Everyone says I love you !

弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

海洋放出されているのは処理水ではなく放射能汚染水。東電の発表で、タンクに貯められている「処理水」の7割弱でトリチウム以外の62の放射性核種の濃度が排出基準を上回り、最大で基準の2万倍近くに及んでいる

2023年08月28日 | 福島原発事故

地球規模での環境問題に取り組む国際環境NGOであるFoE Japan(エフ・オー・イー・ジャパン)のHPより、トリチウム以外でも基準超えしている水の割合(2021年12月31日時点)。

これからもぜひ一日一回、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです!!!

 

 

 もういろいろツッコミどころが満載で、私なんかは怒りに震えたのが日本の全マスメディアが一斉に流したこの記事。

 今回の福島原発から海洋放出=海洋投棄される液体は、処理水なのか、放射能汚染水なのかという闘いについては、日本のマスコミは全部「敵」だと改めて覚悟を決めた瞬間でした。

東京電力福島第一原子力発電所にたまる処理水の海への放出を受けて、水産庁は原発周辺の海域で捕れた魚のトリチウムの濃度を分析した結果、検出できる下限の濃度を下回り、「不検出」だったと公表しました。

東京電力福島第一原発にたまる処理水の海への放出が24日から始まったことを受けて、水産庁は今後1か月程度、毎日、原発の10キロ圏内で捕れた魚に含まれるトリチウムの濃度を分析し、公表することにしています。

25日、放出後初めて、原発周辺の海域で水揚げされたヒラメとホウボウが、宮城県多賀城市にある施設に持ち込まれ、分析が進められていましたが、26日午後、結果が公表されました。

それによりますと、いずれもトリチウムの濃度は、1キロあたり10ベクレル程度としていた、今回、検出できる下限の濃度を下回り、放出前と変わらず「不検出」だったということです。

水産庁は、今後も原発周辺で水揚げされた魚について翌日か翌々日には分析結果を公表するとともに、より広い範囲で水揚げされた魚についても分析するなど、日本産の水産物の安全性に関する情報発信に努めたいとしています。

 

 

 まず、何に呆れたかというと、2023年8月24日に「処理水」の海洋放出を始めたのに、翌25日に福島原発周辺の魚からトリチウムが検出されるわけがないだろ!ということです。

 もし万一、そんなことがあったら、どれだけ濃いトリチウム液出しとんねん、ということでかえってその方が驚愕したと思います。

 これから1カ月程度は毎日水産庁が結果を報告すると言うのですが、大雑把に言って海水→プランクトン→小魚→中型魚→大型魚と進んでいく放射性物質の生物濃縮のメカニズムから言っても、そこから先が大事なんでしょ!と言わざるを得ません。

 それに、「処理水」の海洋放出は少なくとも30年は続くんですよ?

 東京電力の発表では、2021年5月の時点で、処理汚染水には約780兆ベクレルのトリチウムが含まれています。他方、原発事故前の2010年に福島第一原発から通常運転で放出されていたトリチウムは2.2兆ベクレルでした。

 これからその約350倍の量のトリチウムを30年以上かけて、つまり毎年平均して10個の福島第一原発分垂れ流し続けると言うことを忘れてはなりません。

日本の汚染水はトリチウムも含む他の核種もオールスターの排水」は不正確【ファクトチェック】|日本ファクトチェックセンター(JFC)

ファクトチェックする側が主張する「ファクト」が実はフェイクという、この問題の恐ろしさ。

日本ファクトチェックセンター『「日本の汚染水はトリチウムも含む他の核種もオールスターの排水」は不正確【ファクトチェック】』より

 

 

 しかし、この記事にはもっと根本的な、そして致命的な事実が隠されています。

 それは、水産物を検査している水産庁も海水を検査している環境庁も、「処理水」はトリチウム以外の核種はすべて除去しているということを前提に、トリチウムしか検査していない!ということです。

 これには驚きました。やはりあくまでも政府や東電よりも人の良いわたくしは、なんとなく検査は主要な放射性物質全部について行なうイメージでいたんです。

 なぜなら、東電の発表でも、ALPSで放射性物質を「処理」した後の「処理水」にはヨウ素129、ストロンチウム90、ルテニウム106、テクネチウム99、セシウム137、プルトニウム239、炭素14、カドミウム113mなど12種類の核種が残留しているからです。

 下の図は2018年8月に東電が行なった公聴会で示されたグラフなのですが、東電は卑怯なことに基準値以下のこれらの核種の残留量しか発表しませんでした。

 それでもトリチウム以外の放射性物質が除去されているというのは真っ赤な嘘なわけです。

 

トリチウム以外の放射性物質(左からセシウム137、ストロンチウム90、ヨウ素129、ルテニウム106、コバルト60、アンチモン125)について、ALPS処理後は基準内に収まっている時期のデータを使用している、という悪どさ。

 

 

 しかし、その当時にFoE Japanなど脱原発団体が福島原発沖の海水を出口調査したところ、ヨウ素129、ストロンチウム90などで、多くの基準超えが発生していました。

・ヨウ素129…(告示濃度限度:9 Bq/L)2015年4~9月では、既設ALPSで最大121Bq/Lを観測しており、増設ALPSでも基準値超えが続出。2017年4月~では、既設ALPSで最大27.83Bq/L、増設ALPSで最大62.24Bq/Lを観測
・ストロンチウム90(告示濃度限度:30 Bq/L)…最大141Bq/L(2017年11月30日)
・ルテニウム106(告示濃度限度:92.5 Bq/L)…2015年5月に告示濃度限度を超える値が頻発(最大1100Bq/L)

 

 そして、この指摘を受けて初めて行われたその後の東電自身の発表により、現在タンクに貯められている水の7割弱で、

トリチウム以外の62の放射性核種の濃度が全体として排出基準を上回っており、最大で基準の2万倍近く

に及んでいることが明らかになったんです。

 詳しく言いますと、当の東電自身の発表で、2018年8月上旬時点でタンクに保管されていた多核種除去設備(ALPS)で「浄化」したはずの89万トンの「処理水」のうち、84%に当たる75万トン!に、基準を超えるトリチウム以外の放射性物質が含まれていた!というのです。

 しかも、このうち6万5000トンには、法令の100倍を超える放射性物質が含まれていました!!
 
 また、一部のタンクでは、最悪の放射性物質と言われるストロンチウム90などのレベルが基準の2万倍!!!に当たる1リットル当たり60万ベクレル!!!!検出されたんですよ。

 ね?

 海洋放出しているのは処理水ではなくて、まさに放射能汚染水でしょう?

 

 

 なぜこういうことになるかというと、通常運転している原発では燃料棒は被膜に覆われ、冷却水が直接、燃料棒に触れることはないのに対して、福島第一原発では冷却水と地下水がメルトダウンして下に落ちたデブリに直接触れています。

 むき出しの燃料棒に直接触れた水が流れ出しているのが汚染水だから、世界中のどの原発からでも出ていない放射性物質が汚染水には含まれています。

 ちなみにALPSでも処理できない核種のうち、11核種は通常の原発排水には含まれない核種で、まさにこれは原発事故で廃炉になった福島原発排水特有の核種なんです。

 だから、トリチウムしか検査しない日本の水産庁や環境庁の検査なんてナンセンスなんですよ。

 これで日本や世界の市民に安心してくださいと言うのはもう詐欺です。

環境庁のHPより。わかってるなら検査しろ!

 

 

参考記事 当エブリワンブログを「政治ブログの同志」と読んでくださる村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより

『こうして同じテーマの記事を連投していると、同志宮武嶺弁護士からは「汚染水放出に反対する村野瀬代表の怒涛のブログ記事(放出開始の8月24日から3日間でもう5本!」とのお言葉をいただきますが、書いても書いても書いておくべきことが次々に出るのでそうなるのは仕方ないですね。

一人で書いても追いつかないけど、宮武嶺さんには次のような連投記事で先を越されていますので、自分で全部書かなくてもよいという安心感が半端ないです。感謝しております。運動は一人でやるものではなく、必ず同志がいます。ありがたいことです。』

村野瀬代表!わたくしも全く同じ気持ちです!!

「『処理水』『放出』賛成者」の使う「科学的」という言葉についての苦情 #StopFukushimaWaterReleaseNow #DontReleaseTEPCOWater #汚染水の海洋放出に反対します

 

 

 

 

山本太郎 れいわ新選組代表」オフィシャルサイト | 2023.5.24 東日本復興特別委員会「トリチウム水?いいえ「汚染水」です」

恐ろしいのは、東電からは全タンクに保管されている134万トンの汚染水の中に、いったいどの核種がどれくらいの絶対量あるのかということが発表されていない事。

発表されていないというより東電も検査もできないしわからないんです。

例えば半減期30年のストロンチウム90なんて、カルシウムと似た構造なので、人間の体に取り込まれると骨に吸着してゼロ距離で内部被ばくを起こすんです。

放射線の影響力は被爆する内臓との距離の2乗に反比例するので、量が微量でも内部被ばくだと莫大な細胞の遺伝子破壊を起こします。

つまり骨肉腫や白血病になると言うことが知られています。

れいわ新選組の山本太郎代表を「非科学的」だとディスった動画が話題のホリエモンは、こういう勉強はしているんですか。

『いくら薄めたって全量を海に流すなら投棄される放射性物質の量は同じ。堀江貴文も報道業者も気づかないのか。 #汚染水の海洋放出に反対します』

内部被曝の恐怖カテゴリー(48)

これからもぜひ一日一回、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです!!!

 

 

水産庁調査、トリチウム「不検出」 福島第1原発周辺の魚介類

処理水の放出が始まった東京電力福島第1原発=2023年8月24日午後1時7分、幾島健太郎撮影

 水産庁は26日、東京電力福島第1原発の周辺海域の魚介類に含まれる放射性物質トリチウムの測定結果を発表した。ヒラメとホウボウの計2検体を検査した結果、いずれも「不検出(検出限界値未満)」だった。

 採取場所は漁業者が操業を自粛している同原発の半径10キロ圏内で、同原発の沖合1キロに設置された原発処理水の放出口から南北に4~5キロ離れた2カ所。24日朝に刺し網を仕掛けて25日朝に回収。宮城県内の研究所で分析した。

 水産庁は処理水の海洋放出後1カ月は原則として毎日2検体を分析し、結果を翌々日までに公表する。その後は分析の頻度を落とし、年度内に180検体の調査を目指す。国内外の風評被害を防ぐ狙いがあり、英語でも発信する。【山下貴史】

 

 

処理水放出後の海水、トリチウム検出下限値未満 環境省分析結果

 東京電力福島第1原発の敷地内に並ぶ処理水の保管タンク=22日

 環境省は27日、東京電力福島第1原発の処理水放出開始翌日に同原発沖で採取した海水の放射性物質トリチウムの濃度は、検出限界値を下回ったと発表した。福島県が採取した海水からも検出されなかった。東電や、魚を対象とした水産庁の調査でも同様の結果が出ており、政府は、水産物の輸入を停止した中国などを念頭に引き続き安全性を強調する。

 環境省は25日朝、原発から40キロ圏内の11カ所で海水を採取。うち3カ所ではセシウム137なども測定したが、いずれも検出されず、人や環境への影響がないことを確認したとしている。西村明宏環境相は「客観性・透明性・信頼性の高いモニタリングを徹底していく」とのコメントを発表した。環境省は当面、毎週分析を実施する。

 福島県が25日に原発から5キロ以内の9カ所で採取した海水のトリチウム濃度も検出限界値を下回った。県はこれまで1カ月に1回程度実施していた海水分析の頻度を上げる方針。

 水産庁は原発沖で25日に網で取ったヒラメやホウボウを調べ、26日にトリチウム濃度が検出限界値未満だったと公表している。(共同)

 

 

 

[東京 12日 ロイター] - 東京電力9501.Tは、福島第1原発の事故処理作業で発生した汚染水を浄化してきたが、この汚染水の中に法令基準を超える放射性物質が含まれることが明らかになった。ロイターの取材に対し、同社が回答した。

東電はこの事実について、今月1日に経済産業省の委員会で報告し、謝罪しているが、原子力規制委が処理水の海洋放出に肯定的な意思を示しているだけに、地元の漁業関係者だけでなく、広範な関係者の反発を招く可能性がある。

東電はこれまで浄化装置を使った汚染物質の除去作業で、トリチウム(三重水素)を除く放射性物質が、原子力規制委員会の定めた基準値未満になっていると繰り返し説明してきた。

東電によると、8月上旬時点でタンクに保管されていた多核種除去設備(ALPS)で浄化した89万トンの処理水のうち、84%に当たる75万トンに、基準を超えるトリチウム以外の放射性物質が含まれていた。

このうち6万5000トンは、法令の100倍を超える放射性物質が含まれていた。また、一部のタンクでは、人体に有害なストロンチウム90などのレベルが、基準の2万倍に当たる1リットル当たり60万ベクレル検出された。

東電は、福島第1原発で発生する汚染水からセシウムなど62種の放射性物質をALPSで除去するよう処理した後も、分離できないトリチウムを含む水を同敷地内のタンクに貯蔵してきた。

ただ、 最終的な処理方法は決まっていない。汚染水は時間の経過とともに増大しており、いずれかの段階で、福島第1原発の敷地内で貯蔵し切れない可能性が、汚染水問題に詳しい専門家らから指摘されていた。

トリチウムは最も毒性の弱い放射性物質の1つと考えられており、東電による廃炉作業を監督する原子力規制委員会は、一定濃度以下で海に流しても魚や人体に影響は及ばないとして、海洋放出すべきとの見解を示している。

しかし、地元の漁業協同組合は、海洋放出に反対の姿勢を続けてきた。今回の基準値を超える放射性物質の検出により、さらに反対姿勢を強める可能性があるとみられる。

この基準値超えの物質検出に対し、東電の広報担当者は、環境放出が決定した際には、処分前にタンクの水を再浄化して、国の排水基準値未満まで放射性物質濃度を下げる方針だとロイターの取材に対して述べた。

アーロン・シェルドリック、月森修 編集:田巻一彦

 

 

 東京電力が福島第一原発の視察者に、放射性物質のトリチウムが検知できないうえに、セシウムについても高濃度でないと反応しない線量計を使い処理水の安全性を強調する宣伝を繰り返していることが本紙の取材で分かった。専門家からは「処理水の海洋放出に向けた印象操作と言われても仕方ない」と批判が出ている。(山川剛史)
「処理水を測ってみますが、メーターは振れません」。処理水のサンプルに線量計を当てて説明する東京電力の担当者(一部モザイク処理)=福島県大熊町の福島第一原発で

「処理水を測ってみますが、メーターは振れません」。処理水のサンプルに線量計を当てて説明する東京電力の担当者(一部モザイク処理)=福島県大熊町の福島第一原発で

 処理水は、原子炉内に溶け落ちた核燃料の冷却で出た高濃度汚染水を少なくとも2回除染し、基本的には微弱なベータ線を発するトリチウムを含むだけの状態にしたもの。トリチウムは除染設備でも除去できない。
 視察ツアーでは、放出基準の約15倍のトリチウムを含む処理水入りのビンにガンマ線のみを検出する線量計を当てて反応のない様子を示す。東電によると2020年7月から約1300団体・1万5000人に見せている。本紙は先月14日の取材時に説明を受けた。
 担当者は、建屋の高濃度汚染水に含まれる放射性物質のうち、ガンマ線を発するセシウムなどは除去し、処理後の水は周囲の放射線量と同等になっていると説明したが、ベータ線用の測定器を使っていない以上は「線量計を反応させるほど高濃度のセシウムは含まれない」ことがいえるにすぎない。
 元京都大複合原子力科学研究所研究員の今中哲二さんは「トリチウムのエネルギーは弱い。ろ紙などに染み込ませてベータ線測定器を当てても、反応は出ないだろう」と指摘。東京大大学院の小豆川しょうずがわ勝見助教(環境分析化学)は「科学的には全く無意味。ガンマ線はセシウムだと1リットル当たり数千ベクレル入っていなければ線量計は反応しない。セシウムが放出基準(同90ベクレル)の数十倍入っていても『ない』印象を与える」と話した。
 東電は取材に「実演は、外部被ばくで人体に影響を及ぼすガンマ線が低減されていることを説明するのが目的。ベータ線を発するトリチウムが、放出基準値を超えていることも説明している」と主張。実演のあり方については「さまざまな工夫をしながら取り組む」と述べるにとどめた。

◆解説 本当に処理水への理解を得る気があるのか

 東京電力が、福島第一原発の処理水の安全性をアピールする実演で、放射性物質のトリチウムが検知できない線量計を使っていた。東電は以前にもマスコミ向けに非科学的な実演をして問題になった。同じ実演を多くの視察者に見せ続ける東電の姿勢には、本当に処理水への理解を得る気があるのか疑わざるを得ない。
福島第一原発の処理水タンク=2021年4月撮影

福島第一原発の処理水タンク=2021年4月撮影

 専門家が指摘する通り、東電の実演では、ベータ線についてもガンマ線についても、何ら検証をしたことにならない。確認のため、記者が放出基準の約19倍の放射性セシウムを含む水に、実演で使われたのと同機種の線量計を当ててみたが反応はなかった。
 にもかかわらず、こんな手法で処理水の安全性を強調したのでは「印象操作」「うそ」と受け取られても仕方ない。最近の一般向け視察で実演を見せられた福島県南相馬市の女性は、本紙の取材に「東電への不信感がまた強くなった」と話した。
 福島第一原発の汚染水の処理で、東電は漏水事故を繰り返さないよう耐久性のある溶接型タンクを造り、ためている水も現在の技術でできるだけリスクを減らす努力をしてきた。現地で愚直に努力を続ける姿を見せることが、処理水への理解を得る最も近道だろう。(山川剛史)
 
 

これからもぜひ一日一回、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです!!!

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「処理水」=放射能汚染水の... | トップ | 政府と東京電力の説明にまん... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
岸田フミョーの致す所 アラカルト (時々拝見)
2023-08-28 12:46:26
(自民・東電)関係者の・処分は行わない。でしょうね。
寄り添う→それはストーカー、もしくは、公安?が日本共産党に寄り添ってるようなもの。日本共産党はこんなに良い事やっているという報告をだしているようですが。
フランスや中国は三重水素をもっと出している話→先に言って抗議するとか考えなかったとは?
中国の全面禁輸に対する農水大臣の「大変驚いた全く想定していなかった」→こっちの方が驚きました。
返信する
アルプスが除去できるのは『ごく一部の種類の放射性物質だけ』 (ロハスな人)
2023-08-28 19:20:46
☆2万倍がよく話題になるが、それはストロンチウムだ。
いいのか。(他に、数倍、数十倍、数百倍、よりどりみどり実は200種以上(アルプスの対象としているのは63種だが、それについて言っている)だ。) >

 日本“インチキ政府”は相変わらず放出後の海水は『トリチウムは大丈夫です』とか、“寝言”を言っていますね。

 本質は『膨大な種類の大量の放射性物質』なのですが、岸田政権の面々はそれを本気で隠蔽できるとか思っているのでしょうかね?

※思っていないからこそ、『緊急事態条項』等々の『国民をごまかして統治するシステム』を“ナチスの手口を見習って”導入しようとしているわけですから…。

※※リンク先の北川さんのタイムラインは時々?『陰謀論すれすれの危険物』が流れてくる危険な場所です。
 さらに問題なのは『情報発信されるときは必ず“裏どり”をされる』ようなので、『どう見ても違いそう』なコラムでも簡単に否定しにくいことです。
 ということで、しばしば、北川さんのコラムは『判定不能で保留』していますが、しばしば『超効果的な劇薬』が入っているのでよく参考にさせていただいています。
 こと、汚染水関連に関しては『アルプスの限界』 ➡ 『汚染水は絶対に環境に放出してはいけない』ことをこれくらい簡潔に説明したコラムはないと思っています。

https://www.facebook.com/kitagawa.takashi/posts/pfbid04z5c1BpQAwNWoEXQpBPF4oSRuW3bPHqgQtrc2LKoYHJJCmGVenLf5Cc7U1PAFw1Tl
☆北川 高嗣さんFacebook投稿より

◎まあ、「完全にブロック」の時も、
アベシ以外誰もそんなことは言っていなかった。(東電のフェローは明確に否定していた。)

今回も東電は、アルプスで、トリチウム以外は存在しない、などと誰も思っていないし言っていない。
2018年に、こう言って(東電公式発表に多くの環境団体が問題点を指摘)、その後どうなったか、誰か知ってんのか?

2万倍がよく話題になるが、それはストロンチウムだ。
いいのか。(他に、数倍、数十倍、数百倍、よりどりみどり実は200種以上(アルプスの対象としているのは63種だが、それについて言っている)だ。)

アルプス、誰が作ったの?
マイナと同じとこでっせ?
オペレーションちゃんとしてるの?

フランスのアレバは、日本の使用済み核燃料を預かって処理しており、絶対的な信頼を持っていた。
そこに、除染装置頼んだよな。
それ、どうなった?(はちゃめちゃだった。除染しないし、停止しまくり。300億円、捨てた。)
「2011年6月、フランスのアレバ社の除染装置が321億円かけて導入された。」
アルプスの水は飲んでも大丈夫、むしろ体に良い、
と、製作者(東芝だぜ、あの、東芝。WHC買わされて潰れた、東芝。)に言わせてみろよ。(言ってみたところで誰が信じるよ。)

だから、アルプス水は、トリチウムだけ、とか言ってんのは、キッシーだけ。責任取ると言ってんのもキッシーだけ。東芝が言ったら、潰れんだろ。

海外勢が、呆れ返っているのは、日本の情弱が一斉に、トリチウム、諸外国が流してんだろ、と何もわかっていない。(使用済み燃料とかではなく、生の(まさに現役の発電中であったRadioActiveな)核燃料まみれの水でっせ。いくらなんでも一緒にすんなよ。)

《写真》これ以降のアップデート(トリチウム以外存在しません)があれば、是非ともお示しください。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

福島原発事故」カテゴリの最新記事