ドル/円が14年ぶりに86円台へと下落した。市場では、ポジションの傾きをはじめ
さまざまな要因が指摘されているが、最も大きかったのは、米連邦公開市場委員会
(FOMC)の議事録で示された中身だろう。
米連邦準備理事会(FRB)が24日に公表したFOMC議事録では、これまでのところ
ドルの下落は「秩序のある(orderly)」動きであると言及した。
市場関係者の多くは「米通貨当局がドル下落を容認した」(邦銀関係者)と
受け止めた。
最近、市場関係者の中でささやかれているシナリオでは、米当局が緩やかなドル
安を容認し、輸出主導で景気の回復を目指す。バランスシート調整に苦しむ個人
や米企業の現状を見れば、米国の内需主導で景気を回復させるのは難しく、ドル安
をテコに輸出拡大で米景気を離陸させる。その間、超低金利政策は持続され、
ドル安の基礎的な構造をサポートする──という思惑だ。
さらに日本や中国で円や元の通貨高圧力が高まれば、介入が実行され、
ドル買い/円売りで増えたドルは、米国債購入に向かい、ドル安で
不安視される米債急落懸念を緩和させることにもなる、という筋書きが
あるのではないか、という観測だ。
だが、相場は得てしてオーバーシュートする。緩やかなドル安が急激なドル安にいつ
変化するのか、だれにもわからない。ドルの天井が崩れてきたと感じた時に
「米国債を買うお人好しはいない」(別の邦銀関係者)だろう。
米国の金融情勢に詳しいある市場関係者は「米国のやっていることは危険な
賭けではないか」と指摘する。
リーマンショック後の金融危機は、表面上はいったん改善に向かっていると見られて
いたが、ドル安という新しいフェーズに突入した可能性が高い。
これが「ドル危機」に発展する日が来るのかどうか。米政策当局の本音を
のぞいてみたい。
(写真/ロイター)
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アメリカは、ドル高/円キャリー取引で円安→日本の輸出振興/日本の米国債
投資でアメリカは金融で稼ぐ を逆転させて、今までの日本のやり方と
同じ ドルの低金利でドルキャリー取引でドル安→アメリカの輸出振興
しかも、ドル安、円高、元高におびえる日本や中国の米国債の購入による
為替介入も狙っているようだ でも、ドル安は続き、暴落も予想される中、
為替介入で米国債を買うのはリスクが大きい それに、一度買ったら最後、
アメリカは日本に返すつもりもない もう、IMFのSDRとかにして
しまったら? もう、アメリカが日本の真似して、ドル安で輸出を狙うようなら、
ドルの基軸通貨を支える必要はないのかも?? それとも、お人よしな
日本人が脅かされて米国債を 買いささえるのか???
アメリカも、こんな対策では、ドル暴落が早まる可能性もある訳で、
そこは、ユダヤ金融の国だから、なにか秘策があるのか??
どうする? 日本!!