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必ずやらせないといけない安倍内閣総辞職。
こんな空疎な、行きがけの駄賃みたいなことを言いに行くくらいなら、家で寝てればいいのに。
安倍首相は2020年8月15日、政府主催の全国戦没者追悼式に参列して式辞を述べたのですが、今年の式辞では、昨年まで繰り返し用いてきた「歴史」という文言が消えたんです。
2012年末に発足した第2次安倍政権では昨年まで「歴史」が式辞に入り、歴史に「謙虚に向き合う」などと組み合わせて表現していました。
2019年だと
「歴史の教訓を深く胸に刻み」
としていた部分が今年は
「世界をより良い場とするため」
と変わってしまいました。
戦没者を供養するのに、過去の歴史に言及して反省することを誓わないのだったら、無念のうちに亡くなっていった方々は死んでも死にきれないですよ。
なにしてくれてんねん。
また、とうとう安倍首相は第二次政権になってから今回まで8年連続で近隣諸国への加害責任については触れなませんでした。
先の大戦で日本人は300万人以上がなくなりましたが、2000万人以上を殺しているのにそのことはとうとう言わなかったんです。
なんて恥知らずなんでしょう。そんな演説をドイツの首相がしたらどれだけ批判されるか。
日本では、1993年に非自民政権だった細川護熙首相がアジア諸国への「哀悼の意」を表明し、1994年には自社さ連立政権の村山富市氏首相が「深い反省」を加えました。
そして、その後の自民党の首相も踏襲し、安倍首相も第1次政権時の2007年には使っていたけれど、第2次政権では一貫して式辞で過去の大日本帝国の加害行為について黙殺です。
その代わりに、安倍首相が外交・安全保障戦略を語る時に使う
「積極的平和主義」
と言う言葉がよりによって戦没者記念式典で初めて盛り込まれたんですよ。
字面だけ見ると、世界平和を能動的に実現することのように見えますがとんでもない。
積極的平和主義は2013年秋、安倍首相が集団的自衛権行使容認の憲法解釈変更に意欲を示してから、国家安全保障戦略(NSS)を議論した有識者会議の中で出てきた言葉です。
その直後の臨時国会の所信表明で、安倍首相は積極的平和主義が
「我が国が背負うべき21世紀の看板」
だと演説しました。
安倍首相は2013年12月に閣議決定したNSSの基本理念に積極的平和主義を置いて、
「国際社会の平和と安定及び繁栄の確保にこれまで以上に積極的に寄与していく」
ものと説明し、2014年以降の通常国会の施政方針演説にも盛り込まれています。
しかし、積極的平和主義の実態は何かというと、安倍首相は、配備を断念した陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の代わりに、敵のミサイル基地などを直接先制攻撃する
「敵基地攻撃能力」
の保有などを検討しているわけで、積極的平和主義って平和じゃなくて戦争志向なんですよ。
軍隊を持たない国として知られる中米のコスタリカは、ニカラグア・エルサルバドル・ホンジュラスなど軍事的衝突を繰り返す周辺諸国に割って入って話し合い解決を図る調停外交を展開しています。
これこそが文字通りの積極的平和主義であり、軍事力によらず外交で平和を主導するなら平和主義の名にふさわしく、平和憲法を持つ日本こそが本来はその役割を果たせるはずなのです。
ところが、過去の加害責任には頬かむりして、敵基地攻撃能力を開発すると言い、アメリカから兵器を爆買いしているような国が平和外交ができますか?
こんな偽物の積極的平和主義=軍拡志向を、戦没者の前で堂々と述べて帰ってくる一国の宰相なんて、有害無益でしかなく、来年は絶対演説させないことこそが、戦没者の犠牲に報いる最大の貢献です。
総理大臣が総理大臣なら、閣僚も閣僚。
日本で最後に靖国神社に公式参拝した首相である純一郎氏の息子さんだからなのか。
あとの3人が札付きの右翼なだけに、小泉進次郎氏の右翼ぶりが浮き彫りに。
(共同)
(共同)
実際民主党政権時に敵は一気に仕掛けてきましたね。日本側の"上から目線"の生ぬるい同情は、逆に相手に付け入る隙を与えてしまいました。相手に送られた莫大なODAはほとんどが軍拡、核兵器開発に使われ、今や近隣の核ミサイルは日本へ向けていつでもスイッチを押せる状態なのです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/68a24b61297c7899d7bbd65ab9465aeaa82ddd7a
これをお読みになって、妄想でパンパンになっているであろう頭をクールダウンさせてくださいね。
北方領土に経済援助してロシアにとっての掲示的価値を上げ、返還をさらに難しくしちゃったのって、安倍政権だったと思います。もちろん、一部の業者は儲かりました。
そのころから、狂犬病予防接収をしてない犬を連れたロシア人の上陸が増えたりしました。ザルの防疫はアベ政権の伝統ですか。
国防は過ぎると亡国、後に自らは戦略爆撃もやりましたが、一応、軍事の専門家のことばです。
負の遺産が多すぎますね〜
まさかと思います。トランプ大統領も全然そんな気持ちはないでしょう。でも日本が中国になびいたら本気で潰しにかかるかもしれません。
そんなわけで中国に対するODAだけを問題にしてもどうしようもないのです。中国の立場に立ち切ったらわかります。まるで高度な文明を持った火星人に攻められている地球人のような感覚でしょう。通常兵器はもちろん核兵器の数でも圧倒されています。何より近代戦の軍事的経験が圧倒的に不足しています。それなのに日本を始め散々欧米諸国に国土を荒らされた上に国はまだ完全に統一を回復できていないのです。台湾、香港、チベットにウイグル、とてもうまくいっているようには見えません。ついでに北朝鮮は全く軍事的に頼りにならないのです。日米同盟とは雲泥の差です。そのアメリカからすごい圧力を受けています。中国からすれば「お前らこそ何考えてんだ」となるでしょう。
もし地球が宇宙人に攻められたら多かれ少なかれ人類は今の中国のようになるでしょう。必死で宇宙人の技術力を盗んで軍事力を強化し一致団結して戦おうとします。地球愛のようなものも強力に流布されるに違いありません。弱気は戒められ裏切り者は処刑されます。社会は相当息苦しくなるに違いありません。今までのSFをみたら容易に想像できるでしょう。まあそんな状態が今の中国です。強力な政府が必要だと信じる指導者が出てきて当然なのです。一方で侵略宇宙人と違って中国は世界経済に貢献もしています。
言いたいことはどっちもどっちということ。戦争は人類全体の問題として捉えないと、一方的に相手が悪い、だから理想主義はだめ平和主義はだめと言っていたら身内にしっかり裏切り者が出てしまうというのが歴史の教えるところなのです。軍隊は勝つためになんでもします。いわば合法的に味方を殺すことのできる集団なのです。中国に限らずどこの国の軍隊も敵よりも自国民の方をたくさん傷つけ殺してきた歴史をたくさん持っています。
宮武さん、疑惑は疑惑。財務省や自民党親中派は信用なりませんが、確かな事は近隣国が数多くの核ミサイルを保有し、日本人を拉致し、日本の領土、領海に侵入しているという事です。
尖閣諸島をもし日本が完全に領土化し、そこに大石油基地を建設したら中国にとっては悪夢です。アメリカの息のかかった日本が資源大国になる上にそこに日米の機動艦隊が展開したら台湾はもちろんかつての南宋だった地域の主導権を失ってしまいます。それだけ今の機動部隊は大きな行動半径を有しています。中国のハリボテ空母やポンコツ潜水艦とは格が違うのです。倭寇に散々荒らされた昔の中国の悪夢が蘇ることになります。
日本にとっては西の最果ての小島の領海侵犯でも中国にとったらいきなり本土決戦並みの必死の領土防衛となってしまう。悲劇のような喜劇のような話なのです。そのように追い込んだのは実はアメリカです。
だから私は今のアメリカが嫌がる平和憲法をあえて堅持するべきだと考えています。実はああ見えて中国もアメリカの罠にはまらないように用心しています。実際にもし尖閣諸島が中国に占領されるような事態が発生した時は、それはアメリカが完全に日本を見捨てた時です。でもアメリカがどうぞと言っても中国は疑ってなかなか尖閣諸島に軍を進めないでしょう。罠ならとんでもないことになるからです。アメリカも尖閣で日本が資源大国になることは望みません。適当に中国から圧力を喰らっている今のままでいいと思っているでしょう。だから問題が複雑なのです。日本の政治家たちがアメリカにペコペコするのもやむを得ない事情があります。
棚ぼた的な日本の平和憲法ですが、せっかく軍事からちょっとだけ自由になったのだから、それを活かす国家戦略を考えないと何もかも失いかねないのです。