断捨離な日々

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縄文からの日本文化が興味深い

「坂の上の雲」の映像化を拒否していた司馬遼太郎

2009-12-07 | 政治・社会

NHKで、「坂の上の雲」が始まった。

ネトウヨで喜んでいるのも多いようだけど、司馬遼太郎は、この作品が

生前、映像化されるのは、拒否していたようで、 戦争を美化する

映像になる可能性が高いからだ

私は、秋山真之という参謀の日露戦争での非常に冷静な判断が

あったからこそ、かろうじてロシアに勝てたという事実と、国際法を

守っていた日露戦争と、でも、その戦勝に奢って、乃木将軍をまつりあげ

精神論だけで 太平洋戦争に向かって暴走していったその後の軍部とは

まったく違うという事実を見て欲しいと思う。 冷戦も終わり、

どこか、その頃の世界に戻ったような世界情勢もあるけれど、

平和と国際秩序を守り、軍事ではなく、政治等での秋山真之のような冷静な

判断が これからの日本には求められていく事が必要だと思う。

日露戦争までの冷静な国際情勢の判断が失われ、その後の軍部の暴走を

繰り返す事だけはしてはいけないという事ははっきりしているし、また、

司馬遼太郎は、戦争を美化するのを拒否していた事実を受け止めて、この作品を

見て欲しいと思う。

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