24日 | 映画
連休中、長女と主人の3人で映画館に行きました。
コーラ&山盛りのポップコーンを前に興奮気味の長女は、
チビ子が生まれて3年、3人でお出かけするのは初めてです。
久しぶりに1人っ子になれて大喜び

映画って高いですよねーーしかし。小学生で1500円って。
でも3Dなら、お金払ってもいいかな、と。

公開されたばかりの3D上映「くもりときどきミートボール

 

元々絵本が題材だそうで水から変化した食べ物が空から降ってくると
いうお話です。内容は、子供にわかりやすく、深くなく?スピーディに
一気に展開していくので退屈せず楽しめます。
3Dの立体感あるプルプルゼリーや、降り積もったカラフルな
アイスクリーム、スパゲティの竜巻など迫力満点、観てるだけでもう
お腹いっぱい(笑)長女は一々歓声をあげてました(笑)

パンフレットに絵本の翻訳をされた私の好きな青山南さんが書かれて
いましたが、「食べ物を大事にしよう」というメッセージはちょっと
弱かったかな。そうそう、パンフも、小学校低学年くらいを対象にした
映画なのか、振り仮名や平仮名が多く読みやすかったようです。
ビュンビュンゴマも付録についていて長女はとっても楽しめたようです。

私は・・・12月に公開される「カールじいさんの空飛ぶ家」の予告で
泣いてしまいました
ピクサーの映画は大好きなのでこれは外せない、また3人で映画館に
行くことになりそう



メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬

2009年09月23日 | 映画
長い連休でしたね~シルバーウィーク。

ずっと観たかった映画、トミー・リー・ジョーンズ監督の
「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」をDVDで観ました。

メキシコと国境沿いのテキサス州にある小さい街が舞台です。
砂埃の乾いたテキサスの退屈な田舎街の白人社会、不法入国を
目指すしかないメキシコ人たちの対比が印象深い。
カントリー歌手のドワイト・ヨーカム(久しぶりに見たけどあんまり
老けてなかった)が、気の弱い警官役を上手に演じてました。
メキシコ人の不法入国を取り締まるけれど、アメリカはメキシコ人なしで
経済が成り立たない・・・誰もが知っている事実を、現場の現実に
男の約束と、青年の人間的な成長を描いたストーリーでした。
カンヌ映画祭で最優秀男優賞、脚本賞を受賞したそうです。
トミー・リー・ジョーンズの老いた味のあるカウボーイは、友情に厚く、
男の約束を最後まで守りぬいて去っていく・・カウボーイってこんなに
素敵なん?と思ってしまうような・・テンガロンハットってエエもんやな~
と思ってしまうような。しかしアメリカは広いですね。

印象的な登場人物が沢山出てきます。中でも私が拍手したいのは、
カフェの女主人、レイチェルさん。疲れた色気は砂漠に咲く花?
たるんだ身体のヌードが立派でした。

無駄のないミニマムなストーリと映像に、演技が際立って忘れられない
映画になりました。メキシコ行ってみたい・・・

リトル・ミス・サンシャイン

2009年09月11日 | 映画
近所のビデオ屋さんで店員さんのレビューを読んで借りたら
素晴らしかった2007年の映画、「リトル・ミス・サンシャイン」。

  

バラバラの暗い家族をオンボロの黄色のフォルクスワーゲンに乗せて、
家族のリトル・サンシャイン、オリーブのために、色々あるけど
アリゾナからカリフォルニアまで押せ、押せ、走れ~!!っていう映画。

派手な俳優は出ていないので地味ですが、明るい陽射が溢れ、
個性豊かな登場人物たちに心を掴まれて忘れられない映画になりました。
ストーリーは書きませんが、口コミで大ヒットというのが頷けました。

みんな、色々あるけどポジティブに生きていこう、っていうメッセージが
込められています。人生は、幸せなときよりも、苦しいときの方が多い、
でも幸せなことはすぐに忘れてしまう・・・悩み多い15歳のドウェーンに
語りかけるゲイの叔父さんの言葉は深かったなあ~

時間をおいたらまたもう一度観たくなってきました^^