必ず安倍内閣を総辞職に追い込むその日まで。
自民党の甘利明税制調査会長は2020年8月16日、フジテレビの日曜報道「THE PRIME」に出演し、新型コロナウイルス感染症への対応で野党の求めている国会開会について
「総理を引っ張り出すだけなら意味は無い」
「総理にはちょっと休んでもらいたい。あの人は責任感が強いから、自分が休むことが罪だという意識まで持っている」
と言っていたんだそうですが、これはウケを狙いに行ったの?www
だって、安倍首相は6月17日に通常国会を閉会してから一回も閉会中審査にも出ずに国会をサボりっぱなし。
とうとう野党が業を煮やして憲法53条に基づいて臨時国会の召集を要求しても、内閣が招集しなければならないと規定されているにもかかわらず、臨時国会を召集しようともしません。
加計問題の時と言い、これほど長く国会を開かない総理大臣が歴史上初めてなのですから、この人にさらに休めというなら、もう内閣総辞職して永遠に自宅に引きこもるなり別荘でも行くなりゴルフでもしてたらいいんですよ。
だいたい、安倍首相の事を責任感が強いと思っているのは安倍首相本人と甘利さんだけでしょう。
安倍首相は大事に政権が始まってから8年間で、国会だけでも
「責任を痛感する」
って101回も述べたのに、閣僚の首を切ったりしてお茶を濁すだけで、自分は一回も責任を取ったことのない人なんですよ?!
さらに、4月7日には記者会見の時に外国人記者から、コロナの感染が酷くなったらどう責任を取るのかと聞かれて、冒頭の写真のように
「責任を取ればいいというものではない」
まさか、甘利氏の言う「責任感」って責任を感じる力の方のことなんですか(笑)。
そしたら、確かに安倍首相は相当な感受性の持ち主かもしれませんwww
国会で101回も「責任を痛感」しながら一回も責任を取ってこなかった安倍首相は、熊本豪雨で8割溺死・コロナ禍の中の避難生活、東京4日連続感染増200人に責任も感じない。
そういえば、甘利氏と言えば経済再生担当大臣だった2016年1月に、口利きの対価として100万円を現金で受け取るなど、1200万円も業者から受け取ったことを週刊文春にすっぱ抜かれ、1週間後に辞任。
その後、睡眠障害という診断書を盾に、6月末の国会閉会までずっと休んだ人です。
この事件を不起訴にしたのが、安倍さんが検事総長にしようとゴリ押しした黒川東京高検検事長の勲章だと言われているわけですが、とにかく、甘利さん、いつの間に帰ってきたんですか?(笑)。
この件について、国民にちゃんと説明するって言ってましたよね?いつ説明責任を果たすの?
全く、安倍首相と言い甘利氏といい、休むことへの罪悪感がなさすぎ、責任感と言う言葉への勘違いが酷すぎます。
診断書の2か月を過ぎてもまだ睡眠障害で出てこない甘利明元大臣。舛添都知事が同じことをしたらどうなる?
甘利氏、安倍首相を「休ませて」 コロナ対応で疲労蓄積を心配
自民党の甘利明税制調査会長は16日のフジテレビ番組で、新型コロナウイルス対応のため、連続勤務となっている安倍晋三首相の疲労蓄積を心配した。「ちょっと休んでもらいたい。責任感が強く、自分が休むことは罪だとの意識まで持っている」と述べた。甘利氏は首相側近。12日に1時間近く2人で会談している。
首相は例年8月15日の全国戦没者追悼式に出席後、山梨県鳴沢村の別荘で静養に入るが、今年は東京都内の私邸に帰った。甘利氏は番組では「数日でもいいから強制的に休ませなければならない」と強調した。
野党の臨時国会召集要求は「首相を引っ張り出すためなら意味がない」と指摘した。
--世界はほとんどロックダウンだが、日本だけ今まで天国だ。失敗ならどう責任をとるか。(首相と尾身茂諮問委員会会長が)マスクをしていない特別の意味があるのか
「それが1点とですね、これは例えば最悪の事態になった場合、私は責任をとればいいというものではありません。まず、私たちが取ってる対策、他の国と違うではないかということでありますが、それは他の国々と比べても、感染者の方の数もですね、死者の数も桁が違う状況であります。さまざまな対策をとれば経済に大きなインパクトがあり、そのことによってダメージを受ける方々もいます。その見合いで判断をしなければなりません。もちろん専門家の皆さんが、必要であればわれわれは判断をする」
「そこで、海外の例を見ればヨーロッパの国々と比べれば、はるかにこの感染者の増加のスピードは遅いわけでありますし、そして同時に、われわれは他の国と違ってクラスター(集団感染)対策というのが入っています。クラスター対策というのを早い段階からやってます。これ大変なんですが、このクラスター班っていうのは、現地に行って朝から晩までずっと、感染者が出れば、この人が接触した人をずっと追っていきます。その皆さんにはPCR検査をやっていただいて、クラスターを潰していくという形でやっている。これは日本の一つの特徴なんだろうと思いますし、これを評価もしていただいているんだろうと思います」
「ですから孤発の例が増えると、クラスター以外の例が出ているので、これなかなか大変だという。そういう判断も専門家の方が来ておられるということだと思います」
(尾身氏)「首相がおっしゃる通りで、私の方からは、外国の場合と比較して、日本がここまでですね、これからまたわからないので、今、緊急事態宣言を出したんですけど、それまでに何とか持ちこたえてきたのは3つの理由があると思います」
「1つはクラスター対策、日本だけというわけじゃないですけど、自分が初期の頃からやっている。それから、これは国民の健康意識、これ2009年の新型インフルエンザのときも、世界で死亡率は、10万人あたりまではもうひと桁違うぐらい少なかったという意味で国民の健康意識。それから3つ目は、もちろん日本の医療制度にもさまざまな課題がありますけども、比較的しっかりした医療制度で、コロナ感染が疑われたような人は、かなりの部分がシステムに探知されて、PCRも完全ではないんですけど多くの人にされて、必要な治療が今のところ与えられてきたということが、これまで持ちこたえてきた理由だと思います」