これほどテイノウな政治家に、こんなことを言わせておいたらダメ。
日本維新の会の馬場代表に「立憲民主党をまずたたきつぶす」とまで言われ、「品のない下劣な発言だと思います」と弱弱しく反論する立民の泉健太代表が「維新とそんなに差がない」と言っていた過去を忘れない
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ロイターもなんでこんなやつにインタビュー申し込んじゃったんだろ、と後悔したと思うのですが、日本維新の会の馬場博幸代表がロイターのインタビューに答え、維新が党として政策提言した「核共有(核シェアリング)」の議論を進めるべきとの考えを改めて示し、しかも、核共有が岸田文雄首相が目指す核廃絶につながると説明したというんです(呆)。
ロイターによると
『馬場氏はロイターに対し、核拡散防止条約(NPT)で保有を認められた5大国が他国と核を共有できるようにすれば、「新しく核を作らせないという道に進むと思う」と説明。
「核保有国以外は絶対持ったらいけないと言うから、作ろうとする国が出てくる」と語った。』
というのですが、核共有が認められたらインドやパキスタンや北朝鮮やイスラエルが核兵器を開発することはなかったというのですか?
じゃあ、例えば、北朝鮮は中国の核兵器を共有できていたら核兵器を作らなかったと言うわけですか?
んなわきゃねえだろ!!!
馬場代表は
「核シェアリングを議論することが、核廃絶へ向けた1つの通過点になる」
「できれば、日米韓で(議論を)やったほうがいい」
と言ったというのですが、これまで核兵器を保有していない韓国や日本が米軍と核を共有するようになったら、なぜ核廃絶が進むのか、維新の脳内妄想だけは全く意味が分かりません。
松井一郎前代表の頭の悪さも相当でしたが、馬場代表に至ってはまさに「異次元おバカ」としか言いようがありません。
日本維新の会の馬場伸幸代表(右)から国家安全保障戦略などの改定に対する提言書を受け取り、言葉を交わす岸田文雄首相=国会内で2022年12月7日
防衛費総額を5年で43兆円(1年平均8兆6千億円)に激増するよう指示をした岸田首相に、日本維新の会が「GDPの2%まで引き上げることは不可欠」「反撃能力は司令部なども対象とすべき」と右から追撃。
そもそもNPT条約は、条約草案がほぼ固まった1967年の時点ですでに核兵器を保有していたアメリカ・ソ連(現在のロシア)・イギリス・フランス・中国の5カ国を核兵器国と定義して、彼らの核保有だけを適法とする不平等条約です。
それでも国連加盟国のほとんどの190か国が加盟しているのは、核保有国が増えない方がいいには決まっているし、彼ら核保有国に核軍縮義務が課されているからなのです。
そしてこの条約の第1条は核兵器国に対して
『締約国である各核兵器国は、核兵器その他の核爆発装置又はその管理をいかなる者に対しても直接又は間接に移譲しないこと及び核兵器その他の核爆発装置の製造若しくはその他の方法による取得又は核兵器その他の核爆発装置の管理の取得につきいかなる非核兵器国に対しても何ら援助、奨励又は勧誘を行わないことを約束する。』
と義務付け、第2条では非核兵器国に対して
『締約国である各非核兵器国は、核兵器その他の核爆発装置又はその管理をいかなる者からも直接又は間接に受領しないこと、核兵器その他の核爆発装置を製造せず又はその他の方法によつて取得しないこと及び核兵器その他の核爆発装置の製造についていかなる援助をも求めず又は受けないことを約束する。』
と規定しているので、維新の会と馬場代表が主張している核共有がNPT条約に反していることは明らかです。
【#安倍晋三が諸悪の根源】かつて安倍晋三元首相が提言した「核共有」はロシアによるベラルーシへの戦術核兵器配備とまったく同じ。安倍氏と核共有で盛り上がった維新の橋下徹氏はロシアの蛮行にまた沈黙(呆)。
ちなみに、米国はNATO加盟国のうちドイツ、イタリア、ベルギー、オランダ、トルコといわゆる「核共有」しており、この5カ国には戦闘機に搭載可能なB61核爆弾が約100発あると推定されています。
イタリア、ベルギー、オランダは1949年からの原加盟国で、トルコが1952年、西ドイツは1955年の加盟後、それぞれ核シェアリングを受けました。
米国と5か国のこの核共有は1967年以前からなので、法の不遡及適用の原則によりNPT条約は適用されず、アメリカとこれら5か国の核共有はNPT条約違反ではないと説明されてきています。
したがって、アメリカが日本と核共有をする余地は全くありませんし、アメリカも応じられないのです。
チンピラ音喜多政調会長らも核共有をめぐる法秩序の基本を全くわかっていない。
英国からウクライナへの劣化ウラン弾の供与を「核の成分を使い始めた」と称して、ロシアがベラルーシに戦術核兵器を配備するのはNPT条約違反。ロシア自身が劣化ウラン弾を保有・使用しているのに言語道断だ。
維新の核共有の議論は安倍晋三元首相の猿真似です。7月8日には安倍氏が殺害されてから1年を迎えるので、また悪目立ちしたい維新が安倍氏の核共有の議論を持ち出したというのが真相です。
2022年2月24日にロシア軍がウクライナへの侵略を開始した時点から、プーチン大統領が24日の演説で
「ロシアは世界で最も強力な核保有国の一つだ。わが国を攻撃すれば壊滅し、悲惨な結果になることに間違いない」
と核兵器による威嚇をしていることを安倍氏は逆利用して、フジテレビでアベ友で維新創設者の橋下徹氏を相手に、早くも2月27日のフジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」で
『核の問題は、NATOでも例えば、ドイツ、ベルギー、オランダ、イタリアは核シェアリング(核共有)をしている。自国に米国の核を置き、それを(航空機で)落としに行くのはそれぞれの国だ。これは、恐らく多くの日本の国民の皆さんも御存じないだろう。日本はもちろんNPTの締約国で、非核三原則があるが、世界はどのように安全が守られているか、という現実について議論していくことをタブー視してはならない。』
と、日本も核共有の議論をすべきだと言い募ったんですね。
だからNPT条約発効前からの核共有にはNPT条約が適用されないんだってば!
世界で広がる戦争に反対する民衆の声を無視し、平和を求める国際世論と市民を無駄だと言い切って日本に核武装を勧める安倍元首相と橋下徹氏はもっとも有害な政治家と評論家だ。
この安倍氏の暴言に呼応して、橋下氏が無責任に
『日本でもこれから核シェアリングの議論をしていくべきだ。NATO加盟国(の一部)は現実に核シェアリングをしており、ロシアは簡単には手を出せない。核は絶対使ってはいけないが、議論は必要だ。』
ともろ手を挙げて核共有の議論を日本でも進めることに賛成し、それに松井一郎前維新代表が悪乗りしたのですが、日本がアメリカの核兵器共有することになったら、NPT条約に反するだけではなく、国際条約である原子力協定(国際原子力機関=IAEA保障措置協定)にも反しているのでIAEAの査察に引っかかることになりますよ。
これだけでもう完全な国際法違反です。
しかも、核共有は国内法的には最高法規である日本国憲法9条にも反して違憲ですし、日本の国是である非核三原則に反します。
それどころか、日本が米国と核共有したら原子力の利用を平和目的に限る国内法の原子力基本法にも反することになるのです。
核共有ほど国際法的にも国内法的にもコッテコテに違法な行為はないわけで、日本ができるわけがないんです。
安倍晋三元首相が安倍派会合でまた国際条約・国内法違反の「核共有」の議論をしなければならないと言い出した。「大切な政治判断を誤ることがあってはならない」からと総理大臣を辞めた安倍氏はもう黙っとれ!
大久保賢一弁護士(日本反核法律家協会会長)がウクライナ危機に乗じる核共有論者や非核三原則見直し論者を弾劾する。「彼らは、人類社会に死をもたらす死神の手先なのだ」。
というわけで、維新は自分たちこそが安倍晋三氏の真の後継者だとばかりに極右ぶりを発揮したわけです。
馬場氏はまだ安倍晋三氏の悪の遺産で食おうとしているわけですが、5つの核保有国がいろんな国と核共有するとなぜか核廃絶が近づく、核共有が核廃絶につながるというぶったまげるような飛躍した話は橋下氏や松井氏でさえ思いつかなかったことで、馬場氏の維新脳の進化ぶりには驚きました。
安倍元首相と橋下徹氏の「核共有」構想は非核三原則違反であるばかりか、憲法にもNPT条約にも原子力基本法にも反する違法行為。ところが松井一郎代表が「非核三原則は昭和の価値観」と言い出した(笑)。
【#維新は日本一の悪党】日本維新の会が安倍元首相の「核共有」構想に共鳴して、非核三原則見直しと原発再稼働の議論を岸田政権に正式提案。そんなことより維新は全国最悪の大阪のコロナ死者をなんとかせえ!
【#維新は日本一の悪党】日本維新の会が岸田政権に「核共有」の議論を求める提言。防衛費をGDP2%に倍増することも要求。無能な維新は余計な事は考えずコロナ死者最多の大阪の問題に取り組め。
馬場代表はインタビュー後半では、なぜか殺傷能力のある防衛装備品移転には反対しているのですが、橋下氏時代からコロコロ言うことが変わるのでコロコロ王子と言われた政党なので、全く信用できません。
たぶん、自民党右派よりさらに極右なことを言うタイミングを狙っているのでしょう。
それか、何も考えていないか(笑)。
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[東京 29日 ロイター] - 野党第一党を伺う勢いの日本維新の会・馬場伸幸代表はロイターとのインタビューで、党として政策提言した「核共有(核シェアリング)」の議論を進めるべきとの考えを改めて示した。核共有は拡大抑止を強化する安全保障政策の1つだが、岸田文雄首相が目指す核廃絶につながると説明した。
維新は2022年3月、核共有の議論を政府に提言。ロシアがウクライナに侵攻し、核の使用を示唆した直後のことで、米国の核の傘による拡大抑止力を強化する趣旨だった。
当時の松井一郎代表から職を継いだ馬場氏はロイターに対し、核拡散防止条約(NPT)で保有を認められた5大国が他国と核を共有できるようにすれば、「新しく核を作らせないという道に進むと思う」と説明。「核保有国以外は絶対持ったらいけないと言うから、作ろうとする国が出てくる」と語った。
北朝鮮が弾道ミサイルの発射を繰り返す中、韓国では核開発論が急速に高まったが、今年4月に尹錫悦大統領がバイデン米大統領と会談。弾道ミサイル搭載可能な米原子力潜水艦を韓国に派遣することなどを柱とした「ワシントン宣言」に合意した。韓国国内に核を配備するわけではなく、厳密には核共有と異なるが、宣言には韓国が独自の核開発兵器計画を追求しないという誓約が含まれた。
馬場代表は「核シェアリングを議論することが、核廃絶へ向けた1つの通過点になる」と指摘。「できれば、日米韓で(議論を)やったほうがいい」と述べた。
馬場氏は、与党の自民党と公明党が議論をしている武器輸出規制の見直しにも言及し、焦点となっている殺傷能力のある防衛装備を輸出できるように運用指針を変えることには反対する立場を表明した。
馬場代表は「(日本は)大人の国家ではない。自分のところは軍隊もないわけで、世界が当たり前に身に着けているいろんなことが日本にはない」と説明。まずは憲法に自衛隊の存在を明記するべきだとした。「それがないのに無理に防衛装備品など提供し始めると、ひずみが出てくる」とした上で、ウクライナについて「本来は停戦に向けて汗をかくべきだと思う」と述べた。
日本維新の会は、2010年に結成した地域政党・大阪維新の会が源流。選挙を重ねるごとに関西以外でも勢力を拡大し、今年4月の統一地方選で躍進した。
◆「決定的行動に臨まざるを得ない」と金与正氏
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ウクライナで四苦八苦?しているロシア軍には台湾や日本に軍を回す余裕はないわけですし、そもそも『ロシアの侵略』と『中国が台湾に武力侵攻するかどうか』は全く別問題ですよね。
岸田氏は『アメリカに忖度して、“台湾市民が望まない”(中国もわりに合わない武力侵略はしない)台湾有事への参加を表明するとか本当にポンコツですね。
(※そそのかしたバイデン政権は岸田政権以上のクソですが)
本論に戻って、核シェアリングは『アメリカの都合で日本が核兵器を使わされる』という日本独自の核武装(それも大いに問題ですが)よりもさらに下策のどうしようもない選択です。
こんな『日本を破滅にしか導かない』ポンコツなことを誇らしげにコメントする馬場代表は政治家にしてはいけない人物ですね。
※※『敵基地攻撃能力』それも核武装が何を意味するかを『国連敵国条項』を一から勉強しなおすことでしっかりと学ぶことを馬場氏にはお勧めしたいですね。
ちなみに日本に『絶対に独自核武装をさせたくない』バイデン政権が馬場代表や自民党の『自称保守派』の政治家たちをそそのかしている可能性も十二分にあると思います。
https://news.yahoo.co.jp/articles/163030bf4a5a468928021bea5ee26555f0e4b746
☆バイデン大統領選挙キャンペーンの“ダシ”にされる日本…岸田首相また発言暴露されハラハラ
6/30(金) 日刊ゲンダイDIGITAL
◎ 米国のバイデン大統領がまた、岸田首相の発言を暴露してしまった。今度は台湾有事に関する発言で、「(ロシアの)18万5000人の軍隊が他国を侵略している。次は台湾ではないか」と岸田首相が述べたと、28日、支持者を前にした選挙集会で紹介したのだ。
もう顔つきからして、まともじゃないし、言葉のボキャブラリーも猿芝居・茶番劇・盆踊りと毎回、幼稚なワンパターン。
頭ん中も憲法改悪・核武装・カジノ位か(笑)
菅や萩生田と協力したいと自ら、偽野党・自民の子分であることを露呈する浅はかさ。
ある意味、チンピラ、ゴロツキ類いの集まりの維新の党首に適任でしょうね。
維新推しの河野太郎もそうですが、この馬場なんか見てると、この国の国会議員のあまりの程度の低さに辟易しますよ。